今週に入って、僕の住むところも猛暑に見舞われています。今朝のニュースを視ていたら、ヨーロッパは今年も熱波に見舞われているという報道に接しました。
パリも7月1日気温40度を超え、エッフェル塔も閉鎖し、フランスでは相当の数の学校が休校となったそうです。ロンドンも先月、最高気温30度以上の日が6日間と異例の厚さになったということです。
フランスも英国も、以前は夏過ごしやすかったせいか、冷房設備が日本ほど整っていないようで、今回、ロンドンの地下鉄は冷房化が進んでおらず、「灼熱地獄」であったといいます。また異常に乾燥しているため、森林火災、山火事の危険もあるようです。
ヨーロッパ各地を見舞う熱波が、地球温暖化によるものであることはもう明白でしょう。毎日日課のごとく視ている「羽鳥慎一モーニングショー」でも、今朝この深刻な気候変動問題を取り上げていました。解説は、三重大学大学院教授、立花義裕氏で、仙台からのリモートでした。
番組では、過去に何度も、ヨーロッパのみでなく、日本や北米をも襲う熱波が起こる原因について掘り下げてきていました。より具体的には「偏西風の大蛇行」によるものと図解つきで、わかりやすく説明してきました。以前は蛇行せず流れていた偏西風が何故蛇行し、上記の地域で北上したかというと、北極の氷が相当解けてきており、北極付近と赤道付近の気温差が少なくなって、偏西風の勢いが弱まり、不安定になっているためだということです。このことについて、理系脳の持ち主ではない僕に、うまく説明できるわけはないので、そもそも偏西風とは?から始めて、蛇行が起こるメカニズム、蛇行による気温上昇に至る過程がよく分かるオンライン記事を見つけたので、それで理解していただきたいと思います。
番組では、ヨーロッパから北米に至る偏西風の大蛇行の図解があって、直感的に理解しやすいものでした。地球温暖化をこれ以上ひどくさせないためにも、二酸化炭素排出量を減らす対策をたてることが、まさしく急務です。このままでいくと、たった5年、10年先にも、ひどく悪化(例えば、豪雨の頻発、台風の巨大化、大洪水、大干ばつなど)することが懸念されます。まずは、非常に深刻な危機が正しく迫っていることを一人一人(特に子供たちに)認識してほしいと願っています。このことは決して脅かしではありません。大地震同様、正しく気候変動のメカニズム、過程を理解し、心の準備をすることが、何よりも大切な防災への備えだと考えています。