2024年5月17日(金) 晴れ
先日、息子は熱望する第一志望校のオンライン学校説明会に参加しました!
高校から「こんな機会があるよ。」と教えてもらったようで、さっそく自分で申し込んだらしく、私もそんなイベントが開催されることを前日に知りました。
親の私が、ウェビナー(こちらの顔は見えない、学校側から一方通行の学校説明会)には何校か参加したことがありましたが、
今回のようなズームで、双方向に顔が見えて会話ができるタイプの説明会へは初参加です。
息子によると、説明会はアメリカ東部時間の、午前9時にスタートとのこと。
息子は、家族共有のカレンダーに、日本時間に直して「何時から」と書いていて、
当日も、予定時間の一時間も前からPCの前でスタンバイしていました。
緊張しながらも楽しみにしている様子が伝わってきました。
アドミッション・オフィサー(入学審査官)の方と、直接会話するのはこれが初めての経験です。
何を質問しようか、どんなことを聞かれるのだろうかと、熊のように家の中をうろうろしていましたよ。
私は別の部屋で自分の用事をしていましたが、ふと何かの直感が働き「???」状態に!
息子は23時スタートって言ってたけど…、おかしくないかな?
慌てて息子の部屋に行き
「マメ太、今アメリカは夏時間だよ!」と伝えました!
「え?夏時間ってなに?どういうこと?」
なんのことなんだか全く分かっていない様子。
「おそらくもう始まってると思うから!すぐにアクセスしてみて!」
と伝え、息子は慌ててズームにアクセス、
もちろん説明会はすでに始まっていました~。
おーい、そこからか~い!
息子、まさかの、夏時間の存在を知らないという💦
説明会が終わった後、欧米にはサマータイムと言う制度があって、4月~10月の間、
本来の時間より1時間早く設定されるんだよと説明しました。
「え~、なんなのその制度!」と心底驚いていました。
次からこういう失敗がないようにと、私が使ってる「世界時差時計」というアプリを紹介しました。
日付にも気を付けないといけないので、先の予定を日付入りで入力すると、それに対応する東京の日時が表示されるので便利です。
さて、こんなハプニングがあり30分遅れで参加したズームでの説明会でしたが、
息子が入ると入学審査官の方はすぐにウェルカムしてくださったようです。
どこに住んでいるの?
高校はどこ?
何年生?
などなど、結構個人的なことを聞かれていました!
審査官の方は息子の高校をご存じで「都会だよね~」と返してくださり息子も照れ笑いをしながら、高校の様子を話し、それでだいぶ気持ちが和んだようです。
審査官の方は、自分の大学の街はいかに田舎であるかを力説し、対抗してきてくれました(笑)
私は様子が気になって(ただのやじ馬w)
PC画面には映らない、息子の正面側に座って様子を見守りました。
このようなやりとりの様子を見て
「カメラオンにしてる?え、してないの?ほかの人がオンじゃなくても、自分はオンにすべし!うん、今、いま!」と私は思わず「ささやき女将」に変身しちゃいました💦
息子はすぐにカメラをオンにし
(こういうところは素直でかわいい)
すると、審査官の方は、何か質問はあるかと息子に聞いてくれました。
息子はあらかじめ考えていた、既出の他の参加者とは被らない内容の質問していました。
例えば、授業以外のアクティビティやクラブ活動など。学生同士の交流の機会など。
審査官の方は詳しく話してくださり、息子にとってもこの大学での生活がイメージしやすくなってようです。
エッセイの根幹には、自分がどうしてもこの大学に入りたい、この大学じゃなきゃダメだという熱意や意欲みたいなものが大事になってくるので、
そしてそれは何千通という応募書類に毎年目を通している審査官にはしっかり見抜くものなので、
そういった気持ちの部分を、こうした機会を通して養っていけたらいいなあと思います。
それにしても、大学の方と直接話せるなんて、本当に良い文化ですよね!
次回は、在校生や卒業生と直接話せるイベントに参加予定です。
オンライン説明会への参加はやっと一校目ですが、一度体験し勝手がわかり、自信がついたのではないかと思います!
他の大学へもどんどん登録していかないとですね。
次回は、くれぐれも時間を間違えないでね~!!
2024年5月16日(木) 雨
こんなグダグダなブログを、ただ読んでくださるだけでなく、
「いいね」を押してくださったり、コメントやメッセージを寄せてくださったり、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです!
母と子の二人で向き合うだけの受験準備だと、
「はあ~、なんでうちの子は、こういう…(以下省略)」
というモヤモヤした重たさで押しつぶされそうになる場面が多々あるのですが、
共感やアドバイスをいただけることに、とても励まされています!
ブログ記事で応援してくださったひさぺー先生も、ありがとうございます!
(息子に読ませたいが、どうしようか…)
さて、息子は第二志望だった△△の方に応募すべく気持ちを切り替え、準備を進めています。
エッセイは1本ですが、500words、日本語だと原稿用紙5~6枚分になります。
一つのテーマについてかなり掘り下げて調べ準備しないと書けない分量ですね。
さっそく、学校でいくつかの参考文献を印刷してきていました。
学校に、生徒が自由に使えるPC室があるのと、それらを印刷し放題なのはありがたいですね。
「マニアックなお題が課題だから、
せっかくならめちゃくちゃオタク路線で仕上げようと思って。」
と言いながら、本当にオタクっぽい論文や記事を拾ってきていました。
資料の読み込みはすべて終わったそうです。
書きたいテーマと骨組みが決まれば、あとはそこに自分の考察を載せるのみですね。
なんとか週末までには仕上げてほしいなあ!
実は今日は、中間テストの一週間前なのですが…、ああ、本当に時間が足りない。
テスト対策は授業中にやるしかないってことですね💦
ということで、エッセイはイチから書き直しになってしまいましたが、
一生懸命テーマを探してブレインストーミングをしている息子を見ていると、
「これが最適解だったのかな。」と思えてきました。
春休みに、「点数が足りないから」という理由で
親に言われた第二志望のコースに申し込むことと
この二ヶ月間、悩んで迷って、Duolingoも受けて受講資格を得て、
その上で二つのコースを改めて見比べてみて、
自分が短期留学でやりたいことは何なのかを改めて自問自答して、
「こっちだな!」と選んだ、第二志望のコース。
親の目線から見ると、ズコーッとひっくり返るほどの長い期間とそれで得た結論ですが、
息子のような「パッとその場で決断、即実行。」のタイプではない子には
必要なプロセスだったのかもしれませんね。
(と、思うことにします。)
実際にアメリカに行って、授業を受けて大学単位を取得してくるのは息子自身ですからね。
大学レベルの授業を受ける覚悟と真剣さを息子の中に醸造させるには、
これだけの悩み期間が必要だったということでしょうか!
自分自身の高校生の時を振り返ってみても、
結構遠回りなことをしたり無駄もいっぱいあったり、
随分はちゃめちゃなことをやってきている自覚はあるのですけどね。
だからこそ子どもには、私の失敗を轍にして、合理的に効率よく生きてほしい、
無駄に傷ついたり損をしたりしてほしくないと思ってしまいがちなのです。
でも、やっぱり親の経験と子ども自身の経験は違うもの。
「そんなことやってると…。」
親には容易に想定できる「そのままだと詰むよ~。」の路線も
子どもは言われて理解する生き物ではなく、
自分で一連の経験をしてみないと、どうやら納得できないようですね。
まだまだ、神経と寿命をすり減らす日々が続きそうですが…、
手がかかる子だったのは、今に始まったことじゃない!
腹をくくって、この先も付き合っていこうと思います。
さて、それにしてもサマースクールへの申し込みはいつになることやら!?