the project M -13ページ目

おじじの気持ち。

中国の少女達が練習している学校へ行った私は、けっして立派ではない、ただ大きなだけの運動場を見たときから決めていた。
この少女達に最高のステージを用意してあげよう、と。まるで、孫の発表会を見に来たおじじの気持ちだった。

制限のあるまほろばのイベントホールだが、「光の演出」で何とか少女達の演技を盛り上げたいと、さっそくステージ照明のK社W氏と打合せ、その思いを熱く語った。あとは、予算の問題だけ。S女史が何て言おうと、この「光の演出」だけは自腹でもやってやる!あの少女達のために。

でも、私のお腹、脂肪ばっかりで筋肉ありませんから。S女史、よろしく頼みます。           (j)

なんじゃこりゃ!?の、あんぐり映像。

$the project ?せっかく中国に行くのだからと、今回のイリュージョンの練習ステージのムービー撮影をJ氏に依頼。
いくら素人とはいえ、そこは元代理店勤務のJ氏。予告CM用の素材として使える映像が撮れていたらラッキー!!と淡い期待をもった私が馬鹿だった。

撮ってきてもらったテープ約3時間、淡い期待はもろくもくずれ見終わった後はただただ疲労感が残っただけ。プロのカメラ機材一式借りて持っていってもらったのに、トホホ…。いくら編集技術が発達しても、この映像では手のほどこしようがありません。カメラ機材のレンタル代どーーしてくれるの!?
頼んだ私が甘かったと、大いに自己嫌悪。(T)

どうも〜すいませ〜ん!

どこかのCMで、人間の目に近づけたカメラが出たよ~。と見ましたが

せっかくの映像もカメラで撮ったのではなく

私の目だけで撮ってしまったので、後で見たプロジェクトMのTさん

一言もなし・・・・・・・・・???使えないって?ホント?うそでしょ?・・・・・・。

マズイ雰囲気・・・いいや、ぜ~んぶ中国のトイレのせいにしちゃおっと

(嗚呼、それにしても前夜のお酒が恨めしい。)Tさん?Tさん?何か言ってよ~・・・。

お昼は?あっ、もう食べたの。そう・・・・・・ゴメン。(クスン。)  (J)

帰国の途に、おっとっ途。

事件が起こった。
朝、僕の電話が鳴った。

N「おはようございます。本日お帰りですね♪」
S「飛行機に置いていかれたから、違う便を探して!」
N「えっ (?_?)」
S「とりあえず、飛行機に置いていかれたから、違う便を手配して!」
N「は…はい…」

チェックイン、出国手続きも済ませた帰国便が、定刻前に飛び立った。アナウンスもなく、そして、一度積んだ荷物までおろして…。
AM11時には北海道へ着いているはずが、関西経由で到着はPM9時。

教訓「気を抜くな、家に着くまで、遠足だ」

恐るべし中国。

3日間の滞在中、私はすっかり大連ファンになっていた好


しかし、それをゆるがす事件が帰国の途に就くときに起こったガーン


たくさんの収穫で大満足で帰国する飛行機に乗るためお世話をしてくれたT夫妻と抱擁。7時20分発千歳行きに乗るため出国ゲートへ。

(ここからは、米国ドラマ“24”の音楽を頭に思い浮かべながら)
AM6:35 出国手続きを終えゲートイン
AM6:37 ゲート内のコーヒーショップでサンドウィッチを食す
AM6:50 そろそろ搭乗口「3」へ
 「あれ?札幌行きのサインが出ていない?少し遅れているのかな?」
AM7:18 出発2分前、まだアナウンスなし・・・汗
 「おかしくないですか?」
AM7:20 ちがう場所にいた係の人に聞きにいったSさんの顔色が変わったのを見て、私は大げさでもなく顔にちびまる子ちゃんの祖父、友蔵さんのように顔にたて線が入ったががん感じがした。
 
「もう、飛行機は飛び立ちました・・・」

私は、生まれて初めてきた中国で、生まれて初めて飛行機においてかれた・・・がくがく
それからのことは、言うまでもなく「大変下の2文字。


その日の日付が変わる前に自宅に着けたのが、不幸中の幸いだった・・・gakuri*


教訓「大連、大変。」
$the project ?