人に迷惑をかけること
人を傷つけてしまうことは、なくならない
…なくせない。

でも!それを、
楽しみとして、2人以上で行うのは、いじめだ。

レイプ悦楽的集団暴行いじめはするな!

絶対にだめだ!


          いじめるのを楽しむ者は、

          お前の幸福の絶頂期に、

      殺して欲しいと思うほどに強い復讐をされると思え!


傍観者は力をつけろ!
いじめられる側からしたら、お前らも敵だ!
学外で、地域外で味方を探して、
お前を加害者側に引きずり下ろそうとするやつを、こらしめろ!

いじめられたら、
そいつを憎むエネルギーでいろいろできる!
ラッキー♪
と思える強さを持って、生きよう!





こっから先は完全なるネタバレにございます。

東野圭吾 作品を全てお読みになられた方、もしくは、ちょっと(…いや、だいぶか
?)のネタバレなら(でも)、楽しく本を読める!てかそんなんどーでもいいよ☆
な方のみ先にお進み下さい。

悪意 (講談社文庫)/東野 圭吾
¥660
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尚、作品名は『悪意』。
上記したとおり東野圭吾 氏の作品でございます。

是非とも、中学~高校の「いじめられっこ」に
…「いじめ」をする側、ではなく、劣等感をお持ちの方…
もしくは優越感をお持ちの方に是非とも薦めたいものです。



何が怖いかって、その執念です。それから自身の持つプライドに、
他者への偏見…それの基となる親の言葉。

この事件の被害者は悲しすぎる!

彼の人生には一点の曇りもなかった。

彼は、正義感が強く、
思いやりがあって、頑張りやだった。

いじめられてる子を助け、いじめられても屈しずに
…心が強い人だった。

それ故、人の妬みや嫉みがわからなかった。
…まるで、佐藤優 さんのいう鈴木宗男 氏のよう。

その人は、殺されて、死後に名誉を汚された。



犯人にとっての
一番の元凶、
いじめを始めた最低の奴は昔に死んでいて

同調せず批判すべき相手、
とてつもなくいい人であった被害者を偏見の目で見た母親も既にいない。

恋人もいない、
仕事で幸福感も得られることなく昔のトラウマ“いじめ”を刺激され、
憧れで、夢な作家という職にも就けずにいて、
癌に冒され、治すも再発し…

いつだって助けてくれて、
それを裏切っていじめる側にまわってしまった自分を許してくれて、
仕事も回してくれた人(=事件被害者)が幸福に生きている。

そして、もしかしたら自分にとってトラウマな内容を小説に書かれる…いや、裁
判とかで証拠が公の下に晒されるかもしれないと思い込んでしまった犯人は、

どう見ても正しく優しい一人の青年を
殺した上で、盗作者だと世間に思いこませる!



ひどい…
被害者にとって理不尽でしかない殺され方だ。


いじめられてる子に言いたい。
殺すならいじめた奴を殺せ!

だけど、そのいじめた奴に子どもや配偶者がいたら、「復讐」しちゃだめだよ。
そうしたら今度は、あなたが「悪」になってしまう。

その復讐心で、そいつの家族を傷付けず、
そいつだけを傷つける方法を見つけ、
合法的に社会的にころしてやるんだ。

他の人間を巻き込まずにね。



いじめる人間は、いじめられろ。
助けてと泣き叫んでも、誰も助けてくれぬ恐怖を味わえ!

そうして、二度とみんな、いじめなんてするな。


いじめられっこも、
いろんな場所にいる同じいじめられ仲間と共に支え合って、
理不尽にいじめるくだらんゴミどもを嘲笑ってやれ。

学校や会社を変えるのも、替えるのも、辞めるのもできる!

理不尽な目にあった人は這い上がれるから、
自殺も殺人もせず、
新しい温かい場所へ行こう!