参議院選挙が公示されました。世の中的には、自公政権が非改選議席と合わせて過半数を維持できるかどうかが焦点、らしいのですが、さて・・・
それなりに齢を重ね、一有権者として幾度となく投票してきた身として思うのは、「選挙における争点って何だろう」ということです。
●「争点」だって報道次第?
政党であれ個人であれ、掲げる政策が自分と100%一致するなんてことは有り得ません。
なので当然、自分の中で優先順位をつけ、その高い部分において支持・共感できる党なり個人なりを選ぶわけですし、実際選んできたのですけれども。
マスメディアの報道は、大抵の場合、そんな私の「気分」とはズレています。
前回の衆議院選挙では「政治とカネ」の問題が大きな争点とされましたが、私にとっては全然違ったし、多くの、殊に、いわゆる岩盤保守層にとっても違ったことでしょう。
「関心」と言い「争点」と言い、マスメディアが、そこへ持っていきたい問題であるに過ぎず、避けたい話題については報道せず存在しないことにしている、と考えた方が良いかもしれません。
●今回の「争点」は・・・
こちら、(マスメディアが伝えるところの)各党「公約」です。備忘録的な意味で。
(中日新聞7/2-23面)
報道各社にとっては、「物価高・関税・消費税(消費税減税)」「外交・安全保障」「政治改革(企業・団体献金の禁止)」「社会保障・選択的夫婦別姓等(選択的夫婦別姓)」辺りが関心事、というより、触れても問題ない事柄、なのでしょう。
●全国比例区、名称・略称、選挙公報
さて、ここからは、愛知県選挙管理委員会による基礎資料です。
まずは、政党名・略称。
そして選挙公報。猛烈個人的なコメントと合わせてどうそ。
日本誠真会:こんなところに吉野さん。改革ではない 戻すのじゃ
国民民主党:手取りを増やす夏。評判の良かったキャッチに「夏」がくっついた。
再生の道:教育を最優先 石丸伸二さんなあ・・・
参政党:日本人ファースト 三大項目「日本人を」で頭韻踏んでる。
れいわ新選組:あなたの納めた消費税の約61%は、法人税減税の穴うめ!
NHK党:トランプ大統領の移民政策に賛成・・・???
無所属連合:右も左もない自立した国へ。う〜ん・・・こんなところに内海さん。
日本維新の会:社会保険料から、暮らしを変える。そしてここには石平さんがいる。
チームみらい:政治の問題、テクノロジーで解決します。・・・はい?
日本保守党:今すぐ減税!! 百田さん、有本さん・・・減税の人は?
公明党:やると言ったら、やり切る。・・・ですか。
自民党:どうかあなたの一票を自民党へお願い申し上げます。 石破茂 くぅ。
社会民主党:ミサイルよりコメを! がんこに平和! ラサール石井さんがいる。
立憲民主党:物価高から、あなたを守り抜く あー、はあ・・・
日本改革党:日本人の日本人による日本人のための政治・・・照れ。
日本共産党:「人間の自由」が豊かに花ひらく社会をめざす・・・謎。
とまあ、こんなところです。
マスメディア報道に惑わされることなく、自分自身の中にある争点・関心に沿って投票しましょう。
と言っておいて、何なんですが・・・
●投票すれば良いってものでもない
こちら、うっかり購入してしまいました。
石丸現象、国民民主党旋風、齋藤元彦兵庫県知事の再選──。2024年は、選挙が大きな話題を呼んだ年でした。そして今年、「選挙の夏」が到来します。
6月22日に投開票された東京都議会選挙では自民党が「大敗」を喫しましたが、7月20日には参議院選挙が控えています。少数与党によって政権が運営されている現在の日本政治において、今回の参院選はきわめて大きな意味をもつでしょう。
他方で、いま私たちが論じるべきは、選挙の結果だけではなく、選挙のあり方そのものではないでしょうか。はたして、現在どれだけの国民が選挙に希望を見出しているでしょうか。
近年、「SNS選挙」という言葉がメディアで頻繁に取り上げられていますが、選挙を取り巻く環境や制度について、いまこそ真剣に考える必要があります。
本号では、このたびの参院選の意味を問う牧原出氏と中北浩爾氏の対談や、「SNS選挙」の虚実に迫る佐藤卓己氏と西田亮介氏の対談などを掲載しています。
特集2は「日米中露『ナンバー2』の研究」。世界的に注目を集めるアメリカのバンス副大統領をはじめ、中国、ロシア、そして日本における「ナンバー2」の実像や影響力に迫ります。そ
のほか、岡部伸氏によるイスラエルの諜報機関「モサド」元長官へのインタビューも必読です。
特集中「投票の棄権は悪と言えるのか」という論考は、むむむ、です。
ジェイソン・ブレナン著『投票の倫理学』が全国紙の書評で取り上げられるなど注目を集めている。投票を棄権することは「絶対悪」なのか⎯⎯。
同書の訳者の一人であり、倫理学・政治哲学を専門とする気鋭の研究者が「投票棄権」の意味について考察する
というもの。
小見出しだけ拾っておきます。
高い投票率は必ずしも「良い統治」をもたらさない
民主主義そのものを放棄すべき?
エピストクラシーか、民主主義か
(エピストクラシーという言葉には馴染みがありませんが、複数投票制・知者の拒否権の導入・参政権くじ引き制、といった類のものを取り入れた制度のこと、のようです。)
根拠のない投票は不道徳
リベラリズムと自由の擁護
確かにね、相対的に投票率が高かった選挙後は、政治状況としてむしろ混乱、混沌に陥ったことの方が多いかもしれません。
兵庫県知事選挙や、静岡県伊東市長選挙は、まさに、そういった事例になっていると言えそうです。
「投票の棄権は悪と言えるのか」、結びの一文です。
私個人としては、(非国民との誹りを受けるかもしれませんが)参議院選挙と同時に実施される、我が豊橋市の「多目的屋内施設及び豊橋公園東側エリア整備・運営事業」の継続の賛否を問う住民投票、の方が百万倍重要。
とにかく、国政与党(自民・公明)の悪評ばかりが飛び交う事態だけは勘弁してほしいです。
今日、豊橋市政混乱の原因となっている先の市長選挙は、衆議院選挙の2週間後だったのだけれども、いわゆる政治とカネ批判による自民・公明大敗の影響が少なからずあったと思います。
「本当の無所属」を謳った現市長が、共産党、れいわ、その他いわゆる市民団体に支持されていたのは公然の秘密であり、そこに、自公批判の浮動票が上乗せされての当選だったのですから。
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こちら、例によって思いの丈をぶつけている姉妹編。
「選挙の結果だからノーサイド」・・・今、彼の中で流行らしいです。
でもね、ノーサイドとか言うのなら、基本計画を決定した段階、あるいは契約を締結した段階こそがノーサイドだったんですよ。完璧ではなかったとしても、いずれも、議会制民主主義の手続きを踏んでのことですから。
そういう意味で、既にノーサイドだったにも係わらず、試合中の判定がどうとか、あのプレイがこうとか、細々ケチをつけ、結果を認めなかった。
あげく、無理筋・無責任な「再試合」要素を選挙に(こっそり)潜ませ、たまたま勝利した後で、「公約に掲げていた」「それで当選した」と(マスメディアと結託して)大々的に騙ったのがアナタでしょう。



















