春ドラマ、すでに最終回を迎えていたり、終盤にさしかかっているものが多いです。録画したまま見れてないものもあって、まとめて見るか、そのまま見ずに消すか、悩ましい。
見ているドラマで「おおっ」と思っているのが「君とゆきて咲く ~新選組青春録~」。原作が手塚治虫のマンガ「新撰組」だそうなんだけど、ドラマだけ見ていると手塚治虫だってわからん。2.5次元ミュージカルをドラマにしちゃった、って感じ。2.5次元ミュージカルをちゃんと観たことないけども。
なんとなくビビッと感が働いて見始めたものの、最初はイケメン系の若手男性俳優さんばっかりのキャスティングに、誰が誰だかさっぱりわからん状態でした。が、2話3話と見続けていると見分けられるようになり、おばちゃん、ちょっとハマっちゃいましたよ。
主演のお二人は他のドラマでも見ていたし、よく見れば、見たことのある俳優さんもいて、みんな楽しそうに生き生きとお芝居している姿が、なんかいじらしいというか愛おしいというか。
主要キャストに女性がいないというのも、しばらく気付かないくらい、男臭さがないドラマ。新撰組で、めっちゃ体育会系で汗臭そうなのに! オープニングやエンディングの映像もちょっとキュンキュンしてしまうよねぇ。演舞っぽくかっこいい振付で踊っていたり、カメラ目線で訴えかけてきたり、なんなんだ、いったい。
こういう設定でよくありがちな、サバサバ系女子がオトコのフリして入り込むとか、弱みを握られてお世話係として雇われるとか、そういうの、ないです。主役のひとりがそういう役割なんでしょうけども、一応、親の敵を討ちたい男の子です。
いままでの新撰組ドラマとは全然違うし、キャラクターの設定とかストーリーとか歴史考証とか衣装とか、完全にパラレルワールドかってくらいファンタジーですけども、ドラマのためのキャストというより、キャストのためのドラマなんだろうなって思って見てます。キャスト目当てで舞台見に行って、ストーリーもなにもわからんけど、「○○くん、かっこよかったから満足!」みたいな。
そして、比べてはいけないのかもしれないけど、似たようなドラマだなぁと思うのが「95」。イケメン男子を揃えてチームで戦うって、新撰組じゃない? ドラマの印象は全然違うけども、若い男の子たち(キャストは役の年齢より年上だけど)が集まって夢を語ってみたり、生き方を模索してみたり、ケンカしてみたりするドラマ。
わりと評価は高そうなのに、どうも「95」はあまり夢中になれないなぁって思ってたんですけど、そうか、私は「君と〜」系ドラマのほうが好きなのだな、って気付いて、すごく納得しました。「95」は男臭い、タバコ臭い感じです(こっちが好きな人も多そう)。
「花より男子」とか「花ざかりの君たちへ」とか、マンガ原作イケメンドラマ、好きでした。今って、高校生役を20代や30代の俳優さんが演じることが多くなっちゃってるけど、役と同年代の俳優さんが演じる世界に戻ってほしいなぁ。
↓ドラマ公式サイト。
↓原作も気になります。
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date:2024/6/1
※写真は縮小しています。