日進月歩の白内障手術 | へにょへにょ日記[ゆるゆる田舎暮らしブログ]

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カメラ、写真、本、アート、ペット、犬、家電、料理、ハンドメイド、医療、健康…。なんとなく過ぎてゆく日常のあれこれ。スムースチワワの小太郎と過ごした日々。

 

いよいよ、白内障手術に向けて動きだそうと、重い腰をあげつつあります。今通っている眼科では手術はしていないので、別の眼科へ紹介してもらうことになります。うちの両親も手術した眼科クリニックに行くことになると思います。

 

白内障の手術自体は、周りに経験者が多いのでそれほど心配していないのですが、調べてみると、眼内レンズの種類が多くて、どうしようかと悩ましい。クリニックによって使える(扱っている)レンズの種類が違うみたいなので、まだなんとも言えないけれど、ざっくりと、単焦点レンズか多焦点レンズのどちらがいいか、くらいは調べておこうと思ったら、けっこう、沼、でした。

 

レンズも、日進月歩で新しいものが出ているようなので、あと5年、10年後になったらもっといいものが出てるかも。母が手術したのが10年以上前だけど、その頃も多焦点レンズがあって、(詳しくは聞かなかったけれど)保険適用外で70万円くらいと言われて、諦めた(というか、すぐに選択肢から外してた)のを覚えています。

 

今も、自由診療だと高額ですが、2020年からは選定療養(いわゆる混合診療)で、手術費用(保険診療)+レンズ代で、自由診療よりも安く受けられるようになったみたいです(その前は先進医療で受けられるケースがあったみたい)。ただし、レンズの種類は厚労省が認可したもののみ。

 

↓参考

 

制度もレンズも日進月歩。

 

白内障の本やネットを見ていたら、多焦点レンズは単焦点レンズと比べて、コントラストが低下するとか、夜にライトがにじんで見えるハロー・グレアと言われる現象があったり、ピントが甘かったりというデメリットもあると。

 

絵を描いたり写真を撮ったりその写真を編集したりするので、ただ見えればいいというのではなくて、「見え方」の変化も気になるところ。特に、コントラストが低下するっていうのはかなり困る。しかもメガネなどでの矯正もしにくそう。

 

映像関係のお仕事の方の体験談が参考になりました。やはり「見え方」の変化に戸惑うらしく、「50歳前までのカメラマンや編集マンだったら、単焦点レンズにした方がいいと思う。」と書かれていました。

 

こちらに実例を交えて見え方の変化が書かれてます。そして「適していない方」として「近見作業の多い方(デザイナー、写真家等)」も入ってます。

 

そんなこんなで、やっぱり、単焦点レンズのほうがよさそう、という結論になりました。あとは、単焦点の、焦点をどこに合わせてもらうかという問題ですが、眼科で相談したいと思います。うちの両親は、わりと全体が見えてることで、不自由はなさそうなので、部屋の中が見えて、料理などの家事ができるくらいの焦点距離でいいかなと思っているところ。

 

スマホや本などがメガネなしで見られるといいのだけど、あまり手もとに合わせすぎて、普段の生活でメガネを掛けなければならなくなるのは不便そうです。やってみて、見にくかったら、手もと用メガネを作ることにします(たぶん必要になりそう)。

 

この二冊を読みました。治療法も制度もどんどん進歩しているので、なるべく新しい本がいいと思います。

 

 

 

 

【今日の撮影機材】

カメラ:FUJIFILM X-T20 → 価格.com

レンズ:XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro → 価格.com

date:2024/3/4

※写真は縮小しています。

 

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