盛りだくさんだった冬ドラマ | へにょへにょ日記[ゆるゆる田舎暮らしブログ]

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カメラ、写真、本、アート、ペット、犬、家電、料理、ハンドメイド、医療、健康…。なんとなく過ぎてゆく日常のあれこれ。スムースチワワの小太郎と過ごした日々。

 

「春めき桜」、満開でした。昨日は強風だったので散ってしまってないか心配ですが、桜は、満開までは強風でも散らないので、もう少し大丈夫ではないかと思います。でも、このあとのお天気次第でどうなるかわからないです。

 

さて、テレビドラマが続々と最終回を迎えています。まだ終わってないドラマもあるけどなんとなく、全体の感想など。

 

今期は原作がないドラマがわりとがんばっていたような。「グレイトギフト」「春になったら」「厨房のありす」「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」「ジャンヌの裁き」「おっさんずラブ-リターンズ-」など。(原作があるドラマが混ざってたらすみません)

 

原作があるドラマでは、「院内警察」「ナースが婚活」「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか」「作りたい女と食べたい女」「消せない「私」ー復讐の連鎖ー」「恋する警護24時」「パティスリーMON」あたりが好きでした。

 

舟を編む 〜私、辞書つくります」も原作ありですが、スピンオフ的な内容になっています。だいぶ前に原作を読んでいるのだけど内容をすっかり忘れているのでほぼオリジナルのような感じで見てます。原作を踏襲してエッセンスは詰め込まれた上で、現代に合わせてアレンジされているところがとてもよいです。ああ、こんなエピソードあったなぁって思いつつも、エピソードに今風のものが取り込まれてる。へぇ〜って思いながら見てます。

 

不適切にもほどがある!」も原作なしですが、クドカン風味満載で、面白くなってきました。最初、どうなるかと思ったけど、ドタバタっぷりが少し落ち着いて、ちゃんと家族の物語になってます。今の時代にどうこうっていうよりは、世代を超えたファミリーの物語なのかな。いろんな意味で。最終回まで、まだまだ目が離せません。

 

おっさんずラブ-リターンズ-」、「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか」(おっパン)、「作りたい女と食べたい女」(つくたべ)は多様性、というかLGBGQ、同性愛なんかを扱っているという意味で、比較してみると面白いです。

 

なんかもう同性だからっていう障害なんかなくて同性愛が普通になってる世界線の「おっさんずラブ」、古い価値観から抜けだして家族を理解しようとするおっさんが奮闘する「おっパン」、どっちもなんかちょっとほっこりと幸せな気分になるドラマでした。

 

「つくたべ」はいいドラマだと思うのだけど、出てくるのがほぼ女性。自分たち(同じ価値観を共有する人たち)だけで完結している世界で、男性版の「きのう何食べた?」と比べると外の世界との関わりが薄い。女性と男性の違いなんだろうか。

 

あと、開始前に期待していたフジテレビ版の「大奥」。以前のシリーズに比べると(かなり記憶が薄れているけれど)、スケールが小さいというか、これ、普通に地方の大名でもよかったのでは、っていう感じの展開になってます。

 

大奥っていうと、お付きの人たちを引き連れて移動するイメージがあるのに、このドラマでは将軍も御台も1人でスタスタとお庭や廊下を歩き回っております。そこにやってくる、敵役の局や側室のほうがたくさん引き連れていたりして、なんか、学園ドラマで、高飛車お嬢様グループに対抗する転校生ヒロイン、みたいに見えちゃう。イジメのやり方も、なんかわかりやすいというか、庶民的というか。蔵に閉じ込めてみたり、せっかく作ったものをビリビリにしてみたり。

 

権力闘争も、将軍の出自を巡って田沼意次に脅されてるっていうところがメインで、わりとシンプル。邪魔者は殺されるけど、あまり複雑な背景はなく、ストーリーから消えてゆく。

 

予算なのか脚本なのか演出なのか…。いろいろ中途半端でもったいない感じではあります。大河ドラマや(男女逆転の)NHK版「大奥」と比べられちゃうと、そうなっちゃうのかな。大奥じゃなくて、普通の時代劇も見たいです。勧善懲悪、チャンバラありの、スカッとするやつ。

 

そうか、「大奥」がもの足りないのは、チャンバラがないからか。

 

冬ドラマ特集はこちら。

 

春ドラマの情報も出てきてますね。また、数が多い。

 

 

 

 

 

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date:2024/3/18

※写真は縮小しています。

 

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