歯科の定期検診。検診は3ヶ月に一度なんですが、1ヶ月くらい前に固いモノを噛んでガリッとやってしまって、以前別の歯科で治療したところが欠けたような感触。その影響で、以前から少しグラグラしていた歯もさらにグラグラ。
この歯は、10代の頃の歯科矯正の影響で歯の根っこが極端に短くなっているので、グラグラするということでした。以前はそんなことなかったんですが、年を取ってグラグラ度合いがひどくなっちゃったみたい。以前の歯医者さんでは言われたことなかったんですけど、今通っている歯科でそう言われました。原因はともかく、歯の根っこが短いのはレントゲンで一目瞭然。昔の治療の影響で、そういうこともあるんだなぁ。歯科矯正をするときにそんなリクスの説明があったかどうかは、ナゾ。当時（30年以上前）は歯科矯正が一般的になった初期の頃だったと思うので、そんな知見もなかったかもしれないです。
グラグラの歯は、程度的には中くらいで、様子見でいいみたいです。もっとグラグラなまま放置している人もいるとか。グラグラの歯を周囲の歯に固定したりする治療法もあるみたいですが、最終手段かな。自然に治る（グラグラが軽減する）こともある、かもしれない（それはわからないらしい）です。
歯科矯正、私の場合は（ほぼ親のいいなりで自分の意思ではなく小学生の頃から矯正歯科に通い）中学生くらいでやって、歯に針金のついた、暗黒の思春期を過ごしました。学生時代はそれなりに楽しかったけれど、歯科矯正は黒歴史。見た目に影響があるのが、地味につらい。しかし、積極的に辞めるというほどの強い意志もなく、なんとなく、「大人になったら歯並びいいほうが得」という親や親類の想い（思い込み？）があって、言うなりにやってました。多少辛くても、じっと辛抱して乗り切ってしまう性格は昔から。矯正の器具をつけていたのは、たぶん2年間くらい。
歯並びがそれほど悪かったわけでなくて（なにせ通い始めたのが子どもの頃）、出っ歯とかでもなく、多少すきっ歯だったっていう程度なんですけど（今の記憶なので正確じゃないけども）、親としては、そういう治療があればしてあげたい、と思ったんでしょう。自費診療でけっこうお金もかかってました（だから自分から辞めるとは言い出せない雰囲気もあったし、そこまでの動機もなかった）。
ともかく、歯の矯正で歯並びはそれなりに良くなったけど、性格的にもそんなにこだわる方じゃないし、歯以外のところで、スタイルがいいわけでも、特別目立つ容姿なわけでもないし、矯正した歯並びも普通で、特に褒められたこともなく、別に矯正しなくてもよかったじゃないか、という思いはずっとあります。子どものためを思ってお金と労力をかけてくれた親には感謝しているけれども、自分としては、矯正治療でのデメリットも大きかったなぁ、と、大人になってから思いました。
大人になってから自分で判断してやるのはいいけれど、なんかよくわからないうちに（メリットとデメリットをよく理解できない年代で）やってしまったのは、よくなったんじゃないかと思います。
矯正の器具をつけていたので、その箇所が虫歯になりやすく、歯みがきを念入りにしなければいけないのだけど、もともとの体質もあるのか、虫歯だらけになってしまって、矯正が終わって器具を外したあとに、大量の虫歯の治療をしました。で、削って詰めたすき間がまた虫歯になって、また治療。体質的に、虫歯になりやすい方だと思います。
今は、歯みがき上手になって、歯周病はなし。でもたまに虫歯になってしまう。歯科での歯みがきチェックではほぼ完璧なのに、なぜ〜って思ってしまうのだけど、仕方ない。
今の歯科に通い出してから、唾液の検査をしたら、極端に唾液が少ないそうで、そういう人は虫歯にもなりやすいと。そして、さらに、今回の検診で、自分では気付いていなかった奥歯の治療跡も欠けて、穴が開いたところが虫歯になりかけているとのこと（穴の中はハブラシが届きにくい）。
なんだかもう、ぼろぼろだわ。そんなわけで、欠けたところの治療を2箇所しなきゃいけなくなり、治療のために2回予約を取らなきゃいけなくなりました。で、今の歯科クリニックは、治療の予約がかなり先。緊急性があれば優先的に取れるのかもしれませんが、私の場合は緊急性なしとのことで、取れた予約が1ヶ月半くらい先でした。前回、治療したときも、曜日を指定したら2ヶ月先とかだったので、今回はもう、いつでもいいので、早いところで、って空きを探してもらったんですけど、それでもかなり先になってしまいました。
緊急じゃなくても気になるし、他の病院とのスケジュール調整もしなきゃいけないので、面倒臭きいです。さっさと治療してしまいたい。かなり先な上に、自分の希望に合わせた日時の予約（や変更）ができないのが不満です。その一点だけで、歯科を変えたい…のだけど、歯科はたくさんありすぎて、どこがいいのかわからないので、ひとまず、今のところに通い続けてます。
そうそう、唾液が少ないってことで、シェーグレン症候群の疑いもあると言われました。膠原病に合併して発症することもあるみたいなので、次のリウマチ内科の診察のときに主治医に聞いてみようと思います。説明を読む限り、シェーグレン症候群だったとしても根本的な治療法はないみたいなので、あんまり変わらないかな。難病の病名がひとつ追加されるだけだわ。。。
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date:2024/2/11
※写真は縮小しています。
