MACHINE HEAD - The Burning Red | HERETIC!!!

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基本的に所有しているアナログ盤やCDからの紹介というか備忘録です。thrash metal・heavy metal・progressive rock・hip-hop・昭和歌謡・jazz時々death metal、grindcoreとか

こんばんは

雨の土曜日
仕事は早めに切り上げて帰ります

これ聴きながら



MACHINE HEAD

1999年の3rdアルバム


The Burning Red


VIO-LENCEを脱退した

ギタリストのRob Flynnが始めたバンドですね



スラッシュメタルの名残も感じられた

1stと2nd



この3rdに来て

新機軸


乱暴な言い方をすると…



グルーヴメタル

ラップメタルの要素が加わったアルバム




繊細なタッチで始まるイントロ

A① "Enter The Phoenix"から


爆発するグルーヴ

A② "Desire To Fire"へ



独特のアジテーション?ヴォーカル

ラップメタルという雰囲気じゃないんですよね〜


A③ "Nothing Left"

跳ねるリズムのアップテンポ


A④ "The Blood, The Sweat, The Tears"



切り付けるようなリズムに

メロディアスなサビ


ここまで聴いただけでも

明確に1stや2ndとは違うアプローチですね


好みが分かれたと思います


A⑤ "Silver"

気持ち良さげに歌うNu-Metalって

鼻について好きじゃないんですが


このバンドは好きなんですよね


ニューウェーブっぽくもある

耽美な雰囲気のスローパートから


ドラマティックに盛り上がる



A⑥ "From This Day"


血迷ったか??

と思うようなビジュアルですが

曲はカッコいい


これに関しては

完全にラップ調のヴォーカルですね


A⑦ "Exhale The Vile"


大好きな曲ですね

ヘヴィなリフに

感情のこもったサビメロの歌


B① "Message In A Bottle"

B面はいきなりカバーから

もちろんTHE POLICEのあの曲です


これがまた上手く料理されてるんですよね〜


良い選曲でした


B② "Devil With The Kings Card"

やはりヴォーカルスタイル

早口アジテーション風


伝統的なメタルのスタイルからは

少し離れた雰囲気を醸し出しますが

音自体はヘヴィでダーク(な雰囲気)


B③ "I Defy"

ドライブ感のあるヘヴィロック

浮遊するようなギターから

吠えるサビ


この曲はリズムチェンジする終盤がカッコいい


B④ "Five"

軽快なドラムスで始まるイントロ

ちょっと飽きてきたRobの咆哮笑

この曲はあまり印象に残ってなかったですね


まあ普通の出来笑


B⑤ "The Burning Red"

ラストのタイトル曲は

スローなクリーントーンのギターに

囁くようなヴォーカル

打ち込みのような割れた音のドラムスとか

ゴシックっぽい音


自殺について歌った曲のようですね


締め付けられるようなメロディは

イントロの"Enter The Phoenix"に戻る


今回入手したアナログ盤は

全12曲


ユニオンのウォントリストで遭遇

1,572円

思ったよりお安く購入できました















現在のdiscogs


当時は初回盤CDを新品購入





こちらはボートラ2曲収録

BAD BRAINSのカバー

"House Of Suffering"と


オリジナル曲

"Alcholocaust"

吐き捨て型ヴォーカルが荒々しい

勢いのある曲ですね〜




このアルバムリリース時の来日公演行ったので

思い入れもひとしお


今は無き

大阪梅田のHEAT BEATだったと思います


その後も

何回かライブには参戦したバンドなんですよね


個人的に

この時代のヘヴィロックや

NU-METAL系の中では

頭ひとつ抜けた存在でした





79点





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