こんにちは、石川です。


日本人の多くが加入している生命保険ですが、毎年沢山の苦情が寄せられています。


詳細はここを参考にしてください。

生命保険各社の苦情受付情報・保険金等お支払情報について(生命保険協会)


皆さんのなかには、意外にオープンにされているとお感じになるかと思いますが、これはあくまでも「苦情」として認識された件数に過ぎません。


ですから


「知り合いのおばちゃんから加入しているし、大事にしたくない」

「家族や、友人から加入しているから、腹が立っても言わずにおこう」

「取引先の方から紹介された保険の人だし、苦情なんか言えないや」


という人はこの統計値の中には入っていないかもしれませんし、そもそも「自分のケースが苦情に該当するかしないか解っていない」ケースなどをカウントされていません。


つまり、もっと多くの方が「保険の契約や、支払いなどの保全の件で腹立たしく思ったり、不満を持っていたりしている」とも言えます。


保険の加入というのは、実は「保険会社とお客様との契約」であり、大事な契約であるのにも関わらず、ぼーと手続きしていると、気がつかない間になんだかよくわからない内容の保険に加入していることになっていたりします。


そこで今回は、よくトラブルになる、契約するときの「誰にでもできる保険の正しい入り方」を解説したいと思います。




まずは「どんな保険に加入するのか?」を確かめましょう。


それを「解りやすく解説している」のが、皆さんご存知の「設計書」です。


この数枚の用紙が、実は、お客様が保険の内容を理解する最後の砦となります。


この数枚を読んでみて内容がよくわからないのならば、すぐに保険の人に、その場で、「完全に理解できるまで」質問しましょう。


特に、難解な保険用語は「小学二年生にも、80歳のお年寄りにも理解できる」ように解説してもらう必要があります。


ですから解らないのに「わかったフリをする」のは絶対にやめておきましょう。


なぜならば、内容が理解できない契約は、一般的な商品では、普通はしないからです。


例えば1ヵ月2万円の保険料ならば、10年間で240万円ものお金を、「内容を理解できていないもの」に支払う事になるからです。


では、なぜ、この「設計書(契約概要とも言います)の理解」が大切かと言うと、この次にあなたが記入する書類に意味があるからです。


この次にあなたが書くことになる書類は「意向確認書」というものです。


この書類は、契約手続きをする時に、一番最初に書く書類となります。


そうです、この意向確認書に記名すると、あなたは、

「提案された保険契約を完全に理解しており、この内容で手続きを進めます」

と宣言してしまうことになるんです。


ですから、契約後に、なんかしっくりこないなぁと思って、担当者に申し出をしてみても、保険会社とあなたの手元には

「提案された内容が、自分の意向にそっています」

と署名した紙が残ってしまっているんです。


「保障の内容は、これでいいです」

「保障の金額も、これでいいです」

「保険期間も、これでいいです」

「払込の方法も、これでいいです」

「解約返戻金の有無についても、これでいいです」

「総合的に判断して、これでいいです」


とあなたは、書いてしまっているのですから。


ここまでお読みいただくと、意向確認書までの過程が、「あなたが不満を感じない・加入に納得できる」、とても大事な過程だとお解かりいただけたはずです。


ですから、この過程を大切にしない、まともに説明をしない、質問に答えてくれない場合は、

「この契約はしません!」

とはっきり言ってみましょう。


論外なのは、

「意向確認書を最後に書かせる」

「意向確認書を持ってくるのを忘れている」

というケースです。


こんな場合は、あなたは「軽んじられている」と認識してください。


「やーめた、やめた!」

と、あなたが席を立っても、あなたには全く非はございませんので、保険の人に出直してもらうか、もっとまともな人や保険会社を探しましょう!


以上、第一弾を終わります。


ではまた、お会いしましょう!




新しい一年ですね。


今は1月ですが、2月、3月となると、いわゆる「売り出しやセール」が増えてきます。


これはおそらく会社の決算期が3月の会社が多いことと大いに関係があると思われます。


私もサラリーマン時代は、この3月決算セールで、新車を沢山販売した事があります^^


では保険業界ではどうかというと、1月から3月が契約件数が多いそうです。


この傾向は、新成人が誕生することとも関係がありそうですし、正月の帰省中に保険を契約してみた、ということもありそうです。


ではこの傾向を、「保険を販売する側」から見てみたら、どういうことになるでしょうか?


え~~~と。。。


実は、保険営業マンの立場からすると、今までどおりの

「誕生日が近い人」

「結婚などで家庭環境が変わった人」

「更新時期が近い人」

というよくある「きっかけ」を元に営業活動をするしかないのです。


ですから、新商品が発売される見込みがない場合は、会社の側が工夫をして、営業活動のきっかけを作る事をします。


例えば、

「何かの特約をつけることを契約者に勧める」

「転換を勧めるターゲットを打ち出す」

などです。


また、新規ターゲットを作るために、紹介を獲得する必要がありますので

「新年の挨拶と販促品をセットで渡し、紹介を促す」

という手法をとることもあります。


こうして列挙してみて気付く事があります。


それは多くの場合、

「保険も、ただの商品として取り扱われている」

ということです。


だから、保険を販売するために「販促」をする、ということになります。


よく保険の販売には「ニーズ喚起」が必要だと聞きます。


お客さまは、ご自身の「リスク」に気付いていないから、という理屈が良く使われます。


では、先ほど例を挙げたいくつかは、このニーズ喚起に該当しているでしょうか?


例えば

「今の契約で満足している人に、追加で特約を勧めに行く」

「今の契約内容を充分理解していない人に、転換を勧める」

「販促ツールを渡して、久々に面談して、図々しく紹介を請求する」

などですが、皆さんどう思われますか?


この行為自体は、実は「ニーズを喚起」しているわけではなく、単純に「保険の話をしやすい環境を作る」ことに、目的がありそうだと感じてしまいます。


また、その行動そのものは、まさに「募集行為」で、その時に募集人が「何となく」お客様に見せたり、示したりした「ニーズ喚起文言やデータ」を、お客様は時としてとても不安に感じたり、不愉快に感じたりしているのです。


ここで問題なのは、そんな「中途半端なニーズ喚起」をしてしまっていることに、当の募集人が全く気付いていないケースがままあるという事実です。


こういう風になってしまう元凶は、募集人が保険販売を「何となく」していたり、「ただの商品と同じ」と勘違いしていることだと思います。


重要な事は、保険商品は、大事な財産であり、当たり前ですが「金融商品」だ、ということです。


しかし、保険を勧めるプロセスを軽視したり、重要事項を満足に説明しない募集人がいる限り、保険募集に対する世間の目は厳しいままになってしまうとも思います。


正月から重たい話になりましたが、読者の皆さんに言いたいことは、

「保険を完売する側の理屈に左右されないようにしましょうね!」

ということです。


では、今年もよろしくお願いします。



こんにちは、石川です。


私と、私の知人のことですが、日時は6ヶ月ほど離れているのですが、実は、同じお医者さん(とある総合病院の勤務医)に診て貰い、同じように不快な思いをしていました。


良くある話かもしれませんが、ここに発表してみますね。


まず、単純な症状から病院にいきました。


一人は「胃が痛いから何とかして欲しい」、もう一人は「気持ち悪いような気がするから薬が欲しい」という、割とわかりやすい症状だったのです。


で、同じ人に診て貰ったのですが、


1 なぜか、患者が訴えることと、だいぶ違う病気ではないか、と告げる

2 その病気であるといけないと不安を煽り、色んな検査を勧める(数千円も出費が。。。)

3 毎日通うように言ってみたり、入院などを勧める

4 思わずセカンドオピニオンを聞きたくなるような、なんとも大げさな診断をする

5 そのくせ、処方された薬は一般的な病状の薬である

6 長い間引っ張られて、結果は単なる感染症だったりする


もちろんお医者さんとしては、色んな病気を疑う事は必要です。


ただ、一つだけ言えることは、それらは口に出さなくても良い事で、お医者さんの頭の中で検証すればいいこと、だということです。


それをいちいち「私の経験では、こんなことがかつてありまして」とか「もしこの病気だったらこまるでしょう」とか、付足して言う必要があるんでしょうか?


胃が痛いから盲腸になってみたり、気持ち悪いから心筋梗塞になることも、何割か確率で起こるんでしょう、きっと。


しかし、その「ちょっとした一言」が患者に余計な不安を与えてしまう、なんてイメージをもてないんだと思います。


確かに、お医者さんは色んなケースを想定して、確実に病気を突き止めることが大事でしょうが、私がもっと尊重して欲しい事は、「患者さんが、不安なく、元のように暮せるような診断をして欲しい」ということなんです。


皆さんはそう思いませんか?


そして、このような気持ちになること、あの時もそうですよね?


それは「生命保険を勧められるとき」です。


保険の募集の現場ではよく、

「病気になって入院したら、奥さんは困りますよ」

「もし、あなたが今、ご病気で亡くなったら、お子さんは大学にいけますか?」

などと、不安を煽るトークが使われます。


それゆえに、多くの人が

「あんな保障も、こんな保障も要るよね」

という具合に考え、沢山の保障を積み上げてしまいがちです。


また、私も独身時代に死亡保険金3000万円の保険を提案され、ついつい「なんで独身なのにこんな保険金がいるんですか?」と訊いたことがあります。


そのときの返答は

「あなたを育ててくれた親御さんにそれくらい返すべきですよ!」

という耳を疑うものでした。


「子どもは亡くなった時には、親に保険金で育ててくれたお礼をする」

という意味に聞こえて、なんとも言いがたい「虚しさ」を感じたことを今でも覚えています。


それからFPを仕事にしてきて、やっと分かりました。


いい加減な保険のおばさんも、不安を煽るお医者さんも、結局は、「自分の描いた絵」にお客さんを当てはめたいだけなのです。


それが証拠に、この二人の人たちの共通していることは

「目の前のお客さまの声は聞こえないし、興味がない」

というこです。


例えばお医者さんの例ですが、入院を簡単に勧めますが、この人がどういう家庭環境で、入院をしたら家族が困るのでは、なんて少しも頭にないですし、保険のおばさんも、給料が低い独身サラリーマンが10,000円を超える保険料を払えるかな?なんて少しも関心がないのですから。


人の健康と、人の経済上のリスク解決する人が、こんな状態で良いでしょうか?


あなたはどう思いますか?


ではまた、お会いしましょう!