ラブライブ! 虹ヶ咲の1stライブに行ってきた | サンシャインブログ

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虹ヶ咲の1stライブに行ってきましたよ〜。

校内マッチングフェスティバルの方はBD見ていて、それがとても素晴らしかったので期待はしていましたが、予想以上でした。

この時点で配信されていたスクスタ9章のストーリーで、今を楽しむべきか、将来のために行動すべきか、みたいな無印、サンシャインでも描いてきたラブライブらしいテーマを扱っていて、狙っているのかいないのかわかりませんが、その続きのストーリーのような感覚で1stライブを見れました。

無印、サンシャインでアニメの内容を再現したライブはやっていますが、ストーリーの続きのようなライブというのは新鮮でしたね。

ストーリーで今中心となっているせつ菜がなんと1stライブのヘッドライナー。

これは投票で選ばれたので確実に偶然でしょう。

こんなミラクルが起きてしまうのもやはりラブライブ!

それぞれが自分なりに大好きを表現して、スクールアイドルの素晴らしさを証明してくれていたと思うし、きっと三船栞子もせつ菜の親も、これを見たら流石に納得してくれるでしょ・・・なんて思いましたが、どうなっていくんでしょうかね。

 

虹ヶ咲はソロスクールアイドルの集団なので、今までのラブライブよりもかなり直接的にキャラクター性を表現したキャラソンらしいキャラソンを歌っていて、皆さんすごく感情を乗せて歌われていたのが印象的でした。

歌を聴くというよりかは、お芝居を見ているような感覚でしたね。

歩夢役の大西さんは歌いながら歌詞で描かれていることをその場で実際に感じて、思いが溢れているように見えたし、果林役の久保田さんの『Wish』も果林そのものなのでは?と思えるほどの感情表現で圧倒されましたね・・・

あそこまで感情をぶつけられたらこっちの感情も否が応でも動いてしまう。

あぐぽんが泣いてたらこっちも泣いてるんすよ。

考える暇もなく自動的に素早く感情が表に出てくる、そんな感情敏感マンと化していました。

どの曲もCD音源とはまた違った味わいで、大変素晴らしかったです。

 

ライブが素晴らしかったのはもちろんですが、ラストのMCもグッときましたよね。

それぞれ良いことを言っていたけど、共通するところは皆さん向上心がすごい!

現状に満足せずもっともっと上を目指している。

そう思える要因として、おそらくソロ展開と投票企画の多さという虹ヶ咲ならではの特徴があると思います。

Aqoursが出てきた時によく言われていたのが、「Aqoursはμ'sが築いたブランドを利用しているだけで努力をしてないから応援する気になれない」というようなこと。

Aqoursが努力していないというのは大きな間違いであると言い切れますが、底辺から頂点に登り詰めるというドラマは非常に美しく、それを作中のストーリーだけでなく現実にしてしまったμ’sはやっぱり特別だし、2作目で同じことは絶対にできないという点は確かで、それ故にサンシャインには乗り気になれないというのは自然な感情ではあると思う。

しかし、サンシャインは先代のスクールアイドルが上げに上げきったハードルの高さに苦しめられるということを作中のストーリーにも盛り込み、ドラマに仕立て上げたというところがサンシャインの面白さのひとつだと個人的には感じています。

μ'sが築いたラブライブというブランド力は凄まじく、ほっといても勝手にある程度は売れるし、ライブも埋まってしまうというのは確かです。

1stライブで1万人規模の会場でできるなんて普通のアーティストだったらまずあり得ないことです。

そんな恵まれた環境の中で活動ができる後続の企画は、いかにして困難な状況を作り、それを乗り越えるドラマを見せられるかが重要になってくると思います。

そこで虹ヶ咲はグループではなくソロの集団で、同じ部活内で競い合うシステムを作ってきた。

最初はこのシステムの意図をあまり理解できていませんでしたが、1stライブを見てなるほどと自分は納得できました。

最後のMCで、他のメンバーと比較して劣等感を抱いたり、1位を取れない悔しさなどを吐露していました。

このシステムはキャストにとってもファンにとっても心苦しいものだと思います。

賛否両論あるのは当然だと思いますが、この苦しさがある故に努力が生まれるし、感動が巻き起こるはずと思います。

自分の頑張りが足りないせいで担当メンバーの活躍の機会が減ってしまうかもしれない、そんな切実な問題が常につきまとう。

ラブライブという恵まれた環境の中でも、何がなんでも頑張って上を目指さなきゃいけないという状況になっているんです。

あぐぽんは初日は初っ端から泣いてしまって歌もブレていました。

そんなあぐぽんが、2日目では笑顔で歌い切れていたんです。

わずか1日で成長していると感じられたし、アンコールに選ばれなくて悔しいと泣いていましたが、例え1位になれなくても上を目指して努力したということは美しいと思うんです。

だから1位以外のキャラには価値がないってことでは決してなくて、ともりるが言ってたようにファンの意識次第ですごく良いものにしていけると思うので「なんであいつなんかが1位なんだよ」とか「あいつ不人気だな」とか言わないでほしいですね・・・

投票企画はあくまで自分の好きを表明する機会なので、素直に自分の気持ちに従えば良いと思います。

 

紛れもなくラブライブ!であると感じさせながら、今までとは違うものを明確に見せてくれた虹ヶ咲。

スクスタの今後の展開も気になるし、アニメ化も決定するなど目が離せませんね。

とりあえずは来月のラブライブフェスで偉大な先輩方と同じステージでどんだけカマしてくれるかに注目!!!