相変わらず、大河ドラマ「光る君へ」と朝ドラ「虎に翼」を見てます。
大河は史実通りの人物たちが出てきますが、大昔のことなのでかなりフィクションが入っています。ほぼファンタジー。朝ドラはモデルとなった人物はいるものの、役名や設定などは変更されて、フィクションとして描かれています。
両方とも歴史的な事実を踏まえたフィクション。なので、登場人物の未来や末路がわかってしまう。それも、歴史ものの(事実を踏まえてどういう解釈で描かれるのかという)楽しみではあるのだけど、見ながら、ちょっとせつなくなってしまうことも。
大河ドラマは「源氏物語」と作者の紫式部自身の生涯を融合させたような物語で、平安時代の風習、風俗なども描かれていて、きらびやかで美しい世界です。「源氏物語」はマンガや現代語訳されたものをいくつか読んでいるのだけど、紫式部やその時代の人物についてはよく知りませんでした
なので、今回のドラマを見ながら、藤原道長の時代の歴史上の人物や出来事を学んでいる感じです。一条天皇の后だった定子と彰子についても詳しく知らなかったので勉強になります。
ドラマの展開に、いやこれどうなっちゃうんですかねぇって気になってWikipediaを読んでみたり、SNSで豆知識を発信してくれている方々の書き込みを見てみたり。ライバル関係ともいわれ、実際には会ったこともないかもしれない清少納言と紫式部がドラマの中で仲良くお茶飲んでるシーンにほっこりしたり。
史実を踏まえてドラマを見ると面白いです。紫式部と藤原道長は夫婦としては結ばれない。道長は奥さんが何人もいる。なんかもうこれだけで、先が思いやられます。ドラマではどう描かれるんでしょう。今のところ、道長の妻が夫の心に深く刻まれている別のオンナの存在に気付きながら夫には何事もなかったように接しているところが、微妙にホラー味があって、怖いです。こういうドロドロ系は苦手。
朝ドラも、ついに太平洋戦争が始まり、苦しい時代に突入。ヒロインのモデルとなった方の夫は早世しているので、ドラマでもたぶんそうなるのだろうと思うと、せつない。戦争さえなければ、という思いと、戦後の新しい時代に女性活躍の道が開かれることを期待する思いが交錯。ますます目が離せません。ヒロインのトラちゃんの周りの人々の運命も気になるところです。
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date:2024/5/18
※写真は縮小しています。