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奇妙な同居生活がスタートして数ヶ月。






真山のお父さんが亡くなった。




真山は仕事からそのまま飛行機で地元に帰った。







"俺、喪服とか借りなきゃかも。ベルトとか靴下とか着替え送ってくれない?!"







真山は仕事はできるし、コミュ力は高いが掃除や片付けなど身の回りのことがほぼできない。







部屋の掃除は私がやっていた。




家賃を安くしてくれていたのでこれくらいは、と思ってやっていた。







着替えの世話までしなきゃいけないんかい。






大変な時だったので、仕方ないかと思い、段ボールに着替えやベルトなどを詰めた。









私が以前、お土産で買ったTENGA柄の靴下も入れようかと思ったが、誰があけるか分からないのでやめておいた。







真山のお父さんは長い間、闘病生活を送っていたようで、真山は平気そうに見えたし、何とも思っていないと言っていた。





それが本心かは分からないが、私の親が亡くなった時に受け入れられるのかなと考えた。

(私の両親は健在)








そんな中、真山の仕事仲間の人がうちに仕事をしにきたり、真山の仕事を私も少し手伝ったり、公私共に過ごす時間は増えていき、友達以上家族未満の不思議な関係になっていた。








真山とは気が合うし、楽しかったので、違う出会い方だったら好きになってるのかな?なんて考えたこともあったが、こんなに何もできない奴は嫌だ。








そして、真山は私と同じくらい寂しがりやである。








これは誰にも言ってなかったが、






朝起きたら隣に真山が寝ていたことがある。








夢の中で、なんか体が重いなと思っていた。




起きたら真山の足が私のお腹あたりに乗っていた。






!?







服も乱れてなかったし、何もされてないようだった。





私も部屋の鍵をかけていなかったのも悪かったが、真面目な私は既婚者と同じベッドで寝ていたことに罪悪感を感じた。








そんなこともあったし、真山はモテるのできっと外で女の人と泊まって帰るということも何度かあったと思う。






真山が朝帰りした時に、見たことのないペットボトルの水がテーブルに置いてあったこともあった。


(おそらくラブホテルの水)








その水を私が不思議そうに見ていたら真山は急にたくさん喋り出した。





「これ今コンサルしてる店で作った水なんだよね!このロゴ見て!」







私は何も聞いてない。






焦ってるな、こいつ。






こんな感じで男の嘘ってバレるんだなあ、と思った。








そして、このタイトルになっている事件が起こる。







続く。