戦場のリアルを描く小説 | へにょへにょ日記[ゆるゆる田舎暮らしブログ]

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カメラ、写真、本、アート、ペット、犬、家電、料理、ハンドメイド、医療、健康…。なんとなく過ぎてゆく日常のあれこれ。スムースチワワの小太郎と過ごした日々。

 

だいぶ前から読んでいる長編小説がなかなか読み終わらず、買ったまま読んでない小説が貯まってゆきます。最近は電子書籍で買ってしまうので、物理的に見えない。なので、買ったまま忘れているものもあったりします。

 

しかし、電子書籍を買うようになってから、「とりあえず買っておこう」というのはほとんどなくなって、基本的には、買ったらわりとすぐに読むようにしています。読めなそうなときは、買い控え。いつでも買えるし、文庫化したら安くなることもあるし、って。

 

紙の本だと、装丁なども含めて自分の持ち物になる満足感があるけど、電子書籍だと、単行本(ハードカバー)でも文庫でも中身は(基本的には)一緒。発売当初は高くても、文庫化されると安くなることもあるだろうから、読むときに買った方がいいです。読みたい本がなかなか文庫化されずに値下がりしないこともあるけれど、そういうときは高い値段でも買います。

 

とはいえ、電子書籍だとまとめ買いで安くなったり、クーポンで安くなったりするので、紙の本よりはリーズナブルな気はします。なにより、場所を取らないのがいいです。コミックなんかは既刊本をまとめ買いしちゃったりします。

 

 

 

そんなわけで、久々に読了した小説。書評などで話題の本はチェックしていて、読みたいものもたくさんあるのだけど、なかなか読めず。その中でも「同志少女よ、敵を撃て」はどの記事でも高評価で、気になっていました。

 

タイトル通りなんだけども、戦争で家族を亡くし、狙撃兵となった少女たちの話です。第二次世界大戦の時代なのだけど、現在のロシアの戦争を彷彿とさせる場面が多くて、現代の話なのか過去の話なのか、ときどき分からなくなります。

 

これが、ロシアのウクライナ侵攻の前に書かれた小説というのも驚き。今も昔も、人間ってやることは変わらないのだな。その普遍的な部分をしっかり描き出しているところが、この小説のすごいところ。

 

生と死が背中合わせの戦場で、生きる意味、戦う意味を問いながらも敵を狙撃しつづける少女たち。史実としての戦争の結末はわかっているけれど、この子たちはいったいどうなってしまうのか、とハラハラしながら最後まで、ほぼ一気読み。面白かったです。

 

登場人物はロシア人とドイツ人なので、日本でドラマ化や映画化は難しそうだけど、舞台化なら可能かな。なんて思いながら読みました。

 

そうそう、体調とか視力とかが不安定で、なかなか文字を読むのが辛く、本を読むペースが遅くなっているけれど、そのぶん、ドラマを見ちゃってるので、話題の本でドラマ化されているものは内容がわかって嬉しい。高齢者がオーディオブックで本を読んでいる(聞いている)という話もあるし、これからは小説もマルチメディア化していくのかもしれないです(すでにされているか)。

 

なかなか読み終わらない長編小説は、吉川英治の「三国志」。登場人物が多い上に、地理がよくわからず、読みづらい(個人の感想です)。他の本も読みつつ、少しずつ読み進めております。

 

これ、夢中で一気読みした、とか、熱烈なファン、とかって方の話も聞くので、好きな人は好きなんだろうなぁ。他の三国志ものの映画なども見てるけれど、私はそこまでハマる感じじゃないみたいです。歴史ものは、西欧系のほうが好きかも。

 

「三国志」は、すぐに首切っちゃったり殺しちゃったりするのが、どうにも…。あと、女性の扱いがあまりよくない気もする。

 

アニメで、大まかなあらすじは把握しました。

 

 

 

 

 

【今日の撮影機材】

カメラ:FUJIFILM X-T20 → 価格.com

レンズ:XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro → 価格.com

date:2023/5/5

※写真は縮小しています。

 

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