あっさり奇跡……
この記事を聞いて、ちょっと考えこんだ(目が覚めた)のは「魔法の言葉」の正確さについて。
🌟「なんとかなる」という言葉を、プラスの呪文として唱えている人はたくさんいます(私ふくめ)。
このyoutubeでは「夢をかなえる学校」の武田葉子さんの話が引用されていますが、その中で、武田さんが「人生とはなんだと思っていますか」と受講生にたずねた。
すると「人生とはなんとかなるもの、だと思っています」との答え。
武田さんは「それではたいへんな人生だったでしょうね」と言い、受講生は言い当てられて驚き、たしかにいろいろ困難があったという話をしました。
すると武田さんいわく、その言葉(「なんとかなる」)には「前提条件がついていて」、それは
「なんとかならないようなたいへんなことがきても(なんとかなる)」という条件だ、と説明されたそうです。
🌟必然的にそういう条件が前提として寄ってくる。
武田さんはさらに、
「人生はなんとかなる、という波瀾万丈な人生に疲れたなら、もう卒業して、これからは「人生イージーモード」に切り換えてみたら」
とアドバイス。受講生はこの言葉に「ときめいて」気持ちを切り換え、楽な人生に入ろう、と思って帰り道に宝くじを買ったら、3万円も当たった……!
🌟あっ、と私も思いました。
確かに、困った、と思ったとき、「なんとかなる」と思うと、ライトのように光がひらめく感じはします。
🌟しかし……きょうこのひすいさんのyoutubeに紹介されている、武田葉子さんの話を読んだとき、そう単純ではないぞ……と。
「人生にはなんとかなりがたいような状況はいつもあって、それをかいくぐりながら、なんとか進んでゆくものだ」という当然の思い込み、設定が自分にもあった、という気づきです。
🌟「困難な状況はいつもあるものだ」を人生の当然の前提条件にしている……
もしかしたらそれを外してもいいのでは?
「なんとかなる」と叫べば、たしかにぜったいなんとかなる結末はやってきますが、「なんとかなるかどうか、あせるような状況」がその前にやってくる……
🌟ああああ。
「人生はイージーモード」でもよいのだ!
「人生は○○」と思い込んだことが、必ずだれでもそのとおり実現しています。これを、しばしば見直してアップデートすれば。
🌟真に望んでいることだけに、思いを厳密に切り詰めるのが大切。
もう一件ひすいさんのあげた例では、乗りたいときに大型クルーザーに乗れる生活をしてみたい(クルーザーを所有したい)、と思った女性。
これが真の願い?
しかし琵琶湖で知人にたまたま、クルーザーにのせてもらった。いつでも使っていいよ、と言われました。そうしたら、自分は乗りたいときに乗れることが望みであって、所有して面倒なメンテほかのことからは自由になりたいということがわかった。真の望みだと、あっさり奇跡はかなう……
🌟よし、いろいろな願いをよく洗って(銭洗い弁天のように)ほんとうに望んでいることだけを砂金のように拾おうと思いました。
座右の銘はよく吟味してみよう……