私は男性のヒゲが好きだ。










マッチングアプリでヒゲの個性的な服装の人とマッチした。







れい、34歳、花屋店員









見た目によらず、言葉遣いもやりとりも丁寧で優しい人だった。







しばらくやりとりをして、飲みに行こうという話にもなったが、なかなか日程が合わず、1〜2ヶ月ほぼ毎日やりとりをしていた。








やっと日程が合い、飲みに行くことに。










居酒屋の前で待ち合わせをしていた。






先にれいが店に到着しているようだった。








店の前に立っている男性を見て、思った。










なんだか思っていたより、細身で所作が女子っぽいぞ?








れいは小さいカバンを持っていて、持ち方が少し女子っぽかったのだ。








話しかけて、挨拶をして店に入った。




「初めまして。店入りましょう!れいって本名?」






「本名だよ!」






あまり出会ったことのない名前だった。







魚が美味しく食べられる居酒屋に行って、お互いお酒が好きなので結構飲んで楽しくお話しした。






そこでれいの過去の恋愛を聞いた。






「前に結構年上の人とマッチングアプリで会って、なぜかその人の理想像に近づけようって頑張ってしまって、結婚とか子どものこととか優等生な回答してたら付き合うことになりそうになって逃げたんだよね!」












目の前の人に合わせて話したり、振る舞う気持ちは分かるが、やりすぎでは?










「そのあとめっちゃ若い20代前半の何も考えてない女の子のほうにいった!」








と笑いながら話していた。








また変な人とマッチしたな。







元カノたちの話も聞いていたが、基本的に受け身な人だった。







その日は二軒行って帰った。












そこから何度か食事やデートをする。










つづく。