走ることについて語るときに僕の書くブログ

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タイトルの通り。
ワタナべの走った記録です。時折、バスケット有。タイトルはもちろん村上春樹さんのエッセイのパクリ。

いま、寝たきりでテレワークしてます。三週間近く続いてます。時々会社に行ってみるけど尻痛と微熱とめまいで早々に帰宅。帰るなりグワシャーとベッドに身を投げます。


なんの病気だか分かりません。症状は上に書いたように尻痛と微熱とめまいです。尻痛は三週間前に孫ちゃん2号をバギーに乗せて五キロのジョグした後に発生。普通の筋肉痛でしたがその二日後、発熱と嘔吐と下痢が発症。


内科では胃腸炎として薬が処方され一週間くらいで快方に向かいましたが、なぜだか尻痛の鈍痛はひどくなり…たぶん解熱剤飲んでたから鈍痛に気づかなかっただけ…接骨院と整形外科を経て現在に至ります。胃腸炎は完治せず?めまいと微熱が残ってます。尻痛と胃腸炎?がリンクしてる?かどうかは分かりません。リンクしそうにないけど。


ネットでAI診断すると分からない項目が多いせいか、精神疾患という結果がでます。ですが、やりがいのある仕事。楽しめる職場で不愉快はありません。ウソ。不愉快はある。深刻じゃないし、みんなと共有してるから解消できてる。


長く座ってると尻痛もあるけど、めまいがしてきて横になりたくなります。立っていても同様。なので通勤はセンバル三本目くらいのキツさです。


当然走れません。呑めません、映画館行かれません。嗚呼、クワイエットプレイス、ルックバック、先生の白い嘘、フェラーリ、もしも徳川家康が総理大臣になったら…、観たいなあ。


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いきなり。合宿最終日。「緑の島」というやや非観光地区。



映画「草の響き」でもジョギングコースとして撮影されてた。


主人公と、スケートボーダー高校生と初めて邂逅するシーンが撮影されている。ところが並走ショットにあたるこのシーン↓



緑の島のランニングコース上、どの角度で撮っても両者を一望できる場所はない。おそらく合成。それだけに製作者にはこだわりのあった絵なのだろう。



おまけ

函館の目玉のひとつは函館山からみた函館の夜景がある。これはよかった。函館の狭い急坂や倉庫類の街灯のひとつひとつがヒトが営むアカシのように思った。キザにたとえるとこのあかりは生(vi)だと。生は地面にへばりつくように存在していてはかなげに見えた。しかし決して醜悪や惨めではなく、自然の暗がりに対抗して(勝てるはずがないのに)懸命に輝いていて、立派な志しにさえ感じた。

 

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北山修が一日で仕上げた詩に加藤和彦が「最高だよ」とはしゃぎながらこれまた一日で曲を仕上げたらしい。


「最高」の歌詞は以下の通り。

 ※「素晴らしい」→「素晴しい」が正当。



古い楽曲だから何度も耳にしていたが、違和感があった。歌い手はもう一度を望んでいるだろうに熱意がないなあ。というもの。むしろ、「今はもうかよわぁなぁい」の「わぁなぁい」のほうが強調されていて耳に残る。その後のサビ「あの素晴しい愛をもう一度」は二度繰り返されますがお題目みたいな平坦な印象。


も少しコーラスで盛り上げて「もう一度」を願うココロを強調すりゃあいいのに。と思っていたが楽曲制作過程のエピソードをhttps://ja.m.wikipedia.org/wiki/あの素晴しい愛をもう一度


を読んで、なんか納得。なるほど、北山と加藤はもう一度を望んでなかったんだね。以下一部引用


この曲のオリジナル録音(1971年)のきっかけは、東芝音楽工業がフォークルの再結成を図って加藤・北山の両人にはたらきかけたものであるとされる。当時、フォークルの再結成はあり得ないと明言していた2人は、ジャケットでもカメラを全く無視している。これには東芝に対する抗議の意味を込めていると加藤・北山ともに当時のラジオ番組で語った。」


カメラをガン無視というジャケット


「あの素晴しいバンドをもう一度」とでも言いたげな東芝の言い分。ところが、ザフォーククルセダースでやりたいことは尽くした。だからやらないという意思が二人にはあった。そのバックボーンには「音楽家として同じアプローチはしない」という加藤の強い哲学。(たとえば、フォークルの大ヒットデビュー曲「帰ってきたヨッパライ」、世間的には二曲目は似た楽曲が出てくると思いきやフォークルはコリアの南北分断を憂う楽曲、「イムジン河」を選択。二番煎じを嫌う加藤の哲学は当初からあった)


二人は東芝の「もう一度」に意趣返しした意図があったのだろう。「今はもうかよわぁなぁい」を強調することで「あの素晴しい愛」が二度とないことを歌う。その一方で二度あったらいいなあ、という気持ちも残っている。楽曲には儚さや虚しさ、悲しみが、スリーフィンガーのギター独特のニュアンスと相まって独特の余韻が残る一節になってる。

(とはいえ、フォークルは2002年に限定再結成。その後もちらちら再結成的な活動を繰り返していた)


歌詞で特徴的なのは日本語しか使われていないこと。ちなみに北山は「日本は花火や月見など同じものを見て愉しむ横並びの愛がある」(大意)という意味のことを言ってます。「月がキレイ」を愛してるという意味?ととらえる方々がいますがこれなどまさに横並びの愛を示す事例。


加えてこの歌詞には私、彼、彼女らなど主語がない。歌われているのは恋人だけじゃなく、師弟愛、友情もあり得る。「赤とんぼの詩を歌った空はなんにも変わっていないけれどあの時ずっと夕焼けを追いかけていった二人の心と心が今はもう通わない」、どうでしょうか?おいらにはここでの二人を幼馴染や親子と想定(解釈)するとしっくりきます。


「二番煎じはしない」加藤のその哲学が後年まで音楽活動の重石になっていったような気がしています。そうゆうことも考えると多彩な想いを生じさせる大傑作と思います。


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函館は短いけど急な坂があったり、砂浜があったり、涼しいし、334mの函館山があったり、、で走る環境は理想的と思う。んで、函館を舞台にした映画作品も多い。撮影聖地巡礼+ラン、という企画。

 

とはいえ、トメもついてくる。一日中合宿してるわけにもいかん。合宿に許された時刻は0800までの早朝。

 

合宿所(ホテルのことだ)から海沿いを走る。

 

石川啄木は短期間函館の新聞社に勤務してたらしい。啄木の愛したという浜にて。彼の好きだったハマナスの姿はなかった。海はいいね。閉塞感がない。なんつうか、その土地に「開かれた未来」とか、明るい彩りを添えるよ。

砂浜を戯れに走ったけど筋肉に効いてる印象。「バカヤロー」と叫んで砂に寝ころび、、、たくなったが釣り人がパラパラといたので自粛。

 


根崎公園。ラグビー場とサッカー場のある普通の公園。観光地じゃない。でも映画「草の響き」の撮影場所。「草の響き」は函館出身作家、佐藤泰志の自伝的小説。それを原作とした数年前の映画。函館の映画館が企画。オール函館ロケ。


東出昌大演ずる主人公が自律神経失調症を発症。心身のリハビリで故郷の函館にもどりジョギングを始めるが…?という筋書き。のちに自死した原作者、スキャンダル復帰直後の役者、そういうリアル背景をふまえて改めて作品を観返すと意味深。


現場はトレイルっぽい綺麗な芝生があって気持ちいい。妻役の奈緒が犬の散歩もしてたり、主人公が号泣しながらうずくまっていたのもこの場所。根崎公園は作品のキービジュアルになってる。

 

作品中「川っぺり」とされていたが実際は川はない。両側はラグビー場とサッカー場。犬の散歩してるのは近所のおじいちゃん。「おはようございます」と挨拶したが無反応だった。

 

 

同じく「草の響き」のロケ地。走り続け、くたびれた主人公が橋の途中で折り返す場面。

 

ちょいと角度は180度違うがそのロケ地ともえ大橋。今月末に開催される函館マラソンのコースにもなってます。

 

もうちょっと続けるかな

 

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成瀬あかりが14歳の夏を西武大津店にささげたように、「ワタナベきうじはこの夏を来春のびわ湖マラソンに捧げようと思う」。、、ってか来春まで待てない。いますぐ膳所高校に詣でて、フレンドマート大津駅前店に寄って、90分コースのミシガンクルーズしたい。赤い腕章をして徘徊してる奴がいたらワタナベがパトロール中だと思ってくれ。ワタナベは信じた道をいく。

 

 

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少し前から心と外部の関係とゆうか外側の感触に変化があってその正体が分からずにいた。たぶん高校の同窓会があったから?と思い着いた。


同窓会は「いまの自分がどれだけ社会的に充実してるかの合戦場」になる気がして、社会的武器の足りない自分はボーカンに至るなあ、やだなあ。と思い込んでいたんだけど、あいつらそんなことはなくて実に気持ちのいい会合だったので楽しんだ。ついでに高校当時に聴いていた音楽を聴いてみたくなるノスタルジーが発生。帰途にAmazonプライムで「80年代の音楽」みたいなリストをひたすら聴いてるうちに…冒頭に書いた外側の感触が変化したみたい。


以来、走りながら、働きながら、ぼうっとしながら継続するこの感触の正体をわかりたかった。いまはこんなふうに言語化できる。


「存在しないものが存在しないと証明するのはとても難しい。」

 

なんだか大げさな物言いではずかしーんだけどホントのコトなんで仕方ない。


たとえば同窓会にたとえると、当日欠席した人。その場には存在しなかったけど(たぶん)生きてる。でも連絡が取れなかったら生きてることを証明しにくいな。、なので(たぶん)ということ。いまは僕ら還暦60前後だけど何年か経たら(たぶん)のニュアンスが弱くなって(きっと)くらいになって…。そう考えてくと、存在しないものを存在しない、と予想しやすくなる心理の寂寞さを改めて感じていたんだろうな。具体的には時のうつろいに虚しさを思っていたんだろう。ノスタルジーと呼ぶのかな。


そんなふうに存在、非存在。ひいては生死を思う感じに至る還暦過ぎの最近。


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一ヶ月くらい書かずにいたので生存確認ブログでございます。普通にジョギングしてる毎日です。ランナーというよりジョガー。あ、昨日は坂道ダッシュしてみましたけど。


五月末で定年60歳。その後もお嫁さんが「働け!」とゆうので働くことに。資本主義のミライとかを考えたり、試したりする日々でございます。


義母+長女+孫ちゃんの計六人くらいで(半)同居。四世代同居は可愛い孫との「悠々自適な老後」を幻想に。一家の大黒柱である長女は仕事にかまけ、必然的に孫には「子育て」的立場で時に厳しく接する必然が生まれ、「可愛い可愛い」とニマニマしてもいらない立場。人のことわりが分って下さる会社の仕事のほうがナンボか楽か…家事>会社仕事という図式。、とゆうわけもありゴールデンウィークは出社に。


長くなるのでこのへんで。


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板橋以来、三週間ぶりに走った。いい天気。マイ不整地コースにも桜が咲いていて普段は滅多に人とすれ違わないとこだけど人がたくさん…10人くらいとすれ違った。中には走ってる若い夫婦?を見かけた。運動に心得があるけど継続して走ってはいない雰囲気。このコースで走る人を見るのは初めてなのでうれしくて話かけたくなった。


「このコース素敵ですよね。ここをいつも走ってらしゃるのですか?そうですか。おすすめですよ。夏の暑いときでも田んぼに水がはられ、桜の木で日影ができて、朝であれば比較的走りやすい。これからもよろしく。」


とか考えたけどなにを「よろしく」なのか分かんなくて話かけられなかった。最近の流行り言葉、「マウント」…意味がよく分かりにくい…をとりにいってる(よくいる)老人みたいに思われるかもしんない、とか、思ってしまい。自分には年齢による上下意識は皆無なのに、受け取る方でマウント幻影を見てることが多い感触もある。たまたま老人なのに。


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板橋CITYマラソン後、水曜日くらいから筋肉痛も消えると走りたくなってきました。この寒さが当日も欲しかった!とか思いますが適切な温度、風向きでもうまく走れたかどうか。

おもえば10キロ過ぎからもう筋肉痛が始まっていてフルマラソンを走り切る筋力ができてなかったことを思わせまする。悪天候以前に課題があったと。

 

 

先日、孫1号が幼稚園を卒園。春から近所の小学校に通います。

表現系に積極的な彼女。

 

消しゴムでハンコをつくってパンダとミッフィの版画を模造紙全面に並べて、好きな色を塗ったものです。孫1号のお気に入りは画面左端上から四番目、「都市伝説のミッフィ」(謎語)だそうです。アンディウォホールみたく末は億単位予定。

 

 

母親の誕生日に歌をつくって、(五線譜を知らないので音名で記載。ドイツ式...H=シ)

 

 

絶唱w。

 

 

できますれば学校教師には自由な態度で接して欲しい。けなしたりせず、ほめたりせず、見守っていただきたく、祈。

 

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板橋CITYマラソンを走ってきました。



風向き

コースはずっと川沿い。街中レースに比べると風をモロ受ける。特に追い風はソレに気づかない(耳元で風音がしない)ので調子がよいと勘違いしがち。

秒速1〜7mの和風程度。時折、強い突風が吹いた。行きは追い風、途中で横風…だけど耳には向かい風に聞こえた。帰りは追い風、途中30kmあたりから向かい風。


気温

スタート時12度、20度まで上がり暑かったよう。だけど風が吹くので自分はさほどの高温には思われなかった。さほど条件は悪いように思えなかった。



ペース設定

0540前後で行かれるとこまで。でも落ちても逆らわずムキにならず、なすがまま。



レース経過

以下の通り、


1〜14km 設定ペース

15〜24km 0550〜0615

25km以後 歩いたり走ったり

ゴールタイム 五時間七分


25kmでDNFを考えたが回収バスが見当たらないので多くの人を回収できそうになさそう?な雰囲気。倒れるとかスゲェーツルとかない限りDNF言いづらい雰囲気。


…なので25km以後の17kmは地獄。足裏から肩から膝から痛むアレ。沿道の声援や眼差しがなかったら七時間くらいかかったかも。



感想

記録はワースト。なのでいままでと違う経験を得られた。その経験にはさほどネガチブなニュアンスは感じなかった。

長い距離、あるいは長い時間走る練習をしたほうがよいと思った。走る日を減らしても筋トレしたほうがよいと思った。走ること以外にもやりたいことがあるので以後ランニングを継続するかは白紙にしときたい。


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