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中日は規定の3時間半を超えた延長10回に2四死球と井端の安打で1死満塁とし、打席には藤井。「打たせてもらえることが、ありがたいと思って打席に入った」と、山口の抜けたフォークボールを振り抜くと、鋭い打球が右翼線に転がっていった。今季38試合目(先発は5試合)の出場にして初打点、プロ7年目で初のサヨナラ打だった。

試合後のお立ち台ではカミングアウト。実は4月1日に第1子となる長男・幹大(かんた)君が誕生したが「仕事の方で活躍していないので」と公表を控えていたのだ。「私事ですが、4月1日に長男が生まれまして、とにかく格好いいお父さんになりたかった。1週間も遠征に出ると、会いたくて仕方ない。親バカまっしぐらです」。そう報告すると、3万2849人の観衆から万雷の拍手が起こった。
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ソフトバンク・明石が9回2死、左腕・乾に対して19球、8分42秒も粘り、47年の松井(太陽)に並びプロ野球の1打席で最多の球数を放らせた。2リーグ制以降では最多を更新した。

ファウルを15球も打ち、19球目に四球を選んだ。明石は「長かった。何で仕留められないんだろうと思った」と話し、鳥越内野守備走塁コーチからは「“前に飛ばないTシャツ”を明日から発売やな」とからかわれた。

乾は「相手は左打者なので、抑えるのが自分の仕事。勝負にいきました。そんなに投げたんですね…」とビックリ。吉井投手コーチは「ワシが投手なら、面倒くさいから、とっとと歩かしている」と“名勝負”をたたえた。
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中日和田一浩外野手(40)がフルスイングで試合を決めた。延長10回1死。DeNA藤江の変化球を振り抜き左中間席に運んだ。今季6号ソロは自身今季2度目となるサヨナラアーチ。「芯を食ったのでさすがに『飛ばないボール』でも入ると思った」と笑顔で振り返った。
 今季2本目、通算5本目の劇弾。球団最年長記録を更新する40歳と17日目に放ったサヨナラ本塁打は、阪神・金本に続きリーグ史上2人目の40歳代での快挙だった。巨人、ヤクルトとの遠征試合で5連敗。首都圏での試合は2分けを挟んで15連敗を喫し、首位からも陥落して本拠地に戻ってきた。期するものは大きかった。

和田は言った。「(東京では)あれだけ負けているにもかかわらず、レフトスタンドにたくさんお客さんが入ってくれたし、僕らは勝っていくしかないので」
ナゴヤドームなら負けない。スコアボードに0が9個並んだが、和田の一振りが本拠での球団タイ記録となる12連勝をもたらした。
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ソフトバンク先発の岩嵜翔投手が5月6日以来となる今季4勝目をあげた。8回までは無失点におさえ完封ペースだったが、9回1死で失点を許し交代。志願して9回に登板していただけに「1点取られて情けなかった」と反省。それでも勝ち星に恵まれず中継ぎ転向などを経て、約2カ月ぶりにつかんだ勝利に「先発で勝てなくて悔しい思いをしたので、先発としてできるところを見せようと思った。つらい時期もあったのでうれしい」と喜びもひとしおだった。
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 持ち前の思い切りの良さを存分に発揮した。目下売り出し中の日本ハム・陽岱鋼が、本塁打を含む3安打3打点と大暴れ。チームの3連敗を防いだ。

三回に中前へ2点適時打。2点差に迫られた八回には、バックスクリーン左に3号ソロを叩き込み、再び流れを引き戻した。6月13日以来、リーグ戦再開後初本塁打に、お立ち台では「久々にホームランを打ててうれしい。完ぺきでしたね」とハイテンションで喜びを爆発させた。

レギュラー2年目の陽岱鋼は自らの責務を全うした。「チームは苦しくない。全力でやるだけ」。決して弱音を吐かない台湾出身の25歳が意地を見せた。
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ロッテ大松尚逸内野手(30)が先制弾となる3号2ランを放った。4回1死一塁から西武野上のスライダーを完璧にとらえ、右翼スタンド中段にまで運んだ。「体がうまく反応してくれました。完璧です。チームがこういう状況なので、先に点が取れて良かった。侑己(唐川)が戻って来ての登板で、ここまでも頑張っているので、いい援護が出来て良かった。今日はどんな形でもいいから勝たないといけない。負けられないですよ」と話した。
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 日本ハムの4年目・杉谷拳士内野手(21)が、プロ初本塁打を放った。6回1死、楽天川井貴志投手の134キロ直球を左翼スタンドへ運んだ。24日に1軍登録されたばかりで、この日も小谷野栄一内野手の負傷により、途中出場していた。今季初安打が記念すべき1発。「感触は『打った瞬間』というやつでした。マジ、うれしいです。でも、まだ負けているので、何とか跳ね返せるように頑張る。自分の場合はまず守備からしっかりとやっていきます」と、浮かれてはいなかった。
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2年目のソフトバンク柳田悠岐外野手が、プロ初安打を放った。2戦連続スタメンとなる8番右翼で起用されると、2回の第1打席、132キロの外角スライダーを左翼へ。「ホッとしましたし、打ってチームの力になりたいという気持ちが新たになりました。とにかくうれしいですね」と、プロ12打席目での初安打に笑顔だった。5回にも中越え三塁打を放ち、マルチ安打もマークした。

プロでの目標は『トリプルスリー』若き大砲候補は未来を見すえている。

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マリナーズの岩隈久志投手(31)が、メジャー初勝利を挙げた。16日(日本時間17日)のジャイアンツ戦で同点の6回に登板し、2回を無安打無失点。味方打線が6回に勝ち越し、11試合目の登板で白星が転がり込んだ。これで大リーグで白星を挙げた日本選手は30人目となった。10年オフにはアスレチックスとの移籍交渉が破談。今季は開幕前の不調から先発機会に恵まれない中、08年の沢村賞右腕が大きな一歩をしるした。


長く険しい道のりだった。10年オフにポスティング・システム(入札制度)でアスレチックスが落札したものの交渉が決裂。昨オフに結んだマリナーズとの契約は年俸150万ドル(約1億1900万円)の1年契約でア軍の提示(4年総額1525万ドル=約12億円)よりも大幅に下がったが「僕を必要としてくれるのを感じた」と決断し渡米した。しかし調子が上がらない。メジャー球への適応に苦しんだ。
リリースの瞬間ではなく、テークバックから腕を振る直前の「トップ」をつくる際に恐怖を感じていた。「球が抜けて飛んでいきそうになる」。滑るのを恐れ、球を強く握り過ぎて腕が強く振れなくなる悪循環に。次第に肘が下がり、フォームはバラバラに崩れた。しかし、ブルペンでの地道な調整で徐々に適応。5月下旬に「球が(低めに)下がりだした」と手応えをつかみ、今月は6試合で防御率0・93だ。


岩隈は試合後に、「メジャーリーグのレベルは、自分にとってこれまでとは異なるステージ。だからどんな状況だとしても最初の勝利はとても重要だし、とても嬉しい。でも、もし先発で勝利をあげられたら更に素晴らしいことだと思う」とコメントした。

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広島小窪哲也内野手が貴重な同点適時打を放った。8回に石原の代走として途中出場。1点差に迫った9回2死一、二塁での最初の打席で中前適時打を放った。

「打ったのは真っすぐ。必死ですよ。気持ちで打ち返しました」と興奮気味に話した。薮田から放った価値ある一打となった。東出のケガによる離脱で、相手投手次第ではスタメンでの出場機会も増えていきそうだ