コロナで消えたもののひとつ。トナラー。
上の記事を自分で読み返してみて、なるほど、この悩みってあったなあ!と思います。距離感がすごく密な人がいて、電車でも隣に詰めて座ってきて接触感に無頓着だったり、おばさんによくいるのですが、混んでいる場所を通るときとか、降りるときに、昔の女学生のように相手の背中に小さく両手をあてる人(人体に狎れやすい)。
🌟いまや、この「トナラー」は絶滅危惧種。みだりに人に触らない。そしてなるべく距離を取る。
動物ではあたりまえではないかと思います。
家族とかでないかぎり、距離をとって散らばっている。
🌟けさ、コロナ禍で、飲食店の忘年会向けの新しい試みとして、「ちょうちん会食」「アバター会食」をTVで紹介していました。
すごい............
ほとんどSFの世界です。大手町の大手料理屋さんの発案したもので、個人ブースに入りながら、とりあえず「会食」している、という状態。
これ、自分の空間スペースをいやでも意識化せざるをえず、「私ってここからここまで」だと思い知らされます。
人と溶け合わずに、自分の核を守れるようでもあり、隔離・疎隔・疎外という言葉も脳裏をかすめる......
これに誘われたら......
なんだかB級香港映画のような、笑える映像です。
🌟アバター会食は
個食しながら、VR画面上では、アバターどうしが「ではしばし、ご歓談ください」という状態になっている。
これは「演劇をやっている」気分になるかも。リラックスか緊張か、いずれにせよ、意識がピンと立った状態になります。
🌟以下は上のブログの抜粋
ーーーーーーーーーー
「とっても興味深いのは「TCF20の還元」を唱えていた方が「あれ?トナラーが寄ってこなくなった!」と不思議な現象が起きます。」(大嶋信頼)
(これは本人の認知が正しくなるのではなく、周りの人が何かを感じ取って寄ってこなくなる。類・友でなくなる?)
以前だったら、嫌がれば嫌がるほどトナラーが寄ってきていたのに、それがなくなるって不思議。
脳梁の働きが遺伝子のコードで若返って、そしてどんどんストレスフリーになって美しく変化していきます。
(中略)
なぜか「近寄りがたい」威厳や「侵しがたい」雰囲気を発している人がいます。
大スターだったり、宗教家だったり、武道の達人、あるいは財界の大物、アーティストだったり(あるいは、体にお絵かきしている系統の人)。
狎れなれしくしがたいものを発していると、光がまぶしすぎるのか、寄ってこない。
(中略)
————モデルの豊川月乃さんの発言を紹介しておきます。
暑い・雑踏ではなるべく人とぶつかりたくないのですが————スーパーサイヤ人のオーラ
「自分をスーパーサイヤ人だと思うこと。
なのです。
どういうことかといいますと
自分の周り半径1mに
光がまとっていて
その光まで自分だと
イメージすること。」
自分の周りの空間を自分で満たすと、そこにはトナラーさんは入ってこれない・・・・・・
ーーーーーーーーーーーーーー
🌟上のブログは2020年3月のものでした。「ソーシャル・ディスタンス」という言葉が登場する直前。
コロナのために、こんなことまで思い出し、考えました。
空間ってつきつめればーー究極の自分。