白内障の手術をして、目が見えるようになったので、少しずつ身の回りの片付けをしています。白内障でソフトフォーカスのファンタジーの世界にいたときには見えなかった、細かいホコリとか汚れとかもよく見えるようになってしまいました。
気付かなければ気にならないけど、見えちゃうと気になることもあります。…でも、あんまり過度に気にしない。暑いし、お掃除、やりすぎると疲れちゃうので。
ホコリの掃除もそうだけど、モノの整理もちょっとずつやってます。世界がぼやぼやして見えにくかったときには、箱に書いてある文字とか読むのも一苦労で、疲労感が半端なかったのだけど、今は、良く見えるので、要るもの、要らないもの、とりあえず取っておくものの分別ができるようになりました。なんか、視界がぼやぼやの世界にいると、脳みそもぼやぼやになって、判断力が鈍ります。
見え方がクリアになったので、思考回路も少しクリアになりました。少しだけね。
白内障の手術後によく見えるようになったもの。自分の顔のシミ。食卓で向かい側に座っている母の顔のシミとシワ。自分の髪の毛の白髪。アラフィフの割に白髪は少ないので、ときどき黒髪のすき間からピンっと飛び出てる白髪を見つけるとつい、抜きたくなっちゃう。
コロナの初期にはまだ白内障も進んでなくて、白髪もよく見つけてました。ステイホームで街に人がいなくなって、このあとどうなっちゃうんだろうってときに、精神的なストレスが大きかったらしく、白髪が一時期増えました。このまま増えるのかなぁと思っていたら、コロナ禍が少し収まってきたら、自然と白髪も減りました。今は、たまに何本か見つける程度です。
ストレスで白髪が増えるって本当だったんだ…と思った出来事。
持病の多発性筋炎(膠原病)も、大地震とかコロナ禍で再燃するし、ストレス耐性が弱いみたいです。外界に影響されない、強いココロが欲しいです。柳に風で他人に影響されない飄々とした人に憧れます。流れに乗って、どんぶらこ、と過ごせたらいいなぁ、と思いつつ、ついつい、いろんなところに寄り道して、怒ったり悲しんだり悩んだりしてしまう。それが人生ですな。ケセラセラ。
白内障の手術後、曇りガラス越しのような視界はなくなったけれど、ピントの合う範囲は狭くなっているので、全体的には少しずつ見えにくい感じではあります。なんとなく見るには困らないですが、長時間新聞や本を読むとか、テレビを見るとか、パソコンするとかっていうのはちょっと疲れます。屋外の景色も、バスや電車の中の掲示物などはそれなりに見えているのだけど、遠くのビルとか山とかは微妙にブレてます。車の運転はしないけど、もしするとしたら、メガネ必要そう。
どの用途のメガネを作るかは、悩ましいところ。眼科の医師に相談したら、ご希望で、って感じでした。ひとまず、使う頻度の高い、手もと用とテレビ用から作ろうかな。術後1〜2ヶ月くらいで視力が安定するので、メガネ作ってもいいみたいです。今は普通の老眼鏡で新聞読んでます。
【今日の撮影機材】
カメラ:FUJIFILM X-T50 → 価格.com
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date:2024/8/3
※写真は縮小しています。