実際に投資を始める前にYOUTube動画をだいぶ観ました。そして米国ETF(上場投資信託)トップ3の合計純資産総額が日本の国家予算を上回ること、にもかかわらず信託手数料はVnaguard社のETFだと何と0.03%、つまり100万円投資して、わずかに300円であることを 知って、すごい!と思い、たとえ多少損しても、米国NY市場に是が非でも参加したくなりました。今、考えると無謀としか言えません。でも決断が早かったことが幸いしました。まだ、円安が加速度的に進んでいないときで(つまり、FRBが急激な利上げを行う前)、株価も低迷していたので、割安に買えたからです。
証券会社は、SBI証券にしました。どうしてかと言えば、当時証券会社のドル円為替手数料はふつう確か25銭(今は何と無料になっていますね)で、SBIだけが住信ネット銀行を経由すると、確か6銭とずっと安かったからです。円をドルに換える時は、わくわくどきどきでした。それまで日本に閉じこもっていた感じから、いきなり世界に出たような気分になりました。今まで自分を覆っていた殻を破ったような喜びを感じました。
還暦を過ぎてようやく日本という狭い世界から脱したのです。投資を始めて本当に良かった、と今しみじみと思っています。それまでは日本という枠内でしか考えることができなかったのに、ドル円の交換という行為をするだけでも、為替という国際的な仕組みに関わることができたのですから。為替相場は、日々一刻一刻変化しています。大きな事件だけでなく、政財界の重要人物の一言でも大きく変動します。それを知ってから、国際ニュースもまめに観るようになりました。国際ニュースに接していると、いかに悲惨な状況に置かれている地域や国が多いか、感じざるを得ません。日本の国際ニュース報道は、明らかに不十分です(今、僕はなぜか神奈川テレビで朝放映しているBBCニュースを観ていますが、BBCでは例えばここ数か月主要ニュースとして極めて悲惨なガザ情勢をずっと連日追跡しています)。
何か、本題からそれてしまいました。今日はこれくらいにしましょう。
投資に際して、YOUTUBEに非常に恩恵を感じているので、これまでずっとお世話になっている動画サイトを毎回挙げたいと思います。
今日は、投資を続けるうえで大事な長期運用について、経済理論にも詳しく、揺るぎのない信念(決してブレない)を訴える、特にS&P500に投資している方に是非ご覧いただきたい動画サイト「S&P500最強伝説」です。
ちょっとおじさんの顔が怪しいですが、語られている内容は確かです。
株は安く買って、高く売るものというタイミング投資が巷ではよく言われますが、長期運用をする者にとっては、誤りでしかないこと、市場に長く居続けることの大切さを、経済理論を踏まえて力説しています。ともかくこの方は、すぐれた理系脳の持ち主で肝にすわった、一言でいえば強い人です。