ギャップタームの過ごし方 | 傍流の子育て<アメリカ大学留学編>

傍流の子育て<アメリカ大学留学編>

中学受験期からブログ開設、2025年都内私立中高一貫校を卒業。8月からは米国大学へ進学。
純ジャパ(日本生まれ日本育ち、海外経験ゼロ)息子の挑戦の軌跡と、知識ゼロから始めた親の受験情報収集のあれこれを綴ります。

テーマ:

2025年4月16日(水)  晴れ

 

 

息子が高校を卒業してから、早1ヶ月以上が経ちました。

 

同級生たちはそれぞれの新しいステージへ

聞こえてくる話題は、引越しや入学式、所属したサークル活動や履修科目など

大学生らしい内容が多くあります。

 

それにしても日本の大学は

進学先が決まってから入学までの期間があまりにも短くてビックリですね!

準備する親御さんも本当に大変!お疲れ様でございます。

 

浪人を決めた友人たちも、本格的に予備校での授業が始まっているようです。

卒業後の少し浮かれたお祝いムードから

今ではすっかり気持ちを切り替えたようで連絡も全く来なくなりました。

来年は、彼ら全員の満面の笑顔が見たいです!

 

 

さて、海外大学進学予定の友人たちは、息子を含めみんな、プー太郎

良く言えば自由人です。

 

ギャップタームの間に日本の大学に進学する子の話もたまに聞きますが

息子の進学先も含め

出願時、新入生としての入学条件に「他大学に通っていないこと」とする大学があります。

ということで息子の周りは

日本の大学きら合格をもらっている子も含め、誰も進学していません。

 

「一緒に免許合宿に行こう!」

とか

「日本旅行をしよう!」

とか

 

のんきな計画を話し合っています。

 

 

息子は、卒業式の翌日からアルバイトをすべくあれこれ応募し

採用となるまでに本当に本当に苦労していましたが

なんだかんだ自分の力でいくつかの仕事を獲得し

あれこれ掛け持ちしながら現在は、週6日ペースで働いています。

 

「7月末日まで」という短期であることと、バイト経験がないことが

採用に至らない要因だったようで心配でしたが

採用していただいた仕事はどれも息子の性格に合っていたようで

今は、働くことが楽しくて仕方ないと話しています。

 

 

・飲食店

(ランチかディナー時の5時間

時には通しで11時~23時まで!途中2時間の昼寝休憩有。)

ここには週3日、バイト生活のベースになっていて

まかないが美味しい&インバウンド客が多く、刺激的で楽しいと大好きな職場です。

 

・英語学童保育(週2回)

これは日本語禁止、子どもとも先生とも英語だけを話す環境とのことで

息子にとってはこれがとっても居心地がいい!&楽しい時間のようです。

そして、小学生たちがとにかくかわいいのだと!

「小1ってこんなにちっちゃいのか!」とは、初日の談。

 

・中学受験指導(算数)(週1回)

こちらは日本語で、1対2(生徒)での指導だそう。

 

・小学生向け英語家庭教師(派遣)(週2回)

こちらもオールイングリッシュで日本語禁止での英語指導

募集条件は帰国生かネイティブでしたが、試験と面接に合格し

充実した研修をたっぷり受けた後に派遣されています。

 

・知人の家庭教師(3名)

 

 

さて、3月に紹介派遣で「春期講習」指導に通っていた高校1年生の家庭教師

親御さんには、ぜひ4月以降も継続を、と言っていただいたのですが

息子は断ったようです。

 

生徒本人に「英語ができるようになりたい」

と言う意欲が感じられないのと

受験英語じゃなく使える英語、つまり4技能を指導したい気持ちもあり

「この子の指導は、自分じゃなくてもいいんじゃない?」となったようで

他の先生に変えてもらったそうです。

 

親の私からすると、中学生/高校生の時の息子を良く知っているので

「宿題やらないんだよねえ~なんて、どの口が言う!?」と吹き出しちゃうのですが

指導するからには

「このくらいは英語ができるようになってほしい」

という自分なりの覚悟と責任を感じているようです。

 

 

卒業したばかりの頃は、なかなかアルバイト先が見つからず

時間ばかりが過ぎて行き、焦っていましたが

結果的に、アルバイトを通して英語環境をも与えてもらえる形に落ち着きました。

 

そして「教える仕事に就きたい」と思っていた中で

一般的な塾講師は「国内大学でないと…」と断れ続けてしまいましたが

なんとか希望通り、講師の仕事をもらうことができました。

 

 

もともとは留学費用捻出が目的のアルバイトでしたが

「仕事が楽しくて仕方ない」と言っている息子を見ると

「このままフリーター生活もありなんじゃない?」と思えてくるほど

やりがいと、頼りにされていることに誇りを感じる様子が伝わってきます。

 

出願が終わった後しばらくは

毎日ぐうたらした息子しか目にしていなかったから

息子の中に、まさかこんなにも労働意欲があったとは驚きしかありません。

 

18歳は、世間で見れば立派な成人です。

信頼され、仕事を与えてもらえるというのは、本当にありがたいことですね。

期待してくださった雇い主の方々を失望させることのないよう

責任を持って、仕事先でよい結果を出し続けてほしいと思います。