うんうん……
これは斎藤一人さんの一番弟子、柴村恵美子さん編集の「一人さん名言・言霊」
「ついてる」は有名ですが、「恐れてない、怒らない」にはちょっとびっくりしました。
恐れていないから、怒らない、のですね。
ついてる、ついてる、ふわふわふわ、と来ると、雪か綿毛が青空から舞い散ってくるようで、めでたい。金運、と銘打っていますが、軽くて浄化そのもの。
🌟そういえば、音韻だけで、これは凄い! と思える言葉があります。
先々月、デパートの観光展だったか、もよおしで、トルコの綺麗なお土産がありました。
目玉をあらわすお守りの
ナザール・ボンジュウ
この言葉は以前に初めて聞いたときから、なんて、きれいな、流水のようなコトバだろうと思っていました。トルコ語のどの部分が、どういう意味なのかな。
ラピスとは少し違うけれど、群青色で美しい。wikiにはこうあります。
ナザール・ボンジュウ(トルコ語: Nazar boncuğu)は、トルコのお守り。Nazarはアラビア語のنَظَر(naẓar, ナザル)に由来し、視覚、監視、注意及びそれらに関連する概念を意味し、boncuğuはビーズを意味する。青いガラスに中心から青色・水色・白色の着色で目玉が描かれ、邪視から災いをはねのけると信じられている。
🌟このコトバの響き、なかなか思い出せなかったのですが、いったん思い出すと、キラキラしすぎる言霊のよう。
そういう「耳」言霊をいくつか集めてみました。
ナザール・ボンジュウ のほかに
パイロキネーシス (発火能力)
エルザス・ロートリンゲン(フランスとドイツの間の地方で第2次大戦中に戦地となった)
超神ネイガー 秋田のローカル特撮変身ヒーロー
ヤースナヤ・ポリャーナ(トルストイの生地でいまでは博物館が建っている)
そして
インカンテーション(召喚・招魂)
これらのコトバはまわりの空気をシュッとミントで浄めるような、そんな気がします。
呪文……とは、音だけですでに意味を持っている、そういう面があります。知らない外国語を耳にしたときに、なぜかハッとする体験と似ています。