無色透明が見えない白内障の世界 | へにょへにょ日記[ゆるゆる田舎暮らしブログ]

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カメラ、写真、本、アート、ペット、犬、家電、料理、ハンドメイド、医療、健康…。なんとなく過ぎてゆく日常のあれこれ。スムースチワワの小太郎と過ごした日々。

 

夕飯後に洗い物をしている途中で、背後に座っていた母に話しかけられて、振り向いて話をしていたら、突然母が「ひゃぁ〜〜」っていいながら身体を後ろに少しのけぞらせてナニカを避ける仕草。

 

一瞬、黒い虫(例のアレ)かなにかが出たのかと思ったんですけど、見える範囲でなにもなくて、パニクる母にこちらもプチパニック。ほんの数秒の出来事。

 

で、「なに〜〜〜!?」って少し身体を動かしたら、腰から足に水が、びちゃぁっとかかって、同時に母が「みず〜!!!」って叫びました。振り向くと、水道から出しっぱなしにしていた水が、シンクに置いてあったお茶碗に跳ね返って、キレイに放物線を描いて母の目の前の床に落ちてました。

 

やっと事態を理解して、同時に水道を止めました。すでに床は水浸し。ああ、びっくりした。

 

母は水道を止めるという行動には出られず、しかも「水道」って単語が出なかったみたい。そして私は、(白内障で)目が見えにくくなっていて、無色透明な水が目の前にあるのに全然見えませんでした。頭も身体も反応が鈍くなっている母と、目の前のものが見えない娘、なんだかもう老老介護みたいで、笑っちゃいます。何も壊れず、誰も怪我しなかったから笑い話になってよかったけど、この先が思いやられます。

 

一週間くらい前に、私がうっかりガラスの容器を割ってしまって、危ないので、掃除機をかけて拭き掃除もして、念入りに後始末をしたつもりだったのですけど、ちょうどこの日の昼間に母が部屋の掃除をしていたら、壁と床のすき間に少し大きめのガラスの破片が刺さっていたらしいです。怪我する前に母が気付いてくれてよかったです。

 

母はもともと近視だったのだけど、15年くらい前の60代前半くらいの頃に、近視の矯正のためにレーシック手術を受けようと受診して、軽い白内障があるので白内障の手術のほうが保険も効くし今後のためにもよいと勧められて手術しています。その後はいろんなものがよく見えてます。

 

今は、私が床に落とした小さな錠剤も母が先に見つけてくれます。どっちが介護されているんだか。

 

床に落ちる水も、ガラスの破片も、よく見えてる。

 

私も白内障の手術をしたらまた見えるようになるのかな。もともと目は良かったのだけど、5、6年前に見えづらくなって(老眼と言われた)、近視と乱視でメガネを作ったものの、メガネに慣れてないので普段は裸眼。今は白内障もあって、メガネをかけても見えづらい(裸眼よりはだいぶ見えるけど)ので、日常生活ではほとんどメガネなしです。細かいところは見えないけれど、料理や家事はできます。

 

新聞やパソコンの画面が見えづらかったり、商品ラベルの細かい字が見えにくかったりと、不便ではあるけど、まぁ、日常生活はそこそこ送れているかと思っていたけど、やっぱり見えにくいというのは困ることもありますね。

 

白内障の手術(治療法)がなかった頃の、昔の人は、この不便のまま生きていたんですよね。いやはや。医学の進歩、ありがたいです。手術は約1ヶ月後の予定です。ちょっと怖いけど、見える世界が戻ってくるのは嬉しいです。

 

白内障の原因いろいろ。私の場合はステロイドと老化と、血糖値が高い(これもステロイドの副作用)のも関係しているのかも。よくわかりません。

 

 

 

白内障についてはこちらのテーマにまとめてあります

 

 

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