気がつけば、冬ドラマも終盤。録画したまま見てないものもありますが、なかなか粒ぞろいのラインナップで、楽しく見てます。
一時期消えていた医療系ドラマ、復活したと思ったら、どれも推理サスペンス系で、どんな患者さんも治すドクターXとか、生と死の狭間で悩む心優しい医師の話とか、そういうのではなかったです。が、「グレイトギフト」「となりのナースエイド」「院内警察」、どれも面白いです。医療ものだけど、事件もの(犯罪もの)ですね。
「ナースが婚活」は、タイトル通り、ナースの婚活の話だけど、ナース専門の婚活相談所にやってきたナースたちを成婚させていく結婚コンサルタント役の矢田亜希子さんが明るくてとってもいいです。見ていて、元気になります。矢田さん、こういう役が合ってる。
「春になったら」は、余命宣告された父と、結婚したい(けど悩む)娘の物語で、毎回ほっこりしつつ、ふたりが、どういう決断をするのか、はらはらしながら見ています。周りの人たちも、優しいんだよね。
「おさんのパンツがなんだっていいじゃないか」「おっさんずラブ-リターンズ-」、「厨房のありす」、あと夜ドラ「作りたい女と食べたい女」は、同性愛とか、性的マイノリティとか、それぞれの視点で作られていて、興味深い。身近にいても、カミングアウトしてる人は少ないし、気付かないことも多いので、ドラマで知る現実というか、そうか、そういう悩みがあるのか、ってわかることも多いです。「厨房のありす」は発達障害の主人公とそれをとりまく人々がやさしい。
話題になっている「不適切にもほどがある!」も、そういうところを扱うのかと思ったけど、ちょっと違うみたい。普通に、ホームドラマとして見ればいいのかも。ちょっとドタバタあり、ミュージカルあり、SF(タイムリープ)あり、だけど。
「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」は音楽で繋がる小さな街の人たちの物語。あと、バラバラになりそうだった家族の再生の物語、かな。難しく考えず、「音」を「楽しむ」人たちが、愛おしいです。
深夜ドラマでは「消せない「私」ー復讐の連鎖ー」「闇バイト家族」「ハコビヤ」「恋する警護24時」「パティスリーMON」が好きかな。深夜ドラマは30分でわかりやすいストーリーで見やすいものが多いです。これも配信を意識してるのかな。
「正直不動産2」「ジャンヌの裁き」「新空港占拠」も引き続き見てます。「新空港占拠」は前作の「大病院占拠」ほど話題になってないですね。話がちょっと複雑で、ついていくのが大変。というか全然ついていけてないです。とりあえず、見てます。前作の鬼の面もだけど、今回の十二支の面も造形が好きです。
「舟を編む 〜私、辞書つくります」は、原作(2011年出版)読んで、映画(2013年)も見てるんだけど、だいぶ忘れてるし、舞台が2017年になっていて、セリフにも新しい単語が入っていて、面白いです。原作では辞書編集部に引き抜かれる馬締光也が主人公だけど、ドラマではファッション誌出身の若い女性、岸辺みどりが主人公になってます。話をかなり忘れているけれど、辞書編集にかかる時間が長く、ドラマは、辞書編集を始めてから13年後の辞書編集大詰めのところから始まってるみたい。なるほど。だから馬締さんが始めから結婚してるのか。
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date:2024/2/26
※写真は縮小しています。