名作はいつまでも…私の本棚 | アカ猫「わたしはわたし」のブログ

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日々の大したことない事を、書いてます。

読み聞かせボランティアに、参加中
記録用に、読んだ本やお話会のことを書いてます(^o^)v 「みんなと違う色だけど、わたしはわたし。そのままの自分がすき。」
「わたしはあかねこ」 サトシン より!


🎶信太の狐     ポプラ社

こんぴら歌舞伎も終わって…静かな琴平です。
今年は、壱太郎さんが小学校訪問もしていただき、オバチャン追っかけが大変でした😅🌀あ~楽しかったラブラブ

小学校訪問は、何年か前からなのですが、町内小学五年生は歌舞伎観劇ができますべーっだ!
わが家の猫娘も、行かせてもらいました❗

この絵本の「信太の狐」です。
陰陽道の修行をしている阿倍の安保は、信太の森に来ていました。
そこで、狐を助けます❗

しばらくして、安保は森で倒れていたところを、一人の女性に助けられ、二人は共に暮らすうちに夫婦となり、子供も産まれました。

平穏な日々は、あるとき急に崩れました

女性(母)は、狐だったのです。

正体を知られては、もう一緒にはいられません
「こいしくば  たずねきてみよ
いずみなる  信太の森の  うらみ葛の葉」

障子に書き残し、母は去ってしまいました。

この子供が、後の天下一の陰陽師 安倍晴明❗と言われています。

別れの歌の場面なんて…泣くわ😢
猫娘の観劇前日、担任の先生に直談判して、この絵本を読み聞かせに行きましたp(^^)qビックリマーク
押し掛け読み聞かせ(笑)😆👍✨

だって、子供に歌舞伎の言い回しなんて、理解できないと思ったし、絵本であらすじが分かってたら見やすいかな?と思って。

しばらくしてからママ友達から「絵本読んでくれて、ありがとう🎵話が分かってたから、楽しかった🎶って、子供が言ってたよ🙆」と声かけてもらいました。

良かった~(*^_^*)音譜
報われるわ~アップ

ただ、子供やね~
「うらみ葛の葉」って、誰を恨んでるの?
………いやいや、解釈間違ってるよ❗
「こいしくば たずねきてみよ
いずみなる 信太の森の うらみ葛の葉」

『母が恋しくなったら、訪ねてきなさい。
泉の信太の森へ(地名)。
葛の裏の白い葉を見せて、手招きしているこの地へ』

………こんな感じかなべーっだ!はてなマーク
怪狐である母は、自分からは会いにはいけない。
切ない歌を残して、去っていく………。

絵本なのですが、名作です✌。