MACHINE HEAD
1999年の3rdアルバム
The Burning Red
VIO-LENCEを脱退した
ギタリストのRob Flynnが始めたバンドですね
スラッシュメタルの名残も感じられた
1stと2nd
この3rdに来て
新機軸
乱暴な言い方をすると…
グルーヴメタル
ラップメタルの要素が加わったアルバム
繊細なタッチで始まるイントロ
A① "Enter The Phoenix"から
爆発するグルーヴ
A② "Desire To Fire"へ
独特のアジテーション?ヴォーカル
ラップメタルという雰囲気じゃないんですよね〜
A③ "Nothing Left"
跳ねるリズムのアップテンポ
A④ "The Blood, The Sweat, The Tears"
切り付けるようなリズムに
メロディアスなサビ
ここまで聴いただけでも
明確に1stや2ndとは違うアプローチですね
好みが分かれたと思います
A⑤ "Silver"
気持ち良さげに歌うNu-Metalって
鼻について好きじゃないんですが
このバンドは好きなんですよね
ニューウェーブっぽくもある
耽美な雰囲気のスローパートから
ドラマティックに盛り上がる
A⑥ "From This Day"
血迷ったか??
と思うようなビジュアルですが
曲はカッコいい
これに関しては
完全にラップ調のヴォーカルですね
A⑦ "Exhale The Vile"
大好きな曲ですね
ヘヴィなリフに
感情のこもったサビメロの歌
B① "Message In A Bottle"
B面はいきなりカバーから
もちろんTHE POLICEのあの曲です
これがまた上手く料理されてるんですよね〜
良い選曲でした
B② "Devil With The Kings Card"
やはりヴォーカルスタイル
早口アジテーション風
伝統的なメタルのスタイルからは
少し離れた雰囲気を醸し出しますが
音自体はヘヴィでダーク(な雰囲気)
B③ "I Defy"
ドライブ感のあるヘヴィロック
浮遊するようなギターから
吠えるサビ
この曲はリズムチェンジする終盤がカッコいい
B④ "Five"
軽快なドラムスで始まるイントロ
ちょっと飽きてきたRobの咆哮笑
この曲はあまり印象に残ってなかったですね
まあ普通の出来笑
B⑤ "The Burning Red"
ラストのタイトル曲は
スローなクリーントーンのギターに
囁くようなヴォーカル
打ち込みのような割れた音のドラムスとか
ゴシックっぽい音
自殺について歌った曲のようですね
締め付けられるようなメロディは
イントロの"Enter The Phoenix"に戻る
今回入手したアナログ盤は
全12曲
ユニオンのウォントリストで遭遇
1,572円
思ったよりお安く購入できました
現在のdiscogs
当時は初回盤CDを新品購入
こちらはボートラ2曲収録
BAD BRAINSのカバー
"House Of Suffering"と
オリジナル曲
"Alcholocaust"
吐き捨て型ヴォーカルが荒々しい
勢いのある曲ですね〜
このアルバムリリース時の来日公演行ったので
思い入れもひとしお
今は無き
大阪梅田のHEAT BEATだったと思います
その後も
何回かライブには参戦したバンドなんですよね
個人的に
この時代のヘヴィロックや
NU-METAL系の中では
頭ひとつ抜けた存在でした
79点
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