こんにちは、石川です。


最近うちでは室内犬を飼い始めました。


私自身も子どもの頃に親に「犬を買ってほしい」とおねだりしておきながら、結局は散歩などのお世話を親に押し付けてきた経歴がありましたから(苦笑)、子どもにせがまれた時、正直なところ、飼うことに躊躇しました。


押し付けられると予想していたのです。


ところが予想外に、子どもたちも世話を焼いてくれます。


これは有難いのですが、逆に困っことが起きてきたのです。


今朝の事、12歳の娘が犬と遊びながら

「え~、これ以上は遊べないよー!精一杯遊んだよ!」

と犬に言い聞かせていたのです。


「あのなぁ、こいつにとって、これくらい遊んでもらったからいいや!なんていう『上限』はないんだよ」


と娘に言いながら、あれっ、これってまさにあのこととも符合するぞ、と思いついたというわけです。


それが何を指すかと言うと

「生活困窮者自立支援j事業の現場で感じる、肩透かしな感じ」

です。


この4月から始まった、国の事業である「生活困窮者自立支援事業」で支援をしていて気づいたのですが、この対象になる人たちに共通していることの一つに「見通しの甘さ」があります。


この場合の「見通し」とは、私たちFPが一般相談でアドバイスすることが多い、長期的な家計の「見通し」ではなく、実は、割と短めの数ヶ月や1年程の「見通し」というも意味します。


生活困窮者支援として定義されるケース、一般的な家計相談のケースでの大きな違いは、後者は「これからのこと(中・長期的)」の相談になるのですが、前者はすでに家計自体が破綻していて、この1年以内の相談になることが多いです。


つまり、どのように先行きを見通せているかというと、生活困窮者支援のケースは、まさに足元しかみることができない状態になってしまっているのです。


更に、生活困窮者自立支援の制度にのる方の特徴として

「周りの困り度が高く、本人の困り度は著しく低い」

ということがあげられます。


で、こういうケースの人に家計のアドバイスをしていても、「糠に釘」状態から進展しにくので、

「いったいどこまで、この人たちに関われば問題が解決するのだろうか?」

という事を、支援する側が感じてしまうことも多いと思います。


そして「状況を早く改善してあげたい」と焦ると、家の娘の言葉ではありませんが「こんなに支援しているのに、上手くいかない。いったいこれ以上どうすればいいんだろう?」と思いつめてしまい、支援者の方が音をあげてしまい、疲弊した結果、その支援そのものが上手くいかなくなる、という流れになってしまうと思います。


では、どういう取り組み方をすればいいのでしょうか?


この答えは実は私自身も捜し求めている最中ですが、私の経験したケースから考えてみると

「支援する側が、支援をしたことへの相手からの結果を求めすぎずに、自分のエネルギーが枯渇してしまわないように、小さな成功でもよしとする気持ちの余裕をもつ」

という取り組み方がベターだと思うのです。


実際のところ、生活困窮者支援は、先が見えにくい仕事であることは事実ですし、支援をしていても現状から一歩も進んでいない感じることも多いでしょう。


しかし、本当は「ごくわずかの一歩」を踏み出していると、支援者であるあなたが思い込めるかどうかが、成功への一歩にも繋がるのではないかと感じています。


ではまた、お会いしましょう!



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こんにちは、石川です。


今年の流行語大賞。


この候補にノミネートされていたのが「下流老人」でした。


さすがに、この言葉の意味するものは「重たい背景」ですから、受賞をあえてしなかったのかなぁ、なんて穿った見方もしてしまいました。


それくらいインパクトがあったのも事実だと思います。


この下流老人や老後破綻という言葉、皆さんはどう受け止めているでしょうか?


「大げさな!」


「私には無関係」


と思われる人もいるでしょうが、実際に私が経験した事から、ご判断いただければと思います。


私の仕事は、「家計の専門家」、ファイナンシャルプランナーです。


いわゆる「現役世代」の家計の見直しアドバイスや、保険相談などを主な仕事としてきましたが、ここ数年、縁があり、終活の講演会で講師をしてきました。


このような終活講演会には、退職した方から80代までの「元気なお年寄り」が沢山いらっしゃいます。


多い時は150人ほどの参加者を前に、面白おかしくお話させていただくわけですが、皆さん身を乗り出して「終活」に関することを学んで下さいます。


そのパワーたるや、私もタジタジになるほどです。


今年も終活講演会を何本も行ってきたわけですが、それと平行して新しく取り組み始めた仕事もあります。


それが「生活にお困りの人への家計アドバイス」です。


地元の社会福祉協議会をお手伝いする形で、この仕事をさせていただいているのですが、この現場でショックを受けることがよくあります。


それが

「高齢者の生活困窮者が、予想外に多い」

という事実なんです。


例えば、70代で生活保護になる人、80近くになり貯金が0になってしまった人、60代で税金の滞納や多重債務に苦しむ人などなど。。。


私たち40代が、幼い頃に抱いていた、悠々自適の「お年寄りの生活」とはかけ離れた人が、「普通に」いるという、このことを、皆さんはどうお考えになるでしょうか?


そんな方たちのように生活に困窮している高齢者もいれば、私の講演会で楽しそうに過ごす高齢者もいる。


このギャップを「家計の専門家」として「それは極端な例でしょう!」とは、とても言えないのです。


なぜならば、生活に困窮している人がそうなったきっかけは、本当に些細なことからというケースが少なくないからです。


誰もが下流老人や、老後破綻するとは決して言い切るつもりはありませんし、不安を煽るつもりもありません。


しかし、今の現役世代、特に40代、50代の人に言いたい事は


「終活には二つのパターンがあり、どちらのパターンにあなたが落ち着くかは、高齢者にならないとわからない」


ということです。


ですから、終活世代になる前に


「できる限りの経済的準備・家計管理能力」


「病気になかなかならないような健康的な身体」


「仮に高齢期に一人になっても、普通に生活できるような日常生活のスキル」


を、必ず、手に入れて欲しいのです。


そして、これこそが、本来するべき「退職準備」ではないかと思うのです。


そんな事を流行語大賞のニュースを見ながら考えてみました。


ではまた、お会いしましょう!





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こんにちは、石川です。


今回は、かつて、悪名高かった「あのこと」をお話ししましょう。


30歳~40歳の人で、いわゆる、大手日本社の「更新型」の生命保険に入っている人の中には、同じ保険会社で何回か保険を見直しをした人がいます。


この自社での、保険を下取りに入れる方法での「保障の見直し」の方法を、保険業界の用語で「転換」(てんかん)と言います。


よくある「転換」のケースは、


お子さんが10代の時に、貯蓄性のある終身保険に親御さんが加入し、それを数年後(大体、就職をしたころに)に「下取り」に入れて、いわゆる10年更新型に加入しなおす


というようなケースが多いと思います。


このときに、初めに加入していた終身保険を下取りに入れるのですが、その時に、今まで加入していた保険そのものが「一時金」のような扱いを受けます。


この方法で精算されたうちの一部が、新しい保険の「終身保険」部分に、残りが「掛け捨ての保険」に充てられます。


終身保険に充てられた方は、その後も、「下取りに入れた保険というか一時金というか」が減る事もありませんが、掛け捨てに充当された「下取りに入れた保険というか一時金というか」は、徐々に減っていきます。


自分の保険がいわば「現金化」されて、それを新しい保険に組み入れるなんて、なんだか不思議な感じがするかもしれませんが、これが「転換」の仕組みです。


自分の保険がそういう類のものかどうか見分ける方法は、証券や設計書で確かめることができます。


設計書には、「転換」という文字が見えますので、わかりやすいと思います。


また、証券の「解約返戻金」欄でも確かめられます。


普通の契約の場合、契約した一年目に、数十万円の解約金があることはまずありえません。


つまり一年目なのに、変に多い解約返戻金がある場合は、いわゆる「保険の下取り」つまり「転換」をしている可能性が大きいと言えます。



さて、ここからが本題です。


仮に、あなたがこういう保険に加入していたとして、


「最近、保険料が高いと、感じている」


「子育て世代としては、更新するたびに、保険料がUPし続ける事に抵抗がある」


「どうせ保険料を支払うならば、今度こそ、納得して、自分で保険を選んでみたい」


とお思いならば、まさに、今こそ、あれを行う、一石二鳥のタイミングかもしれません。


「あれ」とは、「あなたの今の状況にピタリと合う」「最新の保障を取り入れた」商品に切り替えて、今の保険を処分する事ですが、この手法を取り入れることで、今の転換後の保険を解約した事による「臨時の収入」があなたの元に返ってくることもありえるのです。


その金額は、数万円かもしれませんし、私のお客様のように車の購入費用ぐらいの金額になるかもしれません。


私としても、やみくもに、今の保険契約の「解約しての、新規加入」を提案するわけではありませんが、それによりある程度の「お金」を手にする事も可能である、ということを憶えておいてくださいね。


きっと、いつか、あなたのお役に立つことがあるかもしれませんから。


なお、実際の見直しの際には、健康上の理由で新しい保険に加入できない場合もありますので、私のような専門家にご相談されることをお勧めします。


なんだか保険を使っての錬金術を教える、みたいになりましたが、保険商品は、あなた自身の大事な「資産」ですので、それをどう活かすかはあなた次第です。


その当たり前のことを、忘れないでくださいね。


ではまた、お会いしましょう!



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