ビッグウェーブが凍ってしまう→老化現象は止められる? | hermioneのブログ  かるやかな意識のグリッド(の風)にのる

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バシャーリアン。読むことで意識が変わるようなファンタジーや物語に出会ってゆきたい。

☆夢分析の話がずっと続いている大嶋ブログ「緊張しちゃう人たち」です。

 

夢のメインストーリーよりも客観的データを取っていくと————「はだしだったか靴をはいていたか」とか「花はどんなふうに植わっていたか」のような————無意識さんが起動して、思いもかけなかった解釈が見えてくる、のだそうです。

 

そこのところはいったいどういうふうに可能なのか? 謎です。

天下り式に解釈が降ってくるみたいです。

⭐️7日のブログでは、大嶋先生がサーフィンに行って、巨大な波が襲ってくる。みんな逃げようとするが、それが凍ってしまう。よかった! でも友達は危ないといって泳いでゆくので、自分も泳ぐ。するといったん凍った大波が氷山のように流れてきて、建物を壊してしまう・・・・・・

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分析的にこの夢を解釈していくと「巨大な波」は「脅威」になるのですが、その脅威が氷になってしまった。

氷になるというのは、ダンテの「神曲」では「裏切り者が永遠に氷漬けになる」という暗喩が含まれているから「脅威」は裏切り者によって作り出されて、苦しめられる、というストーリーになります。

それから逃げようとしている、ということは、過去の裏切られた経験から「裏切り者」から被害を受ける前に全てを捨てて逃げようとしている、という解釈になったりします。

 

まあ、普通は「そんな夢なんか意味がない」とそこに価値を見出さない。

 

解釈をしたって、所詮、作り出した物語であって、それがただの暗示となるだけ、と思うわけです。

 

でも、実際に、夢は無意識が記憶を整理したり、これから起きるであろうことを教えてくれていたり、ということをしているんです。

 

だから、興味を持って「その夢ってどんな夢」と頭の中で客観的な情報を何度も自分の中で繰り返して無意識さんを起動してみます。

 

すると無意識さんが働いて「あ!差し迫ってくる老化現象って遺伝子コードを唱えるだけで止められる」という意味の夢なんだ!ということが見えてきて「へーーー!」とボタンを押したくなる。

 

全然、私が予測していたストーリーとは違っていてびっくり。

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推理した意味とまったくちがっていた! じゃあ、どこからこの「遺伝子コードで老化現象を止められる」が出てきたのか? 

 たぶんハウツーは説明できないと思うのですね……恐るべし大嶋無意識。

 しかし大嶋先生は、腑に落ちて

 

「SIRT1の還元」

 

 を唱え続けます。

 

 ふーむ・・・・・・ビッグウェーブ(上の北斎の絵ではまさしく凍ったような一瞬をとらえている)

 はせまりくる老化現象? それは一瞬凍結されるのですが、氷山のようにズズズと流れてきて、建物を破壊する。

 私の感じでは「凍結できる」「止まった」という映像がすごいのではないかと思います。それを凍結できるのが遺伝子コード。放っておくと、建物を破壊する威力ですが、止めることができる・・・・・・?福音!

 

⭐️夢解きの達人。無意識さん起動!! しかし大嶋先生個人の無意識に連動しているところが、フロイトのような夢分析(集合無意識)とは違うかもしれません。

 とはいえ、この遺伝子コード自体も、フロイトの夢の象徴(「靴は子宮の象徴」みたいな)に似ていて、アバウトで不思議です。

 

★もう一日前のブログも念のため見直しました。温泉に行ったけれど、なぜか入れない、時間がなくなる、着替えを持っていない……などなど。

 この夢の解釈は

 

 

普通の人がこの夢の分析をしたら「目の前にチャンスや癒しがあるのに、完璧主義が邪魔をして迷ってしまいチャンスを逃してしまう」という感じになります。

 

完璧主義が影響して、自信があるようで自信が全くなくて「どれを選んでいいんだろう?」と考えているうちに「何もできなかった!」と何も成し遂げられない。何もできない完璧主義者、を象徴する夢ですと言われちゃう。

 

でも、夢の中で見た風景の客観的な情報である「廊下の床の材質」、「タオルの生地」、「旅館の部屋の間取り」、「窓の数」などを思い出して、情景を頭の中で再現して、それをぐるぐると頭の中でイメージしながら反芻して無意識を起動させちゃいます。

 

無意識を起動させちゃうと「過去の経験が現在に活かされている象徴の夢」と教えてくれます。

 

⭐️すると————いまでは温泉に二時間入っていることもできるようになった、と続きます。これもやや謎な結論ですが、「具体的事例を思い出しているうちに、無意識が起動」というのは、スクリプトの書き方で「相手の具体的情景や家の間取りなどを調べて、それを練りこみながら書く」というのと同じですね。

 

「客観的データ」が不思議に何かを起動する。たぶん、それは自分の意識の隅のほうにさりげなく陣取っている何かなのでは? 本人にとっては当たり前すぎてスルーしやすいのですが、そこに何かがある。無意識の宿る何かが…………

昨夕 ダブルレインボーが出ました。