この記事を書くパワーが無くご無沙汰しておりました。
穴師坐兵主神社には、応仁の乱で社殿が焼失した巻向坐若御魂神社、穴師大兵主神社が合祀されています。
『大和の原像 知られざる古代太陽の道』小川光三著を読み、いつか穴師山山頂付近のゲシノオオダイラに
ある穴師大兵主神社跡へ行きたいと思っていました。
12月2日 遂に念願のゲシノオオダイラ探索へバイクで向かいました。
巻向駅近くの鳥居から。
景行天皇纒向日代宮伝承地から穴師山。
山の中腹まで蜜柑畑が拡がっています。
龍王山への古道「天皇坂」から穴師兵主神社跡へ通じているようなのだが、
畑で作業されていた地元のかたに尋ねましたが「天皇坂は知らない。山道も薮で通れへん。」とのこと。
穴師坐兵主神社から地図にある3ルート全てが薮で通れませんでした。
一つだけ藪の下を通れそうな道があり進むと猪の掘った巣穴?があり、獣道でした。
最後の手段で登山のレポートにあった谷へ降りて尾根から進むルートへ向かいます。
植林されていますので、道のようなものもあり尾根へ登ります。
途中に石組があり、住居跡でしょうか?
登り切ると林道(おそらく笠への巻向川沿いの道からの林道)へ出て、登って行きます。
初めて北側から見る三輪山。
林道から山道に入ると不思議な光景です。
数段、人為的に盛られたピラミッドのようで東側には大きく掘られたような溝があり、
頂上はこんもりと盛られたような小さな丘の様です。
穴師山を調べていた時に、誰かが「饒速日の墓」だと書いておられたのを思い出しました。
溝から南東方面へテープの目印があり伝って登って行くと頂上に辿り着きました。
しかし、あの有名な「ヤカン」(勝手にリンクしてすみません)が見当たりません。
「この前の台風で飛んでいったのかな?」と思いゲシノオオダイラを探します。
帰ってから、雄岳と雌岳があったのを思い出し、もう一つのピークへ行ってませんでした。
気合い入り過ぎて長くなりそうなので、続きます。