スリルの迷路————無敵の「観光客モード」装着してみた | hermioneのブログ  かるやかな意識のグリッド(の風)にのる

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バシャーリアン。読むことで意識が変わるようなファンタジーや物語に出会ってゆきたい。

大嶋信頼呪文の中には

「本音モード」「浮き輪モード」「幽体離脱モード」

 などがあります。

 

 これらの「モード」は、たとえば「本音モード」と心の中で叫べばよく、「本音」をむき出しに人にぶつけることではありません。つまり自分に対して「本音モード」になれ、と号令をかけ、無意識を動かします。ある「モード」を自分に装着することです。

(何に似ているかというと、仮面ライダー系のさまざまな「フォーム」です。グロウイングフォームとか、ライジングフォームとか、ハザードフォームとか、それによって、自分がある意識状態のボディになりおおせます)

 

本日は「観光客モード」が残っているので、これを体験してみました。

 

☆朝早い日舞のお稽古のあと、少し時間があるので、上野の博物館に話題の「縄文展」を見に行こうと思いました。ふつうはこんな暑いとき(時間)にそんなことはしません!

 

 →なぜか、ガンガン回りたい気分。

 

 暑いけれど、それは「脇においておいて(二次的)」モードです。もう少しだ、と近づいてみると、おそろしい日傘の列が場外のお土産店をえんえんと三重ほどに取り巻き、なんとそれは入場待ちではなく、チケット発売所への道でした。

 チケットをゲットするまでに炎天下30分はかかり、それから入場待ちは30分はかかる……という係のお兄さんの言葉で、これは諦めることにしました。

 

 しかし

 

転んでもタダでは起きないエネルギー起動

 

 文化会館前のちょっと離れたところに公園のカフェがあるのを発見(知ってはいたけれど入ったことがなかった)。そこでコーヒーフロートを飲みます。セルフで広々としています。

 隣では赤ん坊ふたりを含む子連れの女性3人組が———兄弟だけでなくよその子といっしょになるとはしゃぐのが子どもで、金切り声自体はかなりうるさかったのですが、

 

無視、できる余裕発現

 

 そこを出ると、隣にミニコンビニとパンダ土産を売っている小さな建物があり、そこで世にもめずらしいステーショナリを見つけました。とてもカラフルできれいな和紙を閉じたメモ帳。

「ゾウの糞のパルプ」を再生した海外の製品です。草食動物であるゾウの糞をひろいあつめ、乾かすという手間をかけた製品で、もうすこし書き心地がよさそうだったら買ったのですが、こんなエコで大がかりな製品は初めて見ました。展覧会を見なくて、かえって得をした→わらしべ長者感覚発動

 

→渋谷へ回ります。渋谷も夏休み最後で混んでいます。いつもならひたすら通り抜け井の頭線をめざすのですが、なぜか、うのめたかのめ「お土産」目線になっています。そしてデパートで、直輸入の上の写真の恐竜バッグを買いました。5日までしかそのコーナーはやっていないとのこと。

 

→人ごみの中を通ってゆくときに一番感じたのですが、自分が白くて冷たいエネルギーカプセルをまとっているようで、まわりの湿気やダルな気を受け付けない「極北カプセルモード」になっていました。

 普段は、まわりのネガティブな波動や弱い気に感染する(芋の子を洗う海にいっしょに入っているような感じ)で疲れるのですが、このカプセルモードは、それらをはじき返して受け付けません。あー、外国へ行ったときはこれだったような気が。

 なんであんなにエネルギーあるんだ、といつも唖然として見ているアメリカ人や中国人観光客の胸中がわかりました。このモードを装着しているのです。カプセルの中は自分の意志だけで満たされていて、自分が主役で、行きたいところへ行きます。

 暑かろうが、人が多かろうが、とにかく自分の意志が力強いのです。

 

→帰りはやや疲れました。芋の子洗いの「芋の一個」になりそうです。しかし駅で、「観光客モード」と叫ぶと、カプセル吸着高エネルギー密度が復活し、家に帰ってきました。

 

 しかし! ハプニングがありました。郵便受けの鍵が数字を三つ合わせるタイプですが、荷物が多いなかでそれを開け、郵便を出したあと、ツル部分がはずみで回ってしまい、別ナンバーに設定?されたのか、動かなくなってしまいました。えーっ。

 

 玄関先で黙考します。

 

→郵便物を出したあとでよかった。入った状態だったら、鍵の110番を呼んで壊してもらわなければならなかったという「ラッキー発見モード」起動(ちょっとほっとする)。

 

 荷物を家の中に置いてから、いったいどうして動かなくなったのか考えます。三桁なので9×9×9の可能性を試してみないと、開かないのが理屈です。

 しかし、なぜか「駄目なような気がしません。」

 

→こういう気がするときは、「心よ!」とかすかに思いながら、カプセルをねじってみます。

「ふと、招き猫モード!」(なぜかミラクルが招きよせられる、というか体にすうと入ってくる)です。

 これは、こうなれ、と念じているのとは違います。念じると駄目です。なんだかなー、と思いながらふとねじると、いきなり開きました。みたらある列の数字が一個ずれたところで、再設定されてしまっていたのです。

 

 再設定の再設定をし直して(これも説明書がけっこうわかりにくかったが、めげず)元に戻しました。

「復元の秘宝」(だんだん大嶋先生っぽい呪文が自分から出てくるようになった)

 

☆そのあと、なぜか、夕食の直前に、旅行のあいだにTV録画してあるものをチェックしようとしたら、録音可能の残り時間が30分を切っていました(誰かがたくさん録音したかも??)

 今日録れるはずの予定(「チコちゃん」も!)が撮れないところだった。「ラッキー発見モード!」

 いくつかを消去しました。

 

————

 面白い1日でした。なんといっても「観光客モード」のパワーチャージの凄さに感動しました。「めんどくさい」「暑い」「人が多い」が全然計算に入らず、ただ自分だけしか、この「珍しい世界」にはいません。あれも、これも、興味をひき、今のうちに何でも見ておくんや。

 

 これ、あさってごろには薄れてしまうのかなあ…………

 

 エネルギーの本質を改めて思い知った気がします。「反省?」今日は、かけらもしていません。だって、乗り越えられるから(イノシシの鼻息)。

 

※本日の「観光客モード」そのほかは、大嶋先生の言葉ではなく、私が作ったものです。

 なおこの1日の最後に、さきほど、ファンである歌舞伎役者さんがブログでイキナリ結婚を発表され、とどめの花火を一発打ち上げられた気がしました。おめでとうございます!