いや〜、令和2年(2020年)は、コロナに始まり、コロナに終わってしまいました。

 

 

 

 

というか、これで終わってくれるんならまだ良いんですが・・・

 

「コロナ怖い」で得する人、「コロナ怖い」を利用する人、さらには「コロナ怖い」に酔っている人、色々いますから。

 

そういう人達にとって、新型コロナウイルス感染症が美味しい間は、来年もこの狂騒曲、続いていくんでしょうね。今からウンザリですわ。

 

 

ま、ともあれ「私的、今年の7曲 2020」、まいりましょうか。

 

 

⚫ ヴェラ・リン「We will meet again」 

 

 

4月頃でしたっけ、英国女王陛下が演説されまして。その中で触れた、とされる曲ですね。

 

この頃のワタクシ、新型コロナウイルス感染症関連の報道に関して、明確ではなかったものの、それなりに懐疑的だった気がします。

 

ただ、女王の演説それ自体には「あ〜、英国だなあ」と感じたものです。

 

 

これはBBCニュースの記事。

 

イギリスのエリザベス女王は5日夜、ビデオメッセージを発表し、新型コロナウイルスとの戦いに「きっと成功する」と呼びかけた。女王が特別な事態に際して国民に語りかけるのは、即位68年の間でこれが5度目となる。

 

「これからもまだ、色々とこらえなくてはならないかもしれません。それでも、今より良い毎日は戻ってくると、それを心の支えにしましょう。友だちにまた会えます。家族にもまた会えます。みなさん、またお会いします」と女王は演説を結んだ。

 

女王が口にした「We will meet again」は、第2次世界大戦中にイギリスで国民的応援歌として愛唱されたヴェラ・リンの曲、「We will meet again」にちなんだものと思われる。

 

 

 

⚫ クルアンビン「So We Won't Forget」

 

 

ニューズウィーク日本版(7/14号)Life/Style のページに「クルアンビンの摩訶不思議な魅力」という記事がありまして。

 

 

 

 

リードには「グローバルなサウンドで知られる3人組バンドがテキサスの農場で録音したアルバムで開く新境地」なんて書いてありました。

 

クルアンビン。実のところ、ワタクシ全く知らないグループでした。基本、ボーカルのないインストゥルメンタル中心のグループらしいんですが、記事本文に・・・

 

だが、新作『モルデカイ』では、全ての曲にボーカルが入っている。ただ、どこか夢の世界のような、クールだけれどゆったりした感覚は今回も変わらない。新型コロナウイルスの流行で世界中が大騒ぎになるなかでも、希望さえ感じられるサウンドだ。

 

「ボーカルは3人で担当するから、それぞれの視点に合った歌詞にする必要があった。私の個人的なラブソングだったら、マークが歌うことができない。全員になじむ歌詞にする必要がある。私たち3人に染みる表現なら、どんな聴き手も共鳴できるだろう」

 

・・・とありまして。

 

けっこう、良いなと思った次第です。

 

 

 

⚫ Rafaëlle Cohen「Touch」

 

 

気まぐれに借りて観た映画『ベルリン・アイラブユー』の最後に使われいた曲。ほほ〜と思ったという、ただ、それだけ。

 

ちなみに、映画はこういう内容。

 

ドイツの首都ベルリンを舞台に、様々な愛の形を描いた群像オムニバス。「ニューヨーク、アイラブユー」「パリ、ジュテーム」など、ひとつの都市を舞台にラブストーリーを描いてきた「シティーズ・オブ・ラブ」シリーズの第4弾。ジャレッドは婚約者が兄を愛していることを知り、新婚旅行で訪れるはずだったベルリンに1人でやって来る。一方、路上ミュージシャンのサラは、天使の格好をして街角に立つ男ダミエルに、一緒にパフォーマンスをしようと提案する。

 

 

 

⚫ GReeeeN「星影のエール」

 

 

これはもう、解説は要りませんね。

 

ただ、ご当地市民としては、新型コロナ騒動と被ってしまったのが、ホント、返す返すも残念です。

 

 

 

⚫ Chelsy「I wll」

 

 

この夏『思い、思われ、ふり、ふられ』というアニメ映画があって、何だか知らないけど『ストロボエッジ』『アオハライド』と合わせ、咲坂伊緒さん原作漫画の青春3部作なんだそうです。

 

で、ワタクシ、某動画配信サービスとかで、それらの映画やらアニメやらを、ついうっかり視ちゃったりして。

 

その中の、これはTVアニメ版『アオハライド』の挿入歌です。

 

高校1年の終わり、双葉は運命の再会を果たす。

その相手は、中学時代に転校し、忽然と姿を消してしまっていた初恋の人・田中洸。

その洸が、3年ぶりに双葉の前に現れた。

しかし、洸の苗字は「馬淵」に変わり、性格もクールな別人になっていた……。

徐々に明らかになっていく、空白の3年間。

二人の恋は、再び動き出す。

 

 

・・・という、こっ恥ずかしいお話なんですが、没入してしまいました。

 

ワタクシ、ことほど左様に、たま〜に青春ど真ん中直球勝負な映画観たり小説読んだりして心と目を洗ったりするのだけれど、このごろはね・・・

 

 

あ〜、部活とか、文化祭とか、それこそ修学旅行とか、このクラス、この繋がりは、今、今年しかないんだよ、っていう季節にいる子達が不憫だなあ、とか思ってしまいます。

 

始まりは、確かに「人にうつさないため」という思い遣りだった気がする。

 

それがいつしかカタチ優先の「やってます競争」になり、いまや支離滅裂な「やらせてます合戦」にまで堕ちてしまってる。

 

そんな大人の「みんながしてるから」「世の中がそうだから」に付き合わされ、いつかふり返った時、思い出すのはマスクを着けた顔ばかり。

 

青い春、風に乗れない子達。哀しすぎる。

 

 

・・・とか、そんなことを思っちゃうんです。

 

 

⚫ HEAVENESE「令和の唄」

 

 

この曲は昨年、令和改元の折に動画UPされたものを今更・・・なんですが。

 

さて、このHEAVENESE・・・

 

ツインボーカルのマレ&クミコを中⼼に、ドラム、ベース、キーボード、サックスなどの洋楽器に、尺⼋、篠笛、和太鼓、津軽三味線などの和楽器を加えた総勢14名によって構成されている。さらに殺陣や忍者、在米黒人ラッパーやタップダンサーなどが加わり壮⼤なステージが創り上げられる。

千古不易の日本のソウルと、HIP HOP / R&Bが融合し、GOSPELのスピリットで紡ぎ出されるマジックがここにある。

 

・・・というグループです。

 

で、何故今更かと言うと、実はこのHEAVENESE、新型コロナウイルス感染症予防対策としての「新しい生活様式(New Normal)」に対抗して、「We Rise ノーマルに戻そう(Get Japan Back to Normal)」と呼びかけてたりしまして。

 

 

でもって、週一ペースで動画配信もしてたり。

 

 

ワタクシとしても、その内容、全てを信じるというわけではありませんが、いわゆる「みんな」が言うこととは違う視点を持ち、いろんな意味で冷静になるためにも、ちょっと覗いてみたら良いんじゃないかと思います。

 

 

⚫ Queen「Teo Torriatte」

 

 

Queenの世界・・・映画『ボヘミアン・ラプソディ』から、と言いたいところですが、違います。

 

『腐女子、うっかりゲイに告る。』というTVドラマの原作小説『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』ですね。

 

 

繋がれない僕らは、それでも、あたりまえの幸せを手に入れたい。

 

同性愛者であることを隠して日々を過ごす高校生・安藤純は、BL(ボーイズ・ラブ)好きの同級生・三浦紗枝の告白を受け入れ、付き合うことに。しかし、純には身体を許す既婚の中年男性のパートナーがいて……。純、紗枝を応援するクラスメイト、唯一純の苦悩を受け入れ共有してくれるネット上の友人「ミスター・ファーレンハイト」……周囲との軋轢の中、すれ違う二人が導き出した理想の関係とは? 決して交わることのない少年と少女が、壊れそうな関係を必死に守ろうとする姿を追う感動の青春群像劇。

 

・・・というお話ですが、章タイトルがQueenの曲になっていて、物語内でも、その曲が出てくるという、まあ、時々ある仕掛けですね。

 

Track1:Good Old Fashioned Lover Boy
Track2:I Want It All
Track3:The Show Must Go On
Track4:The March of the Black Queen
Track5:Bohemian Rhapsody
Track6:Somebody to Love
Track7:Love of My Life
Track8:Teo Toriatte
Bonus Track:Don't Stop Me Now

 

 

以下は、物語中盤、自殺未遂で入院した純くんと、そんな彼に、自分の趣味であるBL本を貸した紗枝とのメールの遣り取り。

 

『ホモ多すぎ』

 

紗枝『今まで言わなかったけれど、BL本はBL星っていう架空の星が舞台なんだ。BL星人は染色体異常で女性人口が極端に少なくて、雌を獲得できないストレスから命を失う個体が後を絶たなかった。だから男性同士で性的欲求を覚えるように進化したの。興奮時に排出される潤滑性体液は進化の賜物。地域によっては妊娠可能な個体も確認されている。種の保存欲求ってすごいよね』

 

『BL星はいいよね。ホモが前向きで』

 

『僕もBL星に行きたいな』

 

紗枝『わたしも』

 

 

小説を読んだのは初夏の頃だったんだけど、こないだふと「ああ、僕もノーマル星に行きたいな」などと思ったりしまして。

 

世の中、あまりにもあっさり「何時でも何処でもマスク着用」「3密回避」「新しい生活様式励行」に染まってしまって「ああもう、生き難い」って思いが募ってしまって。

 

ノーマル星(またの名をノーマスク星)に行くのが無理なら、だったら去年の今頃に「リセット」でも良いんだけど、やっぱそれも無理か。

 

 

「Teo Torriatte」には、一節日本語の歌詞があって、こんな風に歌ってます。

 

手をとりあって このまま行こう
愛する人よ
静かな宵に
光を灯し
愛しき教えを抱き

 

そう、手をとりあってこその人なんですよ。

 

と、強く強く思う年の瀬です。皆様、良いお年を。

 

 

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これも恒例、オマケの一曲。

 

⚫ FANTASTICS from EXILE TRIBE「Winding Road~未来へ~」

 

 

B1リーグ、我らが三遠ネオフェニックスの2020-21オフィシャルソングです。

 

このたび、2020-21シーズンの三遠ネオフェニックス オフィシャルアーティストが 「FANTASTICS from EXILE TRIBE」に決定しましたのでお知らせいたします。

あわせて「FANTASTICS from EXILE TRIBE」の楽曲「Winding Road~未来へ~」(2020年09月23日 発売)が、今シーズンのオフィシャルソングに、そして応援アンバサダーに堀 夏喜さんの就任が決定しました!

FANTASTICS from EXILE TRIBEと一緒に三遠ネオフェニックスのホームゲームを盛り上げましょう!

 

 

 

これまでのところ、かなり低空飛行ですが・・・

 

We are Phoenix!

 

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振り返り。コロナ情報なんてもうウンザリで時間あるよ、という方はどうぞ。