石破政権になったけれども、マイナ保険証の制度についてはそのまま変更なしで、紙の保険証を廃止する方向なんでしょうか。まぁ、今になってまた変更されると余計に混乱してしまうかもしれないので、慎重にならざるを得ないのでしょうけども、すでに混乱と不便が生じてる感じが、ひしひしと。
うちの母がニュースを見て、「資格確認書は（マイナ保険証を持っている人も含めて）全員に送られて来るらしいよ」って言っていたので、「へぇ〜」って思っていたのだけど、それは間違いだったみたい。やっぱり。母情報、怪しい。というか、ニュースを見て、母と同じように勘違いしてる人は多いのだろうな。
【追記（2024/11/29）：全員に届くのは「資格情報のお知らせ」だそう。母はこのニュースを見たのかも。】
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マイナ保険証を保有していない（マイナンバーカードの健康保険証利用登録をしていない）方全てに、申請によらず交付されます。マイナ保険証を持っている人は申請すれば交付されるようです。
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この記事を読んでも、なんだかよくわからない…。記事がわかりにくいというより、制度がわかりにくい。
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紙の保険証がなくなってマイナ保険証だけになったとして、単純に不便だなと思うのは、保険証に記載してある番号などの情報が自分ですぐに目視で確認できなくなること。すべてがマイナンバーカードでの手続きになるなら確認する必要もなくなるのかもしれないけれど、いちいちマイナポータルにアクセスして確認するのは面倒です。自分用にスクショなどをメモアプリに保存しておけばいいのだけど、それもなんだか本末転倒のような…。
病院の窓口などでもカードリーダーの不具合などがあったときに紙の保険証の提示を求められることもあるようで、今後はそういうときの対応をどうするんでしょう。
運転免許証は、マイナンバーカードと一体にするかしないか、または両方か、選べるようです。保険証もそうすればいいのに。運転免許証は、運転するときに本人が携帯するものだから、運転しない人や運転していないときには、基本的には必要ないもの。なので、保険証ほど影響は大きくなさそう。運転しない高齢者や子どもや障害のある方など、運転免許証を持っていない人には関係ないことです。
健康保険証は、基本的には全員が持つもので、自分で意思表示できない方や子どもや赤ちゃんなども含まれます。さらに、受診歴など医療情報は常に更新されて、かなりの個人情報も含まれます。そういう意味で、マイナンバーカードの一体化の議論で、運転免許証と健康保険証を比べるのはちょっと違うかなと思うところ。
↓参考
マイナ保険証が使えなかった場合に備えて紙の資格確認書などを常に持っていないといけないというのもなんだかおかしな話で、それならプラスチックのマイナンバーカードの表面に紙の保険証と同じ保険証情報を記載しておけばいいのでは。
運転免許証と同じように、マイナンバーカードとマイナ保険証を別々に持てるようにするのが、今の現実的な対処法のような気もします。
それにしても、保険証の必要な場面で本人がいないということも多いです。先日も薬局でマイナンバーカードの読み取りを求められた方が、マイナンバーカードをカードリーダーに入れてから「パスワード忘れちゃった」って言ったら「顔認証もできますよ」って薬局の方に言われた後、「あ、姉の（マイナンバーカード）なので」って言ってました。パスワード知ってたら他人のマイナンバーカードでも受け付けできてしまうし、パスワード知らなかったら他人の代理で手続きするときにはマイナ保険証での認証ができないし、どっちにしても、これでいいのか？ って感じです。
私が見ている限りでも、薬局で本人の代わりに薬を受け取る家族は多いです。お薬手帳がある場合はいいのですが、今後、マイナ保険証でお薬の履歴を確認したりすることになると本人以外が来店してマイナ保険証の認証ができないと困ることもありそう。
そうそう、いままで薬局では紙の保険証、最初の1回だけ確認してあとは更新があったときに確認するくらいだったのが、マイナ保険証になってからは毎回確認を求められます。ただ、薬局では保険証は必須ではないので持ってなければ出さなくても大丈夫。
マイナ保険証、医療情報がデジタル化されて便利なことも多いと思うのですが、利用する側からすると便利さが実感できないのが現状。実態に即した制度になるように、もう少しゆっくりと利用方法の検証などをしてから移行していけばよかったのにと思います。
病院でも通院のたびに確認が必要。そもそも以前からそういうルール（健康保険法施行規則第53条等）だったみたいです。
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こちらも参考に。厚労省のサイト。
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date:2024/10/31
※写真は縮小しています。
