霊界通信の推し活上等で
 リアルライフで結婚などもう考えない
 と言ってた結婚適齢期のお嬢さん。


 ウケる〜と爆笑しあったのも束の間、
 う〜ん、さすがに重篤では?と思って
 何故そうなったのか、お話を傾聴し
 多少深掘りさせていただきました。

 実は昨年、いい感じになった素敵な男性が
 いたんですって(注 生身です)。

 彼女は綺麗で優しくて
 家柄も学歴も申し分ない人。
 出会ったのは話からすると
 客観的に見て彼女にお似合いだと思う
 明るくてキラキラした男性で、容姿学歴家柄良し
 ユーモアもリーダーシップもあってシゴデキかつ
 結構知られた会社の後継のお坊ちゃんで。

 出会ってすぐにお互い恋に堕ちた、はずなのに
 何故か徐々に距離が生まれて
 関係が思うように進展しなくなったと…

   いっそ忘れて次の人に行こうかしら、って
 思うと、不思議と向こうからコンタクトが
 あるそうで、思わせぶりをされ続けて
 ズルズルと付き合ってるのかいないのか
 分からない駆け引きや試し行動三昧の
 中途半端な状態が続いて、もう疲れたと。

 外見も要領も良くてモテる人だから
 他の女性の影もSNS上などでちらほら。
 本人は悪びれるどころか、正確に言えば
 わざと彼女に当てつけてる感じさえあって
 結果どの女も軽く弄んでるだけで
 そもそも誰かとちゃんと向き合ってる
 感じがしないとか。

 話聞いてて、
 あ。これね〜知ってる😊
 ほぼ100パーセント
 回避型愛着障害の男性だよねって思う。 
 
ご存知でしょうか?回避依存とも言います☟

 色々あるアダルトチルドレンの一形態ですが
 分析はともかく
 彼女自身は、彼に会えない最近は
 リアルでこの男性を想うことと
 霊界通信で推しを想うことに
 違いがあると思えないと言ってました😨
 永遠に非対称、永遠に距離があって
 こっちが追いかけて成り立つ関係性ってことで。
 
 なるほど〜それで二次元と四次元専門の
 霊界通信で膝枕になった訳か🤔
   同じ状況でもリアルなら修羅、
 エンタメの方がそりゃ楽しいに決まってる…

 こういう男性は、彼女に
 結婚願望があるなら即刻やめて正解。

 結婚に至る前は追いかける女が地獄、
 結婚できても、その後は契約のせいで
 本来かなり広大でないといけない
 パーソナルスペースを失った
 その男性の方が地獄ってよく言いますよね。

 知られた会社の後継者で
 名前でググれば
 家族構成から経歴から何から
 たちまちズラズラ出てくるような人は
 もともと
 素の自分でいてホッとできる居場所なんか
 この世にはほとんどなくて
 どんなにスペックを賞賛されようとも
 誰にも理解されていないという孤独は深く
 生まれつき手足はがんじがらめで
 自力ではどこにも逃げられないから
 せめてプライベートな人間関係で
 思いっきり逃げたい🏃っていう
 その切実な気持ちはよくわかるけどね😌
 
 ACは人一倍愛されたいけど
 誰にも踏み込まれたくない
 ジレンマってのがあるのよ😌

 家業学業などの重いタスク要求のせいで
 子供の頃から
 親の過干渉もしくは無関心 (条件付きの愛情)
 に晒されがちなエリートのあるある問題で
 昔から友人、友人の親族や恋人といった
 文字通り近場で
 よく同様のケースを見てきたんです。

 別の友人は、かつて
 付き合ってるのにロクに会えない😅
 回避が酷いエリート彼氏の消息を
 次に知るのは「新聞のおくやみ欄」だろう
 って言ってました😱
 その男性は何の関係もない私でも新聞などの
 メディアで名前を見たことある人だったので、
「あの人って洗練されてて頭が良さそうで
 優しそうなイメージだけど
 彼女にはそーゆーことするんだ」
 って複雑だったけど
 ホント、
 その手の魅力と闇がある男に関わって
 婚期逃した女、結構いるのよね…
 大概甲斐甲斐しい物分かりのいい
 堪え性のある女です。

 そういう男性というのは
 表ではパワフルで華やかに見えても
 裏では心の部屋の隅で膝抱えてるような
 寂しい奴なんだけど、可哀想〜
 だったらアタシがあっためてあげる〜
 ってのは不毛な共依存の蟻地獄行きだから
 それはダメ。絶対、ってやつ😊

 ACってのは
 自分で自分を愛せるようになる、
 少なくともその覚悟を持つ、
 それしか解決方法がないから
 他人ができることは何も無いっていう…
 (まあ、それって
 回避型と悪い意味で抜群に相性がいい依存型
 にも言えることです。)

 一般論ですが、
 女性と比べて
 自身の感情を見つめるのが苦手な男性は
 仕事や社交に逃げて
 愛着障害そのものを見ないふりという
 人も多いと思う。
 結果、未婚ならまだしも結婚後に
 伴侶や子供に回避が噴出するってケースが多い。

 日本社会の非婚少子化って
 アダルトチルドレンの顕在化だけでなく
 推し活の隆盛とも連動してるのかも?
 と思います。

 人間関係の社会的拘束力が
 かつてなく弱まり、関係性そのものが
 自由化複雑化した時代の、
 ハリネズミのジレンマとでも言おうか?

 でもいつの時代であっても

 そういう愛着が捻れた関係を
 寂しさに歪んだ共依存の貧しさに貶めるか
 発想の転換で双方win win の
 思いもよらない豊かさへと開いていくか?

 女の力量が問われるのは、
 そこだ、とも思うのよね😊

 (彼女が乗り気なら
 とっとと別の安定型の人を紹介したいけど、
 ホントにその彼を愛しているならば、って話。)