X（Twitter）で炎上していた、デザインフェスタで販売された手作りマフィンの騒動、気になって記事を見ちゃってます。もっと大きなニュースになるかと思ったら、意外と静か。今のところ、死者が出ているわけでもないようなので、普通の食中毒案件ということなのか。
買ったマフィンを食べようとしたら納豆のように糸を引いていたというSNS投稿からの回収騒ぎ。
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無添加と表示しながら、添加物のベーキングパウダーを使っているとか、焼きたてと言いながら、実は5日前から製造していたとか、いろいろおかしい。悪意があったわけではなく、店主に食品安全に対する意識と知識が不足していたということのようです。
無添加で砂糖の使用量を減らして健康に配慮したつもりが、逆に健康被害を引き起こしてしまったということみたい。
店主のインタビュー記事
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店主に責任があることは間違いないけれども、どこかで防ぐことができなかったのかということと、購入者側としてこういう商品を見抜くことができるのかどうかっていうことが気になって、記事を追ってます。
最初は、お菓子作りに慣れていない素人さんがイベントに出店して販売した手作りお菓子が腐ってた、ってことなのかと思ったのですが、このお店、すでに実店舗で5年以上も営業していて、デザインフェスタにも5回も出店しているとのこと。そして毎回今回のようなペースで製造していたと。販売数も想像よりも多く、3000個！ ひとりで作るにはちょっとキャパオーバーでは。いままで、問題にならなかったのが不思議なくらい。今年は特に暑かったから食品の傷みが早かったということなのか。
SNSの書き込みを見ていると、お店を始めた当初はもっと普通で美味しかったけれど、最近は見た目も変わって味も落ちた、というようなものもあり、お店をやっていくうちにナニカが変化してしまったのかもしれないです。
ひとまず、弁護士さんにも相談しながら返品、返金の対応をしているようなので、過剰な誹謗中傷などはやめて、健康被害にあった方の回復と補償が迅速になされることを願います。
で、この件で、食品の安全について改めて考えさせられました。普段から、自分が作ったものを人にあげるときには気をつけているんですが、手作り品を買うときにも慎重にならないといけないのかと、なんか疑心暗鬼になっちゃいますね。
自分が作ったジャムなどは意図的に砂糖の量を少なくすることが多いので、多くできたときにご近所さんや親戚にあげる場合も、早く食べてね、と言うんですけど、あげた方が他の方にあげてしまうことも想定すると、ちょっと怖いのです。だからなるべく、他の人にはあげないで、早めに食べてね、と言います。そして、よく知っている人にしかあげない。食品は、場合によっては命にかかわるので、怖いです。
今回、SNSなどを見ていると具体的にどういうところが怖いのかが書いてあって、勉強になりました。まず、ベーキングパウダーが添加物だっていうのも知らなかった。砂糖が大事っていうのは知っていたけれど、改めて、その役割がわかりました。小麦粉製品は傷みやすいとか、生のフルーツを使ったものは保存が難しいとか。
プロならできることもあるけれど、今回問題となったマフィン屋さんはプロでも難しいことをやろうとしていたみたいです。
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家で自分で食べる分を作るのは楽しいけれど、販売するためにはクリアしなければいけないことが多すぎて、大変そう。最近、手作りのパンやお菓子を売っている個人の方も多いけれど、購入者としては、実績があって信頼できる方から買うのが良さそう。
キッチンも、家庭のキッチンよりも衛生管理を徹底しないといけないようです。土つきの野菜や果物の持ち込みも危険だそう。うち、普通に土がついた野菜が宅配野菜で届きますよ…。仕事で給食の調理に関わっていた母に聞いてみたら、母の職場では、下処理室があって、そこで完全に土を落とすそう。ジャガイモなどは皮むきまでやってから調理場に持ち込むようにしていたそうです。
やっぱり、家庭で作ったお菓子や惣菜、上手にできたから売ってみよう！ って簡単にできるもんじゃないんですね。
お店開店からの経緯が記事になっていました。けっこう無理していたようです。
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【今日の撮影機材】
カメラ：FUJIFILM X-T20 → 価格.com
レンズ：XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro → 価格.com
date:2023/10/28
※写真は縮小しています。
