ネコ踊り病(水俣病)その50 | ■ALS de 马马虎虎 ■

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als罹患者ミッキーは
「奇妙奇天烈・马马虎虎(マーマーヒーヒー=馬馬虎虎・いいかげん)」なオヤジなのである。

马马虎虎de ALS



同じく熊研の井上孟文教授(精神神経科)によると、1961年五月から1962年八月の間に、知能障害、性格障害、神経障害の者入院15、在宅28、男26人、女17人計43人年齢は、7歳から15歳まで、各年齢層に分布し、


其の内の42人が知能障害である。 (高度知能障害)自発的動きが無く、自力では体位の変化も不能、言語や動作の簡単なものの理解も表現も出来ない、(性格障害)特に水俣病ではとりわけ積極性が無く、無口で、笑いやすく、不機嫌になりやすく、無表情。(てんかん性発作)1961年の調査で、43人中3人7パーセントの例を見ている、発作は{あーあー}という小さなうめき声で始まり、全身が硬直し、眼球は上方に回転し、  外からの刺激にも無反応。

(失語)43人中7人、語音理解はあるが、言語の意味の理解障害があり、意味を理解するには反復復唱し時間を要する、文章についても同じで一度で理解することは無い。


さらに1962年から1963年に原田正純教授は、1年4ヶ月に渡り先天性水俣病の患者17人について、臨床調査をおこなっているが、患者発生率7パーセント、異常な高率で、男7人、女10人で


精神、運動、知能障害100パーセント、性格、身体発育障害97パーセント、流涎、斜視、発作症状75パーセント、全体として寸時もじっとしていられず、異常にはにかみ、尻込みをし、と思えば乱暴で攻撃的、さらに意味のない声を発しよく笑う、そして発作症状を起す者14人、である。