もっと早くから始めるべきだった!激しく後悔…! | 傍流のアメリカ大学受験

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都内私立中高一貫校の高校三年生。米国大学進学準備に奮闘中。
純ジャパ(日本生まれ日本育ち、海外経験ゼロ)の息子がどこまで挑戦できるか、親もつたない英語を駆使して情報収集に格闘しています。

2024年7月10日(水)   晴れ・酷暑

 

 

 

 

 

しばらくブログから、ご無沙汰をしてしまいました。

連日の酷暑の中、みなさまお健やかにお過ごしでしょうか。

 

今年度から私自身に新しい業務が追加され、

業務量は単純に倍増し、しかも新たに学んで取得しなければならない知識&技術が多く、

日中の仕事が想定以上の負担増となっており、

生きるためのエネルギーの大半をこれに吸い取られています…。

 

当然、息子へのフォローは全然できておらず、ほぼ放置状態…。

 

親のサポートなどなくとも、

自主的にてきぱきと動ける子であればなんの問題もない話ですが、

息子くんは、高校三年生と言えども、自立への道のりはまだまだ長し!

相変わらず動き出しはのんびりしており、マイペースな生活をしております💦

 

こんな未熟者が、来週からは初渡米&大学での講義に参加ですって。

本当に大丈夫かな。もはや、諦めと悟りの境地です…。

生きて元気に帰ってきてくれれば、それでいいかな。

 

 

今は期末テスト期間中でもありますが、もはやテスト勉強が「息抜き」状態に…!

学習時間の大半は、奨学金応募に向けたエッセイ執筆です。

1時間も2時間も、ひたすら書いては消し、書いては消しで、PCとにらめっこです。

なかなか苦しんでいます…。

 

いわゆる「試験勉強」、問題集を解いて、正解・不正解が明快だったり、

暗記して問題集を埋めていくと言った勉強の方がずっとラクだと言います。

 

 

「自分自身について書け。」以上、と言われてもねぇ、

自分のことは、自分にしか分からない部分も多く、

誰かが答えをくれるわけでもなし、自問自答の無限ループですね…。

 

 

あまりにも筆が進まないので、ひさぺー先生を頼ったわけですが…、

 

 

ああ、なんでもっと早くにご相談しなかったのだろう!

 

 

自由記述型の論文は、こうやって書いていくのかあと、

親子で目からうろこの毎日です。

 

私が想像していた奨学金エッセイへのご指導は、

息子が書いた原稿を添削してもらい、

「ご指導」「書き直し」それを繰り返すことで文章が洗練されていき、

完成度が高まっていく、と言うイメージでした。

 

 

しかし、指導内容は全く違いました!

 

 

まずは、募集要項の読み込みから。

求められる資質、基金が設立された背景に至るまで、

エッセイを書き始める前に、やるべきことがたくさんありました。

 

先生は「読解問題の自由記述解答に似ていますね。」とお話しされましたが、

まさにその通りです。

 

 

さらに、それらを深めるために先生ご自身が関連文献を調べてくださり、

オリジナルの「問題集」ができあがり、宿題になりました。

 

 

えええ!?

私と息子にとってのゴールは、エッセイを仕上げて提出すること、でしたが

先生のゴールは、書類審査を突破するためにできることのすべて、でした。

 

 

なんでわざわざ個別の問題集まで作ってくださるのだろう、

もしかしてうちの子にだけじゃなく、他の生徒さんにもここまで手厚いのだろうか?

 

素朴な疑問を投げかけてみると

先生は当たり前の笑顔で「個別指導ですからね。」とおっしゃいます。

 

 

これは、これは…。

 

 

とりあえず、応募資格のあるなら提出してみようくらいの気持ちでしたが、

先生の細やかなご指導に刺激され、

息子自身の中にも、書類審査は通過したいという意欲が増してきたようです。

 

 

自分一人で考えるだけでは、ただの生みの苦しみでもだえるしかありませんでしたが、

自分についてのあれこれをキャッチボールをしてくれる相手がいてくださると、

自分では気が付けなかったアイデアや表現が次々と見つかるものですね。

 

 

本番エッセイは、まだ一行も書けていませんが…、

エッセイと言う建物を建てる前の土台作り、骨組みづくりが一番大事なのですね。

 

 

 

時間がかかるものだし、時間をかけるべきものだと思いました。

 

 

なんでもっと早くに始めなかったんだろう…!激しく後悔…!

 

 

国内大学受験においても、総合型選抜や推薦型選抜を予定している方は、

早めに準備し始めることを強くお勧めします!

 

そして、極めて個人的な取り組みなので、これは個別指導一択ですね。

 

今年の奨学金に応募される同志のみなさま、

倍率は高いですが、共にがんばりましょう!