いきなり。合宿最終日。「緑の島」というやや非観光地区。
映画「草の響き」でもジョギングコースとして撮影されてた。
主人公と、スケートボーダー高校生と初めて邂逅するシーンが撮影されている。ところが並走ショットにあたるこのシーン↓
緑の島のランニングコース上、どの角度で撮っても両者を一望できる場所はない。おそらく合成。それだけに製作者にはこだわりのあった絵なのだろう。
おまけ
函館の目玉のひとつは函館山からみた函館の夜景がある。これはよかった。函館の狭い急坂や倉庫類の街灯のひとつひとつがヒトが営むアカシのように思った。キザにたとえるとこのあかりは生(vi)だと。生は地面にへばりつくように存在していてはかなげに見えた。しかし決して醜悪や惨めではなく、自然の暗がりに対抗して(勝てるはずがないのに)懸命に輝いていて、立派な志しにさえ感じた。