地元の南足柄市で逃走していた四国犬、無事に保護されたそうです。よかった、よかった。
やっぱり、おうちの近くにいたようで、畑で寝ていたところを見つけられたみたいです。
飼い主さんによれば、怖がりな性格だったようなので、むやみに人を襲ったりはしなかっただろうと思います。冬は犬が痩せるので首輪が抜ける事故が多いとの専門家の見解。(これは保護される前の報道)
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無事に保護されました。
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映像を見る限り、大人しくてかわいいワンコ。抵抗する様子もなく、ケージに入れられてました。すでに飼い主さんの元に戻っているそうです。見た目も大きさも、シベリアンハスキーにちょっと似てます。
四国犬は、飼い主に忠実で見境なく興奮することもないそう。
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頭が良く、飼い主の気持ちを汲んで行動するそう。
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やっぱり、群馬で人を襲ってしまった四国犬は、飼い方に問題があったんじゃないかと思います。普通に愛情を持ってきちんとしつけをして飼っていれば、例え逃げてしまってもむやみに人を襲ったりしないと思うんですよね。犬種的に特に獰猛というならまた別ですが、そういう犬種ではないようですし。
それにしても、小型犬でもそうだけど、基本的なしつけで、リードがはずれてしまったときのために「まて」と「おいで」(呼び戻し)だけはちゃんとできるようにしておかねば、と強く思います。これは、ワンコ自身を守るためでもあります。道路や線路などに飛び出して犠牲になる事故もあります。
とはいえ、ワンちゃんの性格もあるだろうし、そのときどきの不確定要素もあるから、完全に防止することが難しいことも、理解してます。
今回の2件の逃走劇、結果が大きく分かれた要因は、やっぱり(犬種ではなく)飼い方だったんでしょうね。南足柄の四国犬はきちんと登録されて狂犬病の予防接種もしていました(それが普通)。群馬で人を襲ってしまった四国犬は、登録されておらず、予防接種もしていなかったそう。
たまたま、群馬の事件で大きなニュースになっていたのと同じ四国犬ということで、南足柄の逃走劇も大きく報道されてしまったけど、地元での注意喚起はともかく、全国ニュースにまでなるようなことではなかったですよねぇ。四国犬の「わびすけ」君、一躍有名になってしまいました。名前もかわいい。
人も、犬も、無事でよかったです。これで誰かが傷つくようなことがあれば、こんな呑気なこと言ってられない。南足柄市の防災放送で見つかったという放送が流れたときにはホッとしました。
この逃走劇で思い出したんですが、以前、キャンプ場で大型犬が行方不明になってしまって飼い主さんが探しているっていう投稿を何度か見たことがあります。自宅から離れたキャンプ場なので探す方も大変そうだと思ってたんですが、そのときは人に危害を加える可能性よりも、山で彷徨っているワンコの身を案じて、地元の人たちも捜索に協力していた感じでした。もちろん、全国ニュースにもなってません。(その後どうなったかわからないケースと、見つかったという投稿を見たケースがあります。)
飼い犬がいなくなったくらいでは、普通は全国ニュースにはならないですよね。闘犬など、よっぽど凶暴な犬だったら別ですが。
今回は群馬の事件で、四国犬が「凶暴」という印象で、南足柄の件も報道されてしまったのかなと思います。群馬の事件で被害に遭った方、犠牲になったプードルちゃんにお見舞い申し上げます。そして加害側の四国犬がどうなるのかも心配(殺処分になってしまうんでしょうか)。あと、四国犬の飼い主は加害者として、きちんと処分を受けてもらいたいです。
犬を飼う方は、加害者と被害者、どちらにもなり得るということを心に留めて(小型犬でも人を噛んだり、転ばせてしまうこともあります)、愛情を持ってワンコとの生活を楽しんでもらいたいものです。
昨日書いた記事
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date:2024/2/3
※写真は縮小しています。