男社会のドラマの中の女たち | へにょへにょ日記[ゆるゆる田舎暮らしブログ]

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カメラ、写真、本、アート、ペット、犬、家電、料理、ハンドメイド、医療、健康…。なんとなく過ぎてゆく日常のあれこれ。スムースチワワの小太郎と過ごした日々。

 

壮大な海外ロケと豪華キャストにもかかわらず、初回放送後は厳しい意見も見かけたドラマ「VIVANT」。先日第5話が放送されましたが、回を追う事に評価が上がってる気がします。私の評価じゃなくて、ネットでの書き込みを見た感じ。

 

第4話あたりで、そのまえの展開が壮大な伏線だったことが判明。第5話で一気に、A面からB面に切り替わった感じです。おおー、そういうことだったのか! って。

 

設定も複雑だし登場人物も多いから、こんがらがってるところも多いけれど、これは、全話見終わったあとに最初から見直したくなる人も多いのでは。今後の展開が楽しみです。

 

そういえば、「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」も面白くなってきました。ちょっと暗めのテーマで見ていても楽しくないなと思ってたんですが、二周目の人生で、味方を増やしながら一周目で起きた出来事を(いい方に)変えてゆく展開がにちょっとワクワクしてきました。

 

要するに、これから起こる未来がわかるっていう特殊能力を駆使しながら行動を起こすんだけど、一周目でなにが起こっていたのか、ドラマを見ている人たちに全部は明かされていないところもポイントかな。一周目と二周目の違いを同時に見せられているドラマ。

 

WOWOWで放送している「フィクサー」も面白いです。井上由美子さんの脚本で、1シーズン5話で、今、シーズン2まで放送終了。次のシーズン3で完結するみたいです。

 

たしか同じくWOWOWで放送していた井上さん脚本の「パンドラ」でもそうだったと思うのだけど(どの回だったか忘れた)、けっこうナチュラルに女性の総理大臣が出てくるんですよね。

 

「フィクサー」でも女性総理が誕生するんですけど、井上さんの描く女性政治家は、過度に女らしくなく(戦略としてオンナを使いつつ)、男に迎合するわけでもなく、野心あふれていて、適度に腹黒く、適度にファッショナブル。女性政治家の服装って、難しいと思うんだけど、ドラマに出てくる政治家のファッション、参考にしたらいいと思う。似合わないピンクのスーツとか、無理に着なくてもいいと思うんですよね。モノトーンでも渋い色でも明るい色でも、似合うものをそつなく着こなしている人はかっこいい。有力な女性政治家さんでも、ファッションが残念だと、がっかりしてしまいます。

 

「フィクサー」では、男性中心の印象の日本の政治の世界の話ながら、そこここに女性が登場します。そして、その女性たちが、人間臭くてかっこいい。

 

政治とか、会社とかのドラマだと、得てして男ばかりの場面が多くなる傾向があるけれど、ドラマの中の女性比率を上げていけば、そのうち、現実社会も追いついてゆくかもしれません。がんばれ、ドラマ。

 

女性と政治を描いた映画、おもしろかった2本。と、原作本。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【今日の撮影機材】

カメラ:FUJIFILM X-T20 → 価格.com

レンズ:XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro → 価格.com

date:2023/8/12

※写真は縮小しています。

 

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