東大が全英語、文理融合型の新学部を創設 | 傍流のアメリカ大学受験

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都内私立中高一貫校の高校三年生。米国大学進学準備に奮闘中。
純ジャパ(日本生まれ日本育ち、海外経験ゼロ)の息子がどこまで挑戦できるか、親もつたない英語を駆使して情報収集に格闘しています。

2024年2月19日(月)  雨

 

 

 

 

やっとこのニュースが来たのね!と言う感想です。

 

 

東大が5年制新課程を創設へ、文理融合型で学部・修士一貫…27年秋入学(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

 

 

 

東大で2027年秋から、

全授業が英語でという『文理融合型の学部』が新設されるとのことです。

 

募集定員は100人で、半数は留学生になるとのこと。

これは選抜方法も欧米に準じて、書類選考型の方式を取りそうですね。

9月入学枠ということですから、

東大の一般選抜で残念だった生徒が、この新設学部に併願と言うことも起こりそうです。

 

共通テストが活用できるかはまだ不明ですが、

英語力の証明は、TOEFLやIELTSなどが必須になると思われます。

そして、現在の東大推薦入試で課外活動が重視されているのと同等に、

高校時代の課外活動の充実度が、選抜の重要な項目になるでしょう。
※詳細な選抜方法は、24年度中に発表するとあります。

 

『性別や文化、経済的背景といった学生の多様性を重視し、従来の東大入試とは異なる選抜方法を検討している。』となっていますね。

現行の東大入試では、東大を視野に入れられなかった生徒たちにもチャンスが巡って来そうです。

現行の入試は、「オールマイティな学力を保持していること」が求められています。

共通テストや二次試験の科目数の多さと配点に現れていますね。

 

 

私は常々、東大の入試が変わらないと、

日本の中等教育(高校)以下の教育内容も変われないと思っていましたが、

「やっと東大が動いてくれた!」と言うのが率直な感想です。

 

今回は日本人にとっては、たったの50人枠ですが、

今後、他の国立大学も追随し、この「全授業が英語、文理融合型学部、留学生が半数、書類選考型の入試」という選抜方法、講義内容の動きは加速していくのではないでしょうか。

 

そして、そうであってほしいと願います。

 

まあ、だからと言って現在の一発勝負の入試選抜は、今後も主流なままでしょう。

しかし、日本のトップ大学郡が選抜方式にバラエティを持たせる動きがあるのは良いことのように思います。

 

 

家庭の事情で日本を離れることが難しい子どもたちにも、

日本国内でグローバルな視点で学ぶ機会が得られますね。

 

日本の優秀な子どもたちには、

自国のことだけを考えていては解決できないさまざまな問題に取り組んで欲しいです。

地球上には、誰かが手を突っ込まないと解決できない深刻な問題が山積です。

その誰かが、日本人であってくれたらこんなうれしいことはありません。

 

 

 

我が子は2025年秋入学組なので、

最低2.5浪はしないとこちらの入試に挑戦できませんが…

 

いやいや、浪人したところで、東大なんて目指すキャラでも頭脳でもないので

お呼びでもないですね💦

 

 

今後、東大のこの枠を目指す子たちが

「ついでに」欧米の大学へも出願をして、「奨学金が得られたら海外へ出る」と決断する動きも出てくるかもしれません。

 

 

現在高校一年生以下のご家庭は、今後の情報を要チェックですね。

こういった選択肢を子が希望した場合、

その時にすんなりと選べるように親が情報収集を始めるのはとても有益だと思います。

 

そしてまずは、それを選べるように英語力の向上と課外活動への取り組みですね!

 

 

大丈夫です!間に合います!

(って、まだどこに出願するかも決めていない我が家が言うのもおこがましいですが…)

 

息子が、やっと真面目に海外大学向けの英語の勉強に取り組み始めたのが、高2年の4月頃からです。

課外活動に取り組みだしたのも、その頃からでした。

 

息子より、もっと英語の成績が良い純ジャパの友人、東大を目指すことを辞め

海外大受験に完全に振り切ったのが高1年9月からでした。

 

最近新たに3人めの純ジャパ友人が海外大挑戦組に参加、

その決断は高2年10月だと聞いています。

 

 

いつからでも、本気になったときが、その子にとってのベストタイミング!

 

間に合わない~、まだ足りない~、は、いつもの私の口癖ですが💦

 

 

難しい方を選択し、挑戦する若者の背中はいつだって温かい手で押してあげたいなと思います!