🌟ここ数日で、おもしろいことに気づきました。レストランに行き、注文しようとするときに、あるメニューだけ、アレ、ほしい、と言いたいのですが、名前が出てこない。
形やモノはよくわかっているのに。
🌟焼き肉屋さんでは、なぜか「カルビ」が脳内辞書から消えます。他のメニュー、アヒージョとか、ナムルとか、の名前はすぐ出てくるのですが、「カルビ」が思い出せない。
焼き肉の王道メインなのに、なぜ?(自分はロースのほうが好き)
🌟苦手音というのがあるのかも。次にそれに気づいたのは、イタリアンに行って、よく頼んでいるイタリア風お刺身「カルパッチョ」の名前が出てこなかったとき。アクアパッツァとかバーニャ・カウダとかは、非日常の変な音でも平気なのですが、「カルパッチョ」だけよく消えるなあ。
🌟第三弾で気づいたのは、ドトールでときどき頼んでいた「カルツォーネ」というチーズ系のというかピザっぽいパン。
ある日、その商品の売り切れマークを見たときに、すごくその表記(名前)が「見慣れない」感じがしました。、ここでも「カル」がブロックされていた。
🌟なんだろう?
モノの名前がブロックされるとき、よくあるのは、抵触です。たとえばiPadとずっと呼んでいたものが、あるとき「タブレット」が一般的になったとき。iPadとタブレットは同じ脳内スペースを争っていて、タブレットをそのスペースに入れるのに時間がかかり……そうしたら次にiPadという言葉が出てこなくなった。あれ、前なんて呼んでいたっけ?
つまりモノの名前が変わったとき。
🌟しかし「カル」は何か気になります。
今朝、卓上を見たら、ダンナさんの「カルシウム」サプリが空になって袋がねじってありました。戦慄。
カル、の呪縛です。
平気な「カル」音……カルデラ火山とか、カルボナーラとか、カルガモもないわけじゃないのですが。
🌟なぜ「カル」に抵抗が。物語の悪役とか?……カルカロフ(ハリポタのダームストラング校の校長)とか、キング・カルとか、カラカラ帝とか?
うーむ。一日考えていました。そうしたら
ふっと、
迦楼羅(カルラ)の映像が出てきました。これ仏教神話の中の鳥の神。
仏教の経典中にみえる一種の大鳥。 両翼をのばすと三三六万里あり、金色で、口から火を吐き龍を取って食うとする。 金翅鳥(こんじちょう)。 密教では、仏法を守護し、衆生を救うために梵天(ぼんてん)が化したという。(コトバンク)
(阿修羅)などと並んで二十八部衆のひとり。病難よけなどのご利益があるとされます
🌟これがトラウマ元? 嘴がある神さまは、ちょっと異様で怖いです。鳳凰とかフェニックスとかは美しいイメージがありますが、迦楼羅はよく「笛を吹いている」ので、それも————なんだろう————口元がなんか怖くてゾクゾクします。
🌟「カル」の謎(トラウマ)のひとつは解けた気がしました。
そういえばハシビロコウとかヒクイドリとか、鳥は、哺乳類のように顔の前面に目が並んでいないので、こっちを見るときは、半顔で片目で見ます。
(また————もしかしたら、鳥ですから、翼があり、原則、重力を無視する「軽い」ことにアレルギーがあるのかも)
🌟そうしたら……さらに出てきた連想。
怖い絶滅ザメ「カルカロドン」や火の悪魔カルシファー(「ハウルの動く城」)……
やっぱり「カル」は私には怖い音です。
そうだ、「カルマ」もありましたね。
カルカロドン↑
「カル」は何かすごい破壊力とパワーをもっている音なかもしれません。