バスケットボールの面白さを町田さんちのお嬢さんと神奈川県No.1ガードに語ってもらいたい | 走ることについて語るときに僕の書くブログ

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タイトルの通り。
ワタナべの走った記録です。時折、バスケット有。タイトルはもちろん村上春樹さんのエッセイのパクリ。

オリンピック女子バスケットボール準決勝対フランス戦。ゆえあって会場で観戦出来たのですがとても感動しました。日本どころか世界のバスケットの流れを変えてしまふ…そんな歴史的な瞬間に立ち合ってる気さえしたオリンピックマジック。思えばエンデバー構想以降協会が…女性のワンハンドシュートが…中略…何がよかったって、


 

コレがコウなってアアなるようにドウするか?


 

が体現されてたこと。コレってバスケットに限らず対人駆引有りの球技の命題であり楽しさ…と思うのです。あの試合はまさにソレでした。コレをアアしていてコウしていて、、、選手(チーム)もソレにドウすべきか分かっていた試合だったと強く感じた次第です。

 


ソレだとアレだのわけわからん?

その通りです。ソレをとてもわかりやすく解説している神動画があります。


こちら。


日本チームのポイントガード(司令塔)町田さんちのお嬢さんを中心に、大黒柱空手高田や姉御アース宮澤さんやひまわり様がアアしてコウして町田さんちのお嬢さんがソレに反応してドウしてるかがよく分かります。


思考や意図が互いに絡んで気持ちが一つになるのが カタチ になっていく瞬間。まるで美しい音楽みたい。プレイがリズム、ハーモニーがメロディを産んで、ことばなしにうまく動きがアアしてコウしてドウドウドウ!グルーヴ感のあるバンド演奏みたい イェエエエエエエエエエイ!

 

 

 

独自にコーフンしててもアレなので動画の中、お気に入りのプレイを一つ。

 

20:40 あたりに紹介されてる速攻。

落ちた敵のシュートをリバウンド(拾った)したひまわり様。すかさずポイントガードの町田さんちのお嬢さんに渡すとお嬢さんはスピードを生かしてドリブルで攻め上がります。そして最後はボーリングみたいな技有りのアンダーバンドパス(=ショベルパス)。

 

わずか5、6秒の攻撃の中、コレがコウなってアアなるようにコウしたっていう段取りとゆうかストーリーが見えませんか?

 

↑えっへん顔みたいな町田さんちのお嬢さん…許す…。


 

おそらく……ですが町田さんちのお嬢さんはボールを得た瞬間にすでに「アア」したいというのが見えてたと思うんです。「神業」ショベルパスまでは見えなかったとしても右側へのパスは想定してた。

だから右手でドリブルを始めた(=「コウ」した)と想うわけです。


もし左手でドリブルをしていたら右側の味方にパスを出すときいったんボールを持ちなおさなきゃならなくなる・・・一瞬パス出しが遅れてディフェンス側にプレイが読まれてしまう。だから右手でのドリブルを始めたと思うわけです。


よく観ると途中、一回だけ左手でドリブルをついています。しかしそれは左側にいくぞ、、っていうディフェンスへのフェイク。次の瞬間には右手に持ち替え敵の逆をついて左側から真ん中に向かって移動し始めます。かけひき。

 

さて、この攻撃の起点となっていたひまわり選手。たぶんひまわりは町田さんちのお嬢さんが右手でドリブルをついてるのを見て「こりゃいかん、あのお嬢さんは右側へのパスを考えて(アアしようとし)てんじゃね?」。しかも右側あたししか走れる人いないじゃん!やべえ監督にドヤされるっ!!と察してすんげえ素早く走ってくれて(コウして)ます。


動画でも言ってますが全力でリバウンド(ジャンプ)した後のダッシュ。きついす。


「SLUM DANK」29巻でも山王の河田兄が花道をジーっと観察してるシーンがありますよね。「フルパワーで着地したあとあれだけのダッシュは並みじゃできねえ。誰もそんなとこ見てねえだろうが」



 大丈夫っす、ひまわり。ひまわりのダッシュは動画に残ってます。ひまわりが思った通り、右側に走り込むスペースが出来ました。

 

ただし、このスペースはたまたまできたわけじゃありません。先に書いたように町田さんちのお嬢さんが左サイドから攻め上ってるし、左手で一回ドリブルついたのでフランスの人は左側に注意がいったのもあります。


それだけではありません。姉御宮澤さんが先行して真ん中を走っていたんです。姉御宮澤さんには姉御なりのストーリー(アーリーオフェンスとか)がたぶんあったと思いますが、ハーフライン(半分)越えたあたりで右側ををひまわりが必死に走ってんのに気づきます。

 

ホントは自分がダンク決めたかったとこでしょうが姉御は我慢。ひまわりをイカスために相手のディフェンス(5番)が右側に来ないよう、壁(スクリーン)をつくってるのが見えます。

 

ソレに呼応するかのタイミングで町田さんちのお嬢さんは右側に方向転換。


姉御のスクリーンも次のタイミングには外され、ディフェンスが右サイドに来てしまふ。さらに町田さんちのお嬢さんの前にいるディフェンスも右側へのパスを抑えにくる。町田さんちのお嬢さんはパスを出すならこの瞬間しかないと判断したはず…からのショベルパス。


5、6秒のプレイに思わず文章が長くなってしまいましたがコレがコウなってアアなるようにドウするか?っつうことが実践されてるバスケットの面白さを知ってもらえたらうれしいです。



んで、スラムダンクの神奈川県No.1ガード(自称)くんのくりだした速攻を書こうかと思ったんですが長くなるのでまた今度(たぶん)。

 

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