2019年、いえ令和元年が終わろうとしています。
何かと言うと「平成最後」とか「令和初」とか、改元で大いに浮かれていたのが遠い昔のようで、何とも困ったもんですね。
(→https://www.sankei.com/photo/daily/news/191212/dly1912120008-n1.html)
で「令」(コレ、発想のリトマス紙でしたね。命令の令じゃなく、令嬢の令ですよ)の今年も、世の中、色々ありました。
でも、自分的には、それほど変わったこともなく、まあ良かったな、という感じです。
そんなわけで、今年も恒例の「私的、今年の7曲 」をお送りします。恒例と言われましてもね、という方のほうが多いでしょうけど、ま、気にしません。
では、まいりましょう。
⚫と・も・に
ややローカルな選曲ですが「全国植樹祭 あいち2019」のイメージソングということで。愛知の2019年、トリエンナーレだけじゃないんですよ。
※第70回 全国植樹祭 あいち2019
→http://www.syokujusai-aichi2019.jp/
愛知県岡崎市出身の岡村孝子さん、「急性白血病」を患ったとのことでしたが、先日退院されたそうです。
日頃より、岡村孝子をご支援いただきまして誠にありがとうございます。
先日、SNS等でご報告致しましたが、この度、岡村孝子は医療スタッフのサポートにより、無事に退院することができました。
さい帯血移植を乗り越え、現在は「移植後完全寛解」という状態にあります。
これからも引き続き治療を続けながら、ゆっくりゆっくり社会復帰を目指していくことになります。
皆様とお目にかかるのは、もう少し先になることと思いますが、これからもあたたかく見守っていただけますようお願い申し上げます。
※岡村孝子オフィシャルサイト:退院のご報告
→https://okamuratakako.com/?p=3784
⚫豊橋市歌
さらにローカルな選曲ですが、作曲者がNHK朝ドラ(’20年4月から)の主人公に決まったというので。
※NHK:《2020年度前期》連続テレビ小説 制作決定! 主演・窪田正孝
→http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=17924
豊橋市歌は豊橋市市制施行50周年の際に全国から歌詞を募集し、最終的に298編の応募のあった歌詞の中から現在の豊橋市歌の歌詞が選ばれました。その歌詞の補詩をしたのが豊橋市にゆかりがあり、現代詩の世界で最もよく親しまれている詩人の一人である丸山薫(まるやまかおる)さんです。作曲は数多くの名曲を残した名作曲家の一人である古関裕而(こせきゆうじ)さんです。
※豊橋市:豊橋市歌
→http://www.city.toyohashi.lg.jp/26267.htm
・・・って言うんですが、豊橋市民でも、ほとんどの人は歌えないし、知りもしませんでした。これを機に、市をあげて、全市民が歌えるようにしようと躍起になってます(誇張あり)。
ところで、何で古関さんかというと、前回東京五輪(1964年)にあたり「オリンピック行進曲」を作曲した人だからですね。2020年は再びの東京なわけで。
⚫君のその手で
ついでに言うと古関さん、多くの軍歌や「自衛隊歌」も作曲してて、これもそうなんだそうです。
けど、朝ドラではその辺、あまり触れることはないかもしれませんね。あるいは、触れるにしても「軍部によって無理やり作らされた」みたいな話に持ってくとか? NHKなんで!
実はですね、この古関裕而さんの奥さん(金子さん)が豊橋出身の方でして、それでまあ、色々ローカルで蠢いているというわけです。
ちなみに、その金子さんの母校が豊橋高等女学校、現在の愛知県立豊橋東高校でして、その東高校の校歌を作曲したのが、昨今再評価されている信時潔さんなんでございますよ。
ということで、めっちゃ強引に話をつなげました。
⚫鎮魂頌
この歌は、折口信夫さんの詩に、信時潔さんが曲をつけたものだそうでして、こちらの記事で、そういう曲があると初めて知りました。
靖国神社に対して偏見や無礼な見方がなお残っているのを見るのは、悲しくまた腹立たしい。先日も英軍人のラグビーチームが靖国神社を参拝したことを、英タイムズ紙が「戦争犯罪者の神社を訪問した」と否定的に伝えた。駐日英大使が注意したとも伝えたが、英大使館は否定した。
国のために尽くした英霊を国民が追悼するのは、どの国でも当然のことのはずである。けれども敗戦国であるがゆえのさまざまな雑音が、日本の内外に残存する。
「鎮魂頌」が思わせるものは、悲しみを天上まで昇華させた先にある死者と生者の澄んだ交感である。雑音が入る余地などそこにはまったくない。
※THE SANKEI NEWS:【日曜に書く】偏見を超えて響く音楽 論説委員・河村直哉
→https://www.sankei.com/life/news/191006/lif1910060023-n1.html
ホント、雑音の多い世の中だと思います。近頃とみに。
⚫Who Cares
で「偏見」絡みと言えば、まあ言えなくもない、程度の脈絡なんですが、いきなりのポール・マッカートニーです。
「いじめ」を題材にした歌で、しかもエマ・ストーンがミュージックビデオに出演したということでも話題になり、それほど洋楽を嗜むわけでもないワタクシのアンテナにも引っかかったとう曲です。
「僕の願いとしては、イジメられている子供たちがこの曲を聴いたりこのビデオを観てくれた時に、それほど大したことじゃないんじゃないかって思ってくれたらっていうことなんだ。立ち向かって笑い飛ばして、乗り越えることができるものだって思ってもらいたいんだよ」
※NME JAPAN:ポール・マッカートニー、“Who Cares”のミュージック・ビデオの舞台裏映像が公開
→https://nme-jp.com/news/66543/
・・・だそうで、素朴に「へー」と思いました。
⚫STAND
でもって、これまた「偏見」絡みということで。
伊藤詩織さんがね、あくまでも一個人としての性被害それのみを訴えているだけならね、ワタクシ的にも、それほど引いたりはしないんだけれどもね・・・彼女(とその応援団)がしていることは「話を大きくし過ぎて本質がぼやける」の典型だと思うんですよ。
こういうことを言って、反射的に「だからジジイは」とか思われたりするのも本意ではないので、随分前のものですが、この歌を紹介しつつ「性犯罪被害者の味方」立ち位置で書いたものを。
※#210 一般論じゃ語れない「性被害」
→https://blog.goo.ne.jp/kawai_yoshinori/e/1be899042dbbff2d7af564db189abe62
まあ、そういうことです。
⚫エイミー
これはもう、多くを語る必要はないでしょう。
京都アニメーション『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ―永遠と自動手記人形―』の主題歌ですね。
……大切なものを守るのと引き換えに僕は、僕の未来を売り払ったんだ。
良家の子女のみが通うことを許される女学校。
父親と「契約」を交わしたイザベラ・ヨークにとって、
白椿が咲き誇る美しいこの場所は牢獄そのもので……。
未来への希望や期待を失っていたイザベラの前に現れたのは、
教育係として雇われたヴァイオレット・エヴァーガーデンだった。
※ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ―永遠と自動手記人形―
→http://www.violet-evergarden.jp/sidestory/
皆様、良いお年を。
令和2年が、素晴らしい1年となりますように。
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これまた恒例のおまけ。
⚫trigger
何か、今シーズン(2019−2020)はオフィシャルソングのアナウンスが無いなあ、なんて思ってたら、12月になっておもむろに・・・
2019-20シーズンの三遠ネオフェニックス オフィシャルアーティストが「lol(エルオーエル)」に決定いたしました!
あわせて「lol(エルオーエル)」の楽曲「trigger」(2018年10月リリース)が、今シーズンのオフィシャルソングに決定!
※三遠ネオフェニックス公式サイト:
2019−20シーズン オフィシャルアーティスト「lol(エルオーエル)」決定!
→https://www.neophoenix.jp/news/detail/id=15615
・・・ときた。
まあ、色々と難しいことが絡んでいるのでしょう。
チームの戦績も、今の所、めちゃくちゃ悪いんだけれども、えーっと、そのうち、何とか、お願い・・・ということで。
We are Phoenix!
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猛烈、時間持て余してます、という方に。過去の私的7曲シリーズです。