常々、「空気読まない人」って、最強だな、って思っているのですが(褒めてる)、新聞に載っていた書評に大きくうなずいてしまいました。
本は読んでないんですけども。毎日新聞の書評欄は、評者の文章自体が面白いです。
ちょっと難しくてわからんところもあるけど、要するに空気読まない発達障害者と比べて、空気読んじゃう健常発達者も病理を抱えているんじゃないの、って話のようです。他人からの評価(いいね)に束縛されてしまうというのも、病理の一種だと。
空気読み過ぎちゃうHSPも生きづらいもの。
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他人からの影響を受けず、自分の感情、感覚に素直に反応するほうが、生きやすいんじゃないかなって思うことがあります。うちの母がそんな感じ。喜怒哀楽が素直で、深く悩まず、しばらくするとケロッとしています。ちょっとした問題でもこちらはずっと気にしているというのに、本人は忘れているという。。。
面白そうだけど、難しいかな。
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同調圧力の強い日本社会で、他人と違うことをして目立つっていうことは、その行動に対する批判、非難も受けやすいってことで、それを予想すると、やっぱりみんなと同じことしていたほうが安心、ってなってしまいがち。
空気読まずに、人と違うことをして、批判も物ともせず我が道を行く、そういう人が、滞った問題の突破口を開いたり、新しい道を切り開いたり、不正を暴いたりするわけです。空気読まないせいで、個々の人づきあいではトラブルが多かったりする人もいるかもしれないけれど、空気読む人にはない、強さがあるんですよねぇ。
だから、そういう人を排除しない組織づくりって大事。上司にも臆せずもの申すとか、なぁなぁで済ましていたことを厳密に正すとか、ちょっとうざいって思う人がいたほうが結果的にはうまくいったりします。
そういう人が、実は発達障害(ADHDとか)の特性を持っている人だったりするのかもしれないですが、それは別に悪いことではなくて、むしろ空気読んじゃう健常発達者のほうが病理を抱えているのかもしれないです。ってことなんでしょう。
世の中、いろんな人がいるから面白い。
私はどちらかというとHSPの傾向。いろいろ「気にしぃ」だし、石橋は叩きすぎて渡る前に壊れる。
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date:2023/4/29
※写真は縮小しています。