「地域推しは再検討の余地あり(怒)」

前記事。
みなさんの食いつきが悪くて
危うく拗ねそうに
なりましたが(その前に
ピックであげといたヴァレンティノ、
たくさん売れてった…結局そこかよっ)、
気を取り直していきます❤️
私のブログで何を呟こうと勝手じゃ。

先の雅亮会のクラファンの告知を読んでいて
驚愕した箇所 ☟


「ところが残念なことに、今年度は大阪市の助成金は認めていただけませんでした。わたしたちが公演会を行う目的は、「聖霊会の舞楽」に多くの方に関心を持っていただくことです。助成金があっても大幅な赤字事業であり、会員からの協力会費、有志からの協賛金、会の他の活動などで得た資金を活用しての運営です。このままでは、これまで取り組んできた各種の工夫を中止、縮小せざるをえない状況となりました。」


大阪市よ… お前っ!!

大阪から、雅亮会の伝統と品格を取ったら、「所詮
B級グルメとお笑いだけの街w」って、
国の決定権は自分にあると思って奢っている東京に
永遠に馬鹿にされ続ける危険が増すけど
それでいいんでしょうか?

(注 私の「この夏以前」の大阪のイメージです。あくまでも私見ですので、あしからず。)

いや、違う。

B級グルメもお笑いも最高で、
それとは対極に見える
伝統のウルトラハイブロウな価値観が
なぜかご近所同士和気藹々として
不可分なとこが
(少なくともアタシの)大阪の真の魅力なんだから、
どっちが欠けてもダメなのに、
というのが正しい。

ハイエンドだけどエッジが効いてる。
品格と反骨の共存。
庶民的な気さくさと祭祀の清らかさ。
聖と俗の近さ。

少なくとも
基本的にもう何もかもがツルッとして
薄っぺらい都心にはありえない、
そういう
ダイナミックでハイブリッドな「粋」も理解せずに、

役所がマーケッターに丸投げた
全国区受けのテンプレみたいな万博のキモかわグッズに資金投入するのに、

140年も、ただ単に続いてきたんじゃない、
いろんな危機のたびに
人々の伝承への「熱い想い」がその都度
堆積していったところを
さしたる考慮もなく
いきなり切るってどういうこと?

ザ大阪の知識人、司馬遼太郎も
あの世で激おこだと思います。

本当に役人のセンスを疑います。
百歩譲ってセンスが悪いのは許せるけど

私の推しの気位に
その辺の役人ごときが傷をつけることは
絶対許せないんですが😠

何故なら。
伝承の「責任」は、ゆるい自発的な
自己表現の訳ないし、
ほとんど「あらかじめ決められたものを
自分で決めていく」という九鬼周造の「運命」、
偶然性と必然性のお話くらい人生賭けた
大変なことだから。

雅亮会にこんな文章書かせるなんて。
悲しくて死にそうです。
恥を知れ、大阪市!!!

日本の外に見せて恥ずかしくないのは
ミャクミャク君ではなく
天王寺舞楽だって
いい大人ならナニジンでもわかると思うけど?

海外在留邦人としてこれ以上
日本文化は
キッチュでジャンクでユルフワで
駅ナカで売ってる風情だと思われるのに
耐えられません。

単推しと箱推しと概念推しは続けるけど、
地域推しは、再検討の余地あり😡


良識のある大阪の方は、雅亮会公演のクラファンへの参加をよろしくお願い致します。
市民として、免罪符の役割があります〜
私も遠隔から日本国民の恥を雪ぐ目的で参加しました
(あ、嘘です。私の場合は完全なる自己満❤️)。