ケアレスミスについてのご相談をいただきましたので…。 | 傍流のアメリカ大学受験

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都内私立中高一貫校の高校三年生。米国大学進学準備に奮闘中。
純ジャパ(日本生まれ日本育ち、海外経験ゼロ)の息子がどこまで挑戦できるか、親もつたない英語を駆使して情報収集に格闘しています。

2022年9月16日(金)

 

 

ブログを再開したことで、

現在小学生のお子様をお持ちの親御さん方にも読んでいただけているようで

感想などをお寄せいただき、恐縮しております。

 

頻繁にアプリを開く時間が取れないので、失礼に当たるといけないと思い、

現在はコメント欄を閉じさせてもらっています。

すみません!

 

メッセージは、読ませてもらっています!

本当にありがとうございます。

 

過去の記事は、本当は削除したいほどお恥ずかしい内容ばかりで、

自分で読み返すのにも、すごく勇気がいるのですが…、

共感いただけたり参考にしていただけたりすることもあるようで、

わざわざ感想をくださり、本当にありがとうございます。

 

 

私は、息子の中学受験勉強時代にブログを書き続けていたことで、

少なからず予備校の先生方や中学受験指導の先生、

また、中学受験を終えられた先輩パパ&ママと繋がることができました。

(もちろん、同年代の親御さんも!)

 

その方々は、単なる読者なだけでなく、具体的なアドバイスや解決策をいただき、

私が子どもの勉強をサポートしていく中で、大いなる助けになっていました。

それらを、少しでもフィードバックさせていただければと思います。

 

 

私の過去記事を読んで、

「ケアレスミスが止まらない。」

「凡ミスをしても、子は気にしていない。」

と、うちの子と同じ悩みをお持ちのママからメッセージをいただきました。

 

 

私も自分のブログを読み返してみると、

かなりの入試直前まで

「あ~、このミスさえなければ…。」とか、

「ここはしっかり点を取ってほしかった!」とか

愚痴ってますよね。

 

 

さて、その後の息子の様子はと言うと…

高校生の今も、ケアレスミスは健在です!

↓↓↓

定期試験後の解き直しシートでの反省点のようです。

 

※期間限定で掲載していた画像は、削除しました。

 

自覚があるだけ、成長が見られるってことかな!?

(そう思うことにしよう。)

 

 

ミスにもいろいろあって

・  単純な四則計算の間違い

・  自分がメモした数字の読み間違い

・  単位の勘違い

・  回答欄への転記ミス

・  問題の読み間違い

などなど。

意外と多くの種類がありますネ。

 

 

種類はいろいろあるけれど、

じゃあなぜそのミスが起こってしまったのか、と言う点は、

息子が自己分析している通り。

 

時間が足りない、焦ってしまう

自信がない、気持ちに余裕がない

このあたりかなと。

 

これは息子を見ていて思うだけでなく、自分自身にも言えることなのですが、

やっぱり、気持ちに余裕がない時ってミスが誘発されやすい気がします。

 

仕事をしていても、

他に心配事がない、悩み事がない、体調がすぐれている

状態であれば、目の前のことにすごく集中して取り組めますが、

 

そうでない時には、ヒヤリハットやポカミスをして

結局、後始末にもっと時間を取られてしまう、なんていう悪循環には

何度も陥っています…。

 

 

ミスというミクロの部分だけで見ると

「なんでこんなミスを!もったいない。」って思うし、

「これにさえ気を付けておけたら。」と、とてもわずかなことに見えるのですが、

 

試験時間全体と言うマクロでみると、

親が思う以上にその時間、子どもは緊張しているし、精神的に余裕がないし、

焦りや不安など、集中力を削ぐような雑音が、頭の中にいっぱいあるようです。

その心理状態の結果が、分かりやすい「ケアレスミス」と言う形で

答案用紙に表れているのかなと思いました。

 

上記写真内で、先生からのアドバイスにも

・時間配分を考えて、すべての問題に目を通すことはできましたか?

・ケアレスミスがないか見直しをする時間をとりましたか?

と、あります。

 

子のアドバイスからも分かるように、

「時間が無くて焦るもの」

「ケアレスミスがあるもの」

が前提になっています。

 

 

改善策としては、まずは大前提として子ども自身が

「ケアレスミスをなくしたい」と心から望み、強い決意をあることが必要ですが、

その上でミスをなくす訓練として、子ども自身が取り組めることは、

「時間に焦らない。」

「自分が解ける問題を見極める。」

と言う、心の訓練が有益かと思います。

 

長くなったので、

次回に「焦りをゼロにする心の訓練」について書いてみたいと思います。