この真山と揉め始めたタイミングで、ずっと連絡をとっていなかった男友達から連絡が来た。











その男友達とは、昔異業種交流会で出会った人だが、真面目な話をして疲れているところに話しかけられ、ノリが合い、飲み友達になった。













その男友達は面白い人でお酒が好きな人だ。













酔っ払って駐車場で寝ていたところ、車に轢かれ、入院していたことがあり、私の会社から近かったので、お見舞いに行ったことがあった。













その友達とは、以前は定期的に飲んでいたのだが、しばらく連絡をとっておらず、連絡がきたのはかなり久しぶりだった。












"さやちゃん、元気?久しぶりにうちで3人くらいで飲むんだけど、くる?"








"行く!友達誘っていい?"










実は私の親友もその異業種交流会に参加していたので、面識があり、誘った。









真山に苛立っていたし、ちょうどよかった。






楽しく飲もう!









久しぶりにみんなに会えるのも嬉しかった。








LINEグループに招待されたが、知らない人が何人かいる。













なんとかなるだろう、と思ってお酒とおつまみを買い、当日友達の家まで行こうとしていた。







その時、親友からLINEがきた。







"さやちゃん、ごめん!胃腸炎になったっぽくて今日無理だ・・・。"








"え?大丈夫?ゆっくり休みな!"












残念ながら親友が来れなくなってしまった。





親友がいないとなると、私以外全員男性なのである。







友達もいるし、なんとかなるか、と思って向かう。









2人初めましての男性がいた。









そのうちの1人と隣の席になり、いろいろ話した。








その男が




陽一(仮)、32歳、カメラマン













実はこの日会う前から陽一の存在は知っていた。









コロナ前に私と同業者の人が定期的にやっていた交流会に参加して撮影しているのをFacebookで見たことがあったのだ。









陽一はさわやかな好青年という感じの人だった。





なんとも言えない独特の雰囲気もあった。







この飲み会で





「陽一は最近離婚したんだよね?」






と言う話をしていた。







そうなんだ。結婚していたのか。









飲み会は盛り上がったが、私は終電があるので途中で帰った。






他のみんなは徒歩圏内だったり、自転車で来ていたので残っていた。







異業種交流会で仲良くなった飲み会を主催してくれた友達は駅まで送ってくれた。








「俺さ、陽一が離婚したって聞いてさやちゃんにいいんじゃないかと思って呼んだんだよね!」









そうだったのか。








陽一はイケメンだし、優しくて紳士だし、いい人だなとは思っていた。







恋愛に発展するのかな・・・?






ということを考えながら





そのままスパ〇キング騒動があった家に帰った私。







翌日、陽一から連絡がきた。








"昨日は楽しかったです。

よかったら2人でご飯食べに行きませんか?"








まさかのお誘い!








断る理由もないので行くことにした。








当日、私は仕事が原宿であったので、原宿で待ち合わせをした。










陽一はUNIQLOや無印良品などシンプルな服を着こなしていた。











原宿のカフェでお茶をして、そのあとは夕食のお店を予約してくれていた。






実は私はこう見えて尽くし型の女である。

男性と会う時も私が予約したり、行きたいお店を指定することが多く、そもそもお店を選んで予約してもらうということが初めてだった。








それだけで陽一の株が上がった。









それだけではなく、陽一はかなり聞き上手だった。









陽一自身も程よく自己開示もしてくれたので、私も自分のことを話しやすく、親しくない人にあまり話さないような自分の性格や幼少期の話、トラウマの話など今考えるとカウンセラーか?と思うような会話だった。








私は普段接客のような人と話す仕事をしているので自分が聞き役に回ることが多いのだが、この時は逆だった。











こりゃ、女にモテるぜ。




 




表参道のステーキ屋に行ったが、陽一は少食で私もそこまで大食いではないので、全部食べきれなかった。




お店の人に持ち帰り用に包んでもらった。











「さやちゃん、持って帰りなよ。明日食べたらいいじゃん?」








となぜか全部くれた。







もちろん支払いもしてくれてスマートだった。














私はこんな風に扱ってもらえたことがなかったので(過去記事を読まれた方はお気づきでしょう。)戸惑いと嬉しさがあった。








続く。