忍者のドラマと小田原 | へにょへにょ日記[ゆるゆる田舎暮らしブログ]

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カメラ、写真、本、アート、ペット、犬、家電、料理、ハンドメイド、医療、健康…。なんとなく過ぎてゆく日常のあれこれ。スムースチワワの小太郎と過ごした日々。

 

Netflix(ネトフリ)で配信されているオリジナルドラマ「忍びの家」、全部見終わりました。よくありがちな、シーズン2へ続くような思わせぶりな終わり方でした。

 

↓ドラマ公式サイト

 

ドラマが話題になっていたこともありますが、舞台が地元の小田原ってことで、長らく契約をためらっていたネトフリを契約して見てしまいました。小田原は、小田原城と海(砂浜)のあたりの映像が多くて、風景がイメージとして使われているって感じですかねぇ。日本のドラマでは見ないような角度からの映像もあって、地元がなんかかっこよく使われていて、嬉しかったです。

 

街とか、主人公たちが住んでいる家なんかはたぶん別の場所で撮影していて、小田原っぽさはなかったです。忍びの家族の家業が酒蔵っていうのも、全然小田原っぽくないですしね。かまぼこ屋さんとか梅農家とかみかん農家とかだったら、小田原っぽかったのに。

 

一応、服部半蔵、風魔忍者、北条家、などそれっぽいキーワードが出てくるけれど、(実際の歴史的な考証は置いておいて)私がいままでイメージしていた忍者とか歴史とちょっと違う感じ。パラレルワールドかな。オープニングで北条家の家紋と徳川家の家紋の旗のイラストが出てくるのだけど、小田原攻めで北条氏を滅ぼしたのは豊臣秀吉。北条と徳川はわりと友好的だったのでは…なんて、ひっかかってしまって、ストーリーが素直に頭に入らない。

 

忍びの者たち(忍者とは言わないらしい)も、あまり「忍」んでなくて、動きがバタバタ。建物に潜入すろときも派手な音を立てて狭いところを進んでたり、けっこう目立つところから入り込んでたり。忍び方が、甘い。

 

「忍び」というよりも、覆面の戦闘集団のようなイメージなんでしょうか。

 

しかし、ネット配信サービスで、いろんな国でランキング上位に入っているらしいので、こういう感じが、世界で受けるのか、って思いながら見てました。まったく前知識なしに見たら、普通に面白いのかも。特にラブシーンで、欧米のドラマっぽさを感じてしまいました。わかりやすい愛情表現。日本ではトゥーマッチ(やりすぎ)では…とちょっと引いちゃった。

 

忍び、というか、忍者って、あまり表に出てこないで裏で暗躍して権謀術数を駆使して、他の人には忍者の存在を感じさせないようにスマートにコトを収めるイメージ。このドラマでもそういう設定にはなっているのかもしれないけれど、実際の画面上ではかなり血なまぐさい,派手な戦闘シーンも多くて、それも、視覚的に「わかりやすい」要素になってます。

 

個人的にはうむーって思ったけど、日本のドラマが海外に進出するには、「わかりやすさ」は必要な要素なのかもしれないな、とも思いました。

 

ネトフリ、他にも見たいものが多く、せっかく契約したから見ようと思うのだけど、地上波やBSのドラマも録画したまま見れてないものもあるし、なかなか全部は見られないです。娯楽が多くて消費しきれないなんて、贅沢なことです。

 

今日のトップの写真は先日撮った、小田原城趾公園の花菖蒲。昔はお堀だった場所が花菖蒲園になっています。このあたりにも忍者が忍んでいたんでしょうかねぇ。

 

↓参考。ドラマのレビュー記事。

 

私の中の忍者のイメージは「梟の城」かなぁ。

 

 

忍びの国」は配信で見られます。

 

 

原作小説

 

 

 

【今日の撮影機材】

カメラ:FUJIFILM X-T20 → 価格.com

レンズ:XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro → 価格.com

date:2024/6/4

@小田原城趾公園

※写真は縮小しています。

 

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