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傍流のアメリカ大学受験

都内私立中高一貫校の高校三年生。米国大学進学準備に奮闘中。
純ジャパ(日本生まれ日本育ち、海外経験ゼロ)の息子がどこまで挑戦できるか、親もつたない英語を駆使して情報収集に格闘しています。

2024年6月18日(火)   大雨

 

 

 

 

 

夏になると、いくつかの奨学金団体への応募受付が始まりますが、

各所、SAT1400点以上が、書類選考上での「最低条件」です。

 

テスト会場でのパソコントラブルの出来事を聞いた時点で、

もう応募自体をあきらめるつもりでいました。

 

奨学金は、成績だけで決まるものではないので、

たとえSATとTOEFLがクリアできたと言っても

息子の条件では選考される確率は極めて低いままですが、

それでも本人は応募したいと言います。

 

 

SATでのトラブルは、一時間目の英語受験中であったため、

英語の成績の方が不本意な結果となりました。

これをカバーするため、もう一度TOEFLを受験したいと言います。

 

志望大学の出願条件が、TOEFL100点以上なので、

それをクリアし、英語力にも問題ないことを示したいとのことです。

 

また受験料を支払うのは痛いが、

会場でのトラブルがなければ、今の息子の実力であれば100点は超えられるでしょう。

 

前回、3月に受けた時には、

会場には仕切りがなく、人が移動する導線も悪く、集中しづらい会場だったようで、

「二度とあの会場では受けない!」と憤慨していました。

 

 

どうやらTOEFL受験は、会場によってそのコンディションがかなり違うようで、

よくよく調べてみると、「○○会場はこうだった。」というような

口コミサイトやブログを多く見つけることができるのです。

(知らなかった~)

 

ネット情報は、便利ですね!

 

4回目受験の目標は、105点です。

 

リーディング

リスニング

ライティング

スピーキング

 

全セクション、各30点満点の、合計120点満点。

27点、ちょうど9割正解で合計108点なので、ここを目指したいですね。

得意のリーディングとリスニングではしっかり集中して満点近くを目指したい。

まだ苦手意識のあるスピーキングやライティングで少し落としたとしても

105点には到達したいとのこと。

自分で目標点を決めていました。

 

100点(83.3%)は超えられるんじゃないかなとは思いますが、

105点とは、なかなかです。

単に英語力を上げるだけでなく、今度こそテスト対策も必要となってくるのではないでしょうか。(お願いだ~、そろそろ対策してみて~。)

 

 

本人は「大丈夫、頑張る。」と言うので、

受験料はお高いですが(またもやドル建て)お支払いすることにいたしました。

 

 

パパには「飲み会2回我慢すれば、支払えるでしょ!」と軽く言われてしまったが、

全くもってその通りなのでぐうの音も出ませんでした…。

 

 

夫婦で頑張って稼ぎますが、全部子どもに吸い取られていきますね~。

 

 

ただ、「本番」という場面は子どもを大きく鍛える場なんだなと

今回のSATの件でも改めて実感しました。

 

「英語でトラブルがあって、会場でも泣きそうなくらいつらかったんだと思うけど、

よく数学の受験を辞退せず受けてきたよね。

しかも集中して最後まで解き終えて満点近いとはすごいね!」

とほめると、息子は、

 

(親はなにを当たり前のことを今さらメンションするのでしょう?)

 

と言うような驚いた表情で、

「いやあ、そりゃあ最後まであきらめたくないでしょう。」

と頼もしい言葉を発してくれました。

 

 

親が知るよりずっと、子どもはすでにいろんなものと戦ってきているのかもしれませんね。

受験準備と言うのは、これほどのストレスとプレッシャーはないほどに厳しいものですが、

人間としての器は確実に成長しているように思います。

 

 

さて、三週間ちょっとの準備期間で4回目のTOEFL受験を受けることになりますが、

残念ながら、まともに試験対策を立てる時間は確保できなさそうです。

 

①    オンライン大学の最終論文提出

②    学校でのプレゼン準備(英語)

③    期末テスト

④    奨学金応募エッセイ(複数)の執筆

⑤    サマースクールの事前講習受講とそのテスト

 

と、締め切りがTOEFLより前にあり、準備が大変なものが目白押しなのです。

その中でも特にくせ者なのが、「サマースクールの事前講習受講とそのテスト」です。

 

まさか、サマースクール受講前に、こんなに準備学習が必要だったとは~。

想定外の課題の量に、早くもおぼれそうに…、アップアップしています。

 

 

着実に準備を重ねていかなければならない海外大学への出願は、

まるで毎日が入試期間中のような緊張感です。

 

一つ一つの締め切りを意識して、着実に準備を進めていこう。

 

第一志望校への出願締め切り日まで、ちょうどあと5ヶ月です。